料理大好き小学生がフランスの台所で教わったこと の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クラウドファンディングで得た資金を元に、フランスへ料理を教わりに行った小学生の本。 家は長野の農家で、神戸に住んでいた頃の1歳1か月から包丁握らせてもらってたというから驚きだ。そこから料理好きになったそうな。本人もすごいけど親もすごい。 農業の繁忙期には海外からもボランティアが来てくれるそうだが、そのなかでもフランス人シェフの影響が大きかったらしく、死ぬかもしれなかった病気を経て、実際にフランスへ行って味わってみたくなったということだ。 本はかなり手作り感満載。 パリ、シャンベリー、リヨン、トゥールーズ。フランスでの食事や暮らしに関する気づきが微笑ましく、そしてときに鋭く書かれている。 実際にその地を訪れたことがない自分にとっては、目新しい情報ばかりで面白く読んだ。 写真はほぼ母撮影なのだが、デザイナーついてるならフォトショで暗すぎるところ編集してあげなよと思った。 彼が教わったレシピは14個載っている。 どれも華美ではない素朴な家庭料理ばかりだ。 意外と日本ナイズされているようで、手に入りづらい食材は代替記載されているし、複雑な手順はない。 ポレンタはぜひ作ってみたい。 スープとか煮込む時間が長かったりするものは、短気な自分には向かないかな。無水鍋とか圧力鍋に頼っちゃいそう。
Posted by
- 1
- 2