総理の夫 First Gentleman 新版 の商品レビュー
男性社会の中で日本の頂点に立って、日本の改革を目指す凛子がカッコいい。 今ある問題を今だけでも乗り越えられたらそれでオッケーにするのではなくて、問題がより大きくなる前に根本的になんとかしようとする覚悟も決断力もカッコいい。 ちゃんと未来を見据えてるのもカッコいい。 言ってる事とし...
男性社会の中で日本の頂点に立って、日本の改革を目指す凛子がカッコいい。 今ある問題を今だけでも乗り越えられたらそれでオッケーにするのではなくて、問題がより大きくなる前に根本的になんとかしようとする覚悟も決断力もカッコいい。 ちゃんと未来を見据えてるのもカッコいい。 言ってる事としてる事がちぐはぐな政治家が多いのに、自分が言った事は一貫して、ちゃんと行動に移してるのもカッコいい。 今の日本にこんな政治家いないもんなあ~。 こんな政治家だったら日本を任せても怖くないし、付いて行こうと思えるのに。
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凜子さんみたいな人に首相になってもらいたい。 日本、これからどうなるんだろう。 子供産んで大丈夫なんだろうか。 安倍首相の奥さんが後書書いてるんだけど、女性の活躍じゃなくて保身のみに走る政治家について書いて欲しかった。まあそこは触れられないから当たり障りのない女性の活躍を書いた...
凜子さんみたいな人に首相になってもらいたい。 日本、これからどうなるんだろう。 子供産んで大丈夫なんだろうか。 安倍首相の奥さんが後書書いてるんだけど、女性の活躍じゃなくて保身のみに走る政治家について書いて欲しかった。まあそこは触れられないから当たり障りのない女性の活躍を書いたんだろうけど。。 てか、 原久郎て小沢一郎じゃん!
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「ある政治家が総理大臣の椅子に近いところに陣取ったとしたら、あとはその椅子を獲得することが目的になってしまうことがほとんど」 今の総裁選だ〜!!!!
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20xx年9月20日 相馬凛子・42歳が 第111代日本国内閣総理大臣になった。 女性初・史上最年少だ。 この歴史的な出来事を後世に遺すべく 凛子の夫、相馬日和の日記形式で進んでいく。 国会へと向かう凛子への日和の言葉が印象的だ。 「僕は、女性が総理になったとは思わないよ」 「君は総理になった。これは必然だ。 しかし、君は男性ではなかった。これは偶然だ」 小説では「女性初」「史上最年少」の総理が誕生したのは第111代。 現・岸田総理は第101代だ。 相馬内閣の組閣では 最年少が39歳。 40代、50代が中心で60代は3人だけ… 読みながら つい現在の自民党総裁選に立候補されている方々のことが 頭をよぎる。 女性は高市早苗さんと上川洋子さん。 最年少は小泉進次郎さん・43歳。 自民党総裁選の投開票は9月27日。 どうなるのだろう… 長く積読だった『総理の夫』だが 私にとっては今が読むタイミングだったのかもしれない。 そんな気もしている。
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感動して泣いた。 母の言葉に泣いた。 こんな総理がいてほしい。 これまでの総理がそうでは無かったとは思わないし、同じ志だったと思いたいが、具現化したり、行動に移したりできなかったという点で、こんな総理がいてほしい。
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この本が上梓されたのが、2013年? 初版が2016年? 私が読んだのは、2024年7月。 その当時の感性もあるだろうから、評価するのはナンセンスなのかもしれないと思うが、、、 ラストが全く納得いかない!! いつもは評価星2以下は点けないのだが、もし万万が一、編集関係の人の目に付...
この本が上梓されたのが、2013年? 初版が2016年? 私が読んだのは、2024年7月。 その当時の感性もあるだろうから、評価するのはナンセンスなのかもしれないと思うが、、、 ラストが全く納得いかない!! いつもは評価星2以下は点けないのだが、もし万万が一、編集関係の人の目に付くことがあればと思い、今回はあえて付けてます。 以下、ネタバレを含みます。 ラストで相馬凛子は妊娠し、総理大臣を辞任しようとするのだが、その時の相馬日和の反応として、妊娠を大変喜んでいるのは伝わった。 出産、育児の大変さと総理大臣という重責に悩む凛子。 ここ!! なんで日和は 「僕が子育てするから、安心して」 の一言が出ないかね?? 日和の仕事が切羽詰まった業種ではあるまいし! いやいや、最後まで読みなよ、最後は日和が子育てしてるじゃん? と、仰っる方もいるかもしれんが、その描写が 「代わりに私が面倒みているのだ」 ??! 父親が子育てするのは、"代わり"なの?? 俺が主夫をやっていた(今は私も時短を卒業し、妻と4対6ぐらい)から、気になるのか? いやあ!絶対このラストの描写は直した方がいいって! 途中が面白かっただけに余計に納得いかん! 原田マハさん、大好きな作家さんだけに納得いかない作品だった。
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凛子がとんでもなくかっこいい。 途中、日和の頼りなさや「おめでたい人」なところにイライラするところもあるけど、凛子と一緒に強くなっていくところがいい。
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長年の積読解消。 日記や書簡調の本がなぜか得意でなくて、前回は序盤で挫折。 今回もダラダラ読んでいたが、凛子が首相になってからの展開が面白くて後半は一気読み。 特に最後の方は子を持つ母親として考えさせられた。 そして久しぶりだったけど、やはり原田マハさんは読みやすい!!!
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音楽を聴いているようにすらすら読めました。日和さんの話し方なんだろうと。ほんとにこんな人出てきてくれないだろうか。原九郎さんもいい味出してる。
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原田マハ氏の映画化された作品だったので、興味はあったけれど、政治の話だしなあ、と積読になっていた。 ようやく。 史上初最年少の女性総理大臣が誕生、というところから始まり、その夫、ファーストジェントルマンの視点でストーリーが進む。 内閣や大臣、政治の詳しい描写になると、なんとな...
原田マハ氏の映画化された作品だったので、興味はあったけれど、政治の話だしなあ、と積読になっていた。 ようやく。 史上初最年少の女性総理大臣が誕生、というところから始まり、その夫、ファーストジェントルマンの視点でストーリーが進む。 内閣や大臣、政治の詳しい描写になると、なんとなく拒絶反応が出て飛ばした部分があるけれど、理想的な夫婦関係を重視して描かれているように思う。 夫を支える妻が当然だと考える方が多い中、妻を夫が支える、という真逆のストーリー。 日和さんのほんわかした雰囲気が、凛子さんの鋭さをまろやかにしてくれますね。 出世していく妻を妬むことなく、出来ることはなにか、を考える日和さん。 たしかに理想の夫婦だと思う。 ラストには少々ハラハラしましたが。 お日柄もよく、のスピーチライター久遠さんも出てきましたね(ですよね?) この作品を読みながら、男女平等だと認識しつつも、妻を支える日和さんを頼りないと感じたり(凛子さんが夫である日和さんに求めるものは頼りがいではないのだと思うけれど) こんな逞しい妻を持った日和さんは大変だなと思ったり。 私自身、まだまだ男女平等の意識が足りないことを実感した。 映画の方も見てみたいと思っている。
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