総理の夫 First Gentleman 新版 の商品レビュー
最初なかなかハマれなくてイマイチかも…って思ってたら中盤以降で私の心を掴んでイッキ読みでした。 あーまじで相馬凛子のような総理がいたらいいのに…ってこの本を読んだ人は全員思ってると思う。 映画も前から気になっていたので今から観よう。 初めての原田マハでした。
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映画を先に観た。総じて映画の方が良かった。小説では二人の馴れ初めが描かれていて、それは映画では観られないのだ。
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女性総理を支える夫目線の物語。 現実はそう上手く行かないのだが、全くの妄想ともいえない。過去の歴史でこのような英雄が生まれてきたのだから。 本作は日記形式による総理の夫目線で語られるが、タイトルにもなっている「総理の夫」はほぼ傍観者であまり活躍しないばかりか足を引っ張る場面さえあ...
女性総理を支える夫目線の物語。 現実はそう上手く行かないのだが、全くの妄想ともいえない。過去の歴史でこのような英雄が生まれてきたのだから。 本作は日記形式による総理の夫目線で語られるが、タイトルにもなっている「総理の夫」はほぼ傍観者であまり活躍しないばかりか足を引っ張る場面さえあるところが悲しい。終盤の解散総選挙で応援演説をしたらしいが、総理からあなたに演説してほしいと言われた流れでその活躍を描いてほしかった。 総理との絡みもかなり薄く、野鳥研究者の肩書もあまり活かせず残念。 腹黒政治家の原久郎の謀反と解散総選挙の場面は盛り上がりを見せており、敵方は原と政界の兄のほぼ二人に絞ったところも展開がわかりやすくて予科だたと思う。
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近い未来に理想的な女性の総理大臣が登場したら、という設定の物語。軽い語り口で物語は進むが、中で語られる政策などは少なくとも素人目にはまったくのでたらめな感じは受けなかった。そんなに難しい話も出てこずに、最後まで気軽な感じで読むことができたが、少しライトノベル的な感じもあって、重...
近い未来に理想的な女性の総理大臣が登場したら、という設定の物語。軽い語り口で物語は進むが、中で語られる政策などは少なくとも素人目にはまったくのでたらめな感じは受けなかった。そんなに難しい話も出てこずに、最後まで気軽な感じで読むことができたが、少しライトノベル的な感じもあって、重厚な読後感ではなかった。
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日和の母も原先生も途中から強い味方になって、みんなで応援したいと思える素敵な総理でした。今の日本の舵取りもぜひ凛子に任せたい!
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余りにも映画受けするような展開で、途中で挫折。現実味が薄いうえに、政治という場面を甘く見ている感覚が合わなかった。マハさんは好きだけど、これは全くダメで残念。
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最高!こんな美しく強い素敵な女性になりたい!と心から思える主人公に出会って、心の底から憧れてしまいました。本当にいてくれたらどんなにいいだろう。相馬凛子総理、そして日和さんの素敵な夫婦関係にも、本当に胸打たれました。 原田マハファンとしては、久遠さんの登場も嬉しかった!読後の興奮...
最高!こんな美しく強い素敵な女性になりたい!と心から思える主人公に出会って、心の底から憧れてしまいました。本当にいてくれたらどんなにいいだろう。相馬凛子総理、そして日和さんの素敵な夫婦関係にも、本当に胸打たれました。 原田マハファンとしては、久遠さんの登場も嬉しかった!読後の興奮が冷めやらず、文章がいつも以上にまとまりません!笑
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日本初の女性総理大臣の夫である日和の視点で書かれた日記という体裁の本。最初の方は政治にも社会にも関心を持たない優柔不断のような日和にイライラさせられた。総理の妻の凛子に隠すかのように、ワナに引っ掛かったことも呆れてしまう。 直接当たった相手が良い人であったことで好転し始めて、やっ...
日本初の女性総理大臣の夫である日和の視点で書かれた日記という体裁の本。最初の方は政治にも社会にも関心を持たない優柔不断のような日和にイライラさせられた。総理の妻の凛子に隠すかのように、ワナに引っ掛かったことも呆れてしまう。 直接当たった相手が良い人であったことで好転し始めて、やっと面白くなってきた。凛子にも全てを打ち明けられたし、ワナを乗り切ったことで総理の再選も果たせたと思う。 理想を掲げ、政治に邁進する凛子だったが、予想外の妊娠で公約に反する決断。そこからの怒涛の展開。最後は落ち着くところに落ち着いた感じ。 2013年に書かれた作品だが、政治の状況は変わらず、逆に悪化しているように思う。このような政治家が(男女を問わず)出てくることを強く思ってしまった。
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面白い設定やと思ったけど、最初読みにくかった。途中から一気に行ったけど、最後物足りなかった。もうひとやまほしかったな。 日和さんはカベポスター永見か空気階段水川で。
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原田さんの政治エンタメ小説。 田中圭さん、中谷美紀さん主演で映画化もされていましたね。 日本初の女性総理大臣に選出された相馬凛子。 その夫で鳥類学者の日和は「ファーストジェントルマン」として妻を支えることを決意し、その奮闘の日々を日記に綴っていきますが・・・。 “総理の夫”に...
原田さんの政治エンタメ小説。 田中圭さん、中谷美紀さん主演で映画化もされていましたね。 日本初の女性総理大臣に選出された相馬凛子。 その夫で鳥類学者の日和は「ファーストジェントルマン」として妻を支えることを決意し、その奮闘の日々を日記に綴っていきますが・・・。 “総理の夫”になってしまった日和の日記形式で展開する物語。 とにかく凛子さんがカッコイイです。容姿端麗、頭脳明晰、清廉潔白、キレキレの判断力と実行力・・といった、リーダーに求められるものをすべて兼ね備えたスーパーウーマンなのです。 そんな凛子さんにベタ惚れな日和さん。愛妻家で実家が大金持ちのお坊ちゃまといった、普通なら優しくて癒し系の素敵な旦那様というところなのですが、如何せん“総理の夫”としての危機管理意識が甘くて、スキャンダルのネタに狙われたりと、その辺ヤキモキさせられました。 税制、原発、社会福祉等々・・といった山積みの問題に真摯に取り組んでいこうとする凛子さんの姿に、実際ここまでガチに国民のことを考えて行動する総理大臣なんて登場することあるのかな・・・と、現実の政治家の方々に絶望しきっている私に、は夢物語にしか思えない虚しさもありましたが、エンタメとしては十分楽しめる内容です。 ただ、ちょっと気になるのは日和さんにハニートラップを仕掛けようとした(?)伊藤さんの背景の真相が曖昧なままだった事です。 後半に何事もなかったように凛子さんを応援する発言をしていましたが、「オイオイ!結局あれは何だったの?」という感じです。 まぁ。読後感も爽やかだったし、良しとしますか。 因みに、本作品に出てきた“スピーチライター”の方が『本日は、お日柄もよく』の登場人物のようで、そちらも今度読んでみようと思いました。
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