昭和天皇物語(7) の商品レビュー
大正天皇崩御によりついに始まった昭和の世。ここから日本国はジェットコースターのような16年間を経て、1巻冒頭のシーンに至る事になる。その端緒として満洲で発生した張作霖爆殺事件。その後満州事変にも繋がり、戦争の時代が始まる。この時ああしなければ、こうしなければ……とばかり考える事態...
大正天皇崩御によりついに始まった昭和の世。ここから日本国はジェットコースターのような16年間を経て、1巻冒頭のシーンに至る事になる。その端緒として満洲で発生した張作霖爆殺事件。その後満州事変にも繋がり、戦争の時代が始まる。この時ああしなければ、こうしなければ……とばかり考える事態が勃発する。若い陛下の心中はいかばかりだっただろうか。
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大正天皇は大正15年についに崩御せられ、皇太子は直ちに践祚して昭和の時代が始まる。昭和になっても金融恐慌、中国情勢など課題は山積していた。一方、留学先のロンドンから帰国した雍仁親王は、短期間だが歩兵第三聯隊長の永田鉄山大佐とも接し、総力戦に向けての陸軍刷新を説かれる。雍仁親王を敬...
大正天皇は大正15年についに崩御せられ、皇太子は直ちに践祚して昭和の時代が始まる。昭和になっても金融恐慌、中国情勢など課題は山積していた。一方、留学先のロンドンから帰国した雍仁親王は、短期間だが歩兵第三聯隊長の永田鉄山大佐とも接し、総力戦に向けての陸軍刷新を説かれる。雍仁親王を敬愛する安藤輝三大尉も、疲弊した国民生活を救えるのは雍仁親王のみと固く信じていた。そんな時、田中義一内閣の下で満州事変が勃発、事変処理を巡って天皇は田中への不信感を強めることになる。政局は困難を極めるが、一致協力すべき兄弟の亀裂も今後深まっていくのである。
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私が物心ついた頃には、もうおばあちゃんだったような気がする香淳皇后。その若かりし頃のこと(子との死別など)が印象的だった。
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大正天皇の崩御から昭和天皇即位、永田鉄山、田中義一、張作霖爆殺の辺りまで。 この間の昭和天皇の心の揺れ動き、覚悟のようなものを感じる巻。 昭和に入りいろいろと血生臭い動きが相次ぐように。 時代の流れ・匂いがわかりやすく描かれている。
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- ネタバレ
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ついに長く患っていた大正天皇が崩御。大正天皇は即位時代も長い明治、昭和の両天皇に挟まれこうやってその姿を描かれる事があまりなかったからこの漫画で見れて良かったです。47歳、昔にしても若すぎる崩御ですよね…。歴史にもしもを言っても仕方ないけど、令和の今にいらしたらもっと長生きされたかなあ…。
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本巻は、一旦休憩、踊り場、足踏みといったところか。 まだまだ期待させてくれる状況であるため悲観しない。
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#漫画 #昭和天皇物語 これは……満州事変なのかな? 自分の子供の死を嘆く間もない香淳皇后が何とも言えない。
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踏んではいけない尾はあるとの共通認識に立ったマンガのようですな。 予想されていたとは言え、ちょっと哀しい。
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