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ぼくの楽園 の商品レビュー

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2020/11/11

詩人であった叔父。その友人が今秋上梓したもの。著者は大学生協の食堂長として、京都の学生の胃袋を満たしてきた方でもある。情景がイメージしやすい詩があるかと思えば、例えるなら、浅川マキの気だるい歌「夜が明けたら」や「ふ しあわせという名の猫」などが脳裏をかすめる詩もある。読み進めると...

詩人であった叔父。その友人が今秋上梓したもの。著者は大学生協の食堂長として、京都の学生の胃袋を満たしてきた方でもある。情景がイメージしやすい詩があるかと思えば、例えるなら、浅川マキの気だるい歌「夜が明けたら」や「ふ しあわせという名の猫」などが脳裏をかすめる詩もある。読み進めると、叔父や母とおぼしき人物が登場して、詩に疎い私もドキリとしたり、アンニュイな気分に浸ったり。

Posted byブクログ