こたつ の商品レビュー

麻生知子(著者)

2025/01/13

1年で最も家族団欒できる大切なひとときを切り取った絵本です。最初から最後まで、こたつの上からの読者の視点が固定されているのがポイント。

とにかく独特な絵がたまらなくワクワクします。顔は見えないけど、妙にリアルに描かれる物の設定が細かくて、大人が読んでも絵の読み応えがあります。

こたつも家族もぬくもりであふれた心温まる絵本。1度読めば、毎年冬に必ず読みたくなるでしょう！

2024/09/14

こたつに入ったらよけいねむくなるから、かいけつほうはこたつに入らないで新年をむかえるのがいいと思った。

2024/08/08

炬燵まわりの家族の風景

○ユーモアとあたたかさ
○ジェンダーの役割的にひっかかる人もいるかも

2024/07/28

大晦日の寒い朝。いつもどおりの冬の一日が始まりました。「今日は夜中まで起きている」と家族に宣言する子どもたち。朝ごはんを食べて､宿題そっちのけで､暖かいコタツで寛ぐお父さん。おせち料理､年越し蕎麦の準備に大忙しのお母さん･･･ 非日常のノンビリ感を味わいながら､大晦日の夜は更けていきます･･･。コタツを取り囲む一家団欒の風景を､天井から見下ろす形で描かれたユニークな絵本です。暑い夏の盛りのなか､ホットな気分高揚を味わってみよう！

2024/06/30

大晦日で12時まで起きてられるかなぁと思ったけど、小田さんは起きてられていたからすごいなと思いました。「こたついいなぁ。」

2024/06/24

昨日のなつやすみに引き続き、こたつもいいなぁ。
今度は冬休みだ。
大晦日。
除夜の鐘を突きに行ったことはないけど、年末年始はおじいちゃんおばあちゃんの家で過ごしたのを思い出した。
お正月は毎年従兄弟含めて総勢20人、最後はひ孫まで集まって30人いたんだけど、今の家ってそんなに入れないもんね。
なんかそれはそれでさみしいなぁ。

2024/02/15

こたつを中心に描かれた年末年始の家族の様子
定点観測や顔文字などユニークな構成
子どもはプチ探し絵の部分に食いついた♪

2024/01/05

ある家族のこたつでの様子。

年末年始を過ごした家族の動きが、あるあるすぎておもしろい。

もちろん昭和世代の私にはドンピシャで、今もこたつの生活である。

そして、我が家にはこたつの上にみかんがある。
みかんに新聞にリモコンにティッシュが、デデーンと定位置にある。
もちろんごはんを食べるときには、避けるのだが…
ほぼある。

年末に子どもたちが帰省し、「やっぱりこたつ、いいわ」なんて言いながらずっと入っている。
…で動かない、動いてくれない。
そうなるよ、毎年のことで覚悟はしてるけど入る場所のない私は、ずっと台所仕事で「ちょっとなぁ」なんて思った年末年始だった。

あっ絵本のことが…
昭和を感じるこたつ風景でした。
こたつで年賀状を書き、子どもは宿題をする。
トランプをしてオセロで遊ぶ。
年越しまで起きていて、お正月はお節を食べる。
ほぼほぼ、現在も絵本と似た過ごし方の我が家に時代遅れ…かもなんて思った。

2023/12/23

古き良き、日本の年末年始。
まずこたつが家にあるか？
年越しでお蕎麦食べるのか？年賀状は？
と、今後の日本では、こんな時代があったんだねーと懐かしまれる一冊になりそうだ…

上からの描写だけで話が進む、新しい絵本の形。

2023/10/05

こうたくんの家のこたつの上目線で、大晦日から元旦までが語られます。温かい家族や友達や親戚が集まる、懐かしい風景です。