猫だましい の商品レビュー
面白かった 自分の生き方や暮らし方をどんな状況にあってもブレずに進む逞しい姿はかっこよく思える 達観しているようでもあるが、人間味あふれ欲望のまま突き進み本能のまま生きている姿は羨ましく思える
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いいね。 これは2017年の作品。 まだ死んでないのかwikiで調べてしまった。 さすが。 偉大なる血が流れてる。
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大腸癌を告知されたその帰りに生ビール2杯を飲みに行った冒頭から、ずっとびっくりな闘病日記。がんはとってしまえば必要以上に怖がらなくて良いという一方で、親不知を抜くのは怖いという繊細さを持っていたり、そもそも痛みや違和感を放置していたり、独特のバランス。そのアンバランスさや、矛盾も...
大腸癌を告知されたその帰りに生ビール2杯を飲みに行った冒頭から、ずっとびっくりな闘病日記。がんはとってしまえば必要以上に怖がらなくて良いという一方で、親不知を抜くのは怖いという繊細さを持っていたり、そもそも痛みや違和感を放置していたり、独特のバランス。そのアンバランスさや、矛盾もはらんだところが、獣っぽくて(猫っぽさなのかな)魅力的だった。 長年の親の介護と自身の病気の経験から身につけた(ハルノさんにとって)良い医者を見分ける方法は、医者だけでなく他の事柄にも当てはまることだなと思った。
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面白かった。最初パラパラ見て猫の闘病の話かと思ったら、本人の闘病から始まってびっくりΣ(゚Д゚)さらに両親の介護や看取りやさらにやっぱり猫の闘病や死の話、あちこちに散らばってるのね。ただ気になるのは、本人の希望っちゃそうなんだろうけど、治療中に喫煙飲酒はいかんと思うのね。治療する...
面白かった。最初パラパラ見て猫の闘病の話かと思ったら、本人の闘病から始まってびっくりΣ(゚Д゚)さらに両親の介護や看取りやさらにやっぱり猫の闘病や死の話、あちこちに散らばってるのね。ただ気になるのは、本人の希望っちゃそうなんだろうけど、治療中に喫煙飲酒はいかんと思うのね。治療する医療従事者に失礼過ぎるんじゃん?せっかく治してるのに本人が毒入れてたら台無しじゃん!と思うのですよ。
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大病をしても全く動じず酒を飲みながら過ごした作者のエッセイ。こんな風にたくましくいられたらいいなとは思うがメンタルが強すぎて圧倒されてしまい、あまり参考にならなかった…。
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1957年生まれの人。本人の直腸がんから始まり かっている猫たち、両親の看取り。 酒は自宅でのダラダラ飲みをやめて回復。 猫の後ろ足にギブスは出来ない。抜けてしまう。 ちょっと独特の死生観。
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文章が上手いのでとにかく読みやすい。 猫のイラストも可愛い。 現代医療と民間療法の取り入れかたのバランスが良い方なので、押し付けがましくなく、楽しく読めました。 ご両親の介護の話とか、猫との暮らしについて。 猫好きな方にもオススメ。 続編も読みたいです。
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医療や、医師、看護師に対する姿勢は、共感する。医者のひと言、看護師のひと言、専門職でも普通の人たちでいろんなキャラがいる。それもほんとその通り。気が合う合わないがある。 けれど、なんとなく好きになれない。なんだかんだ、著名人の娘とかだからでしょ、と思ってしまう前半だった。こんなことがあっても、あんなことがあっても、私は大丈夫、日常を暮している、という風に読めたのが、引っかかったのだろうか。そんなわけあるか、と思ったのか、自分。 後半読んでいて、少し印象が変った。いろんな大事な人、猫の話になって、だらだら吞みで肝臓を害して、自尊心が低そうな面もあるという自覚も書かれて、実のところ根暗に生きているのだろうなと思えてきて、共感できた。
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猫好きで、切り取ったガンを携帯でバシバシ撮っちゃう好奇心の持ち主で、老親を介護してきたおひとりさま。猫の看取り方とか獣医さんとのつきあい方とか、とても共感する部分が多くて、ハルノさんの感性がすごく好きだな~と思った。 猫を看取った自分と重ね合わせて共感もしたし、自分の将来と重ね合わせていろいろと覚悟しなきゃって思いました。
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一気に読んでしまいました。吉本ばななさんのお姉さん。全く違うはずなのに、何だか他人ごととは思えなくて、ご家族や地域のこと、とてもよく知っているような気持ちになりました。私の祖父母の様子の一点が似ていると感じるからか、叔母が谷中に住んでいたからか、吉本ばななさんの本を読み続けている...
一気に読んでしまいました。吉本ばななさんのお姉さん。全く違うはずなのに、何だか他人ごととは思えなくて、ご家族や地域のこと、とてもよく知っているような気持ちになりました。私の祖父母の様子の一点が似ていると感じるからか、叔母が谷中に住んでいたからか、吉本ばななさんの本を読み続けているからなのか、強烈な夢を見ているような気持ちにもなりました。 このような本はとっても貴重、とっても大事、出版してくれてありがたい、そんな風にも感じました。吉本ばななさんのエッセイに出てくる、お姉さんならでは毒舌具合や下町のかけ合いも読めて嬉しいです。
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