賢者の棘 の商品レビュー
3.5くらいかなぁ 冒頭、塔子の自宅に鷹野がかしこまった感じで訪れるシーンですぐ引き込まれてしまった(笑) 母へお付き合いの報告に行くかのような描写。 念願だった猫(ビー太)も飼い始めた。 如月家に送られてくる脅迫状を解決しようというところから始まる、そこへ事件が起こるのだが...
3.5くらいかなぁ 冒頭、塔子の自宅に鷹野がかしこまった感じで訪れるシーンですぐ引き込まれてしまった(笑) 母へお付き合いの報告に行くかのような描写。 念願だった猫(ビー太)も飼い始めた。 如月家に送られてくる脅迫状を解決しようというところから始まる、そこへ事件が起こるのだが犯人は塔子を指名しゲームに参加するよう命令していく。 その事件と脅迫状の件が徐々に絡み合っていくことに。 釣り上げた人間を針の山に落としたり、硫酸かける仕掛け、ごみ処理の機械ににぶち込もうとする仕掛けとなかなか手の込んだ犯人仕掛け。 最後の方一人目の犯人の目星を一気に見つけてしまう描写はちょっと萎えた。 もう一人の犯人の15年にも渡る憎悪は、被害者家族として仕方ない感情なのだろうと感じた。
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毎度、猟奇的な事件を追いかける塔子ですが、今回は輪をかけてグロいしキモい殺人方法。 生殺与奪の権利を与えられた側はたまらないよなぁ(怒)
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続けてシリーズ読みました。 復讐の事を考えて行動に移す力は強いんですね。 警察が知りえなかった事にたどり着いたんですから。 被害者立場から見れば自分達が置き去りにされていると感じてしまうんでしょうね。 警察は、一つの事件にいつまでもかかりっきりではいられない。でも、被害者家族から...
続けてシリーズ読みました。 復讐の事を考えて行動に移す力は強いんですね。 警察が知りえなかった事にたどり着いたんですから。 被害者立場から見れば自分達が置き去りにされていると感じてしまうんでしょうね。 警察は、一つの事件にいつまでもかかりっきりではいられない。でも、被害者家族からすれば犯人が捕まらない事への怒りは何処へぶつければいいのか? 長い間復讐にかけたエネルギー、凄いものです。 如月、鷹野コンビは最強です。
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刑事・如月塔子の実家に長年届く脅迫状。 十円切手が多数貼られた手紙には、刑事だった父・功への恨み言が書かれていた。 過激な文面に母の身を案じた塔子は鷹野と共に調査を開始。 だが、未解決事件を調べ始めた矢先に捜査一課から招集を受ける。 『賢者(ワイズマン)』を名乗る犯人が現場にゲームを仕掛けて、勝敗で被害者の生死を決める凶行に及んだのだ。 犯人は塔子を捜査に参加させるよう要求。 脅迫状との関連は。 残虐な犯人の正体とは!? (アマゾンより引用) 犯人のこういう考え方、ホント嫌い
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塔子の成長に驚かされます。 シリーズ最初の昭島事件が出てきたので、再読したくなりました。 今年はシリーズが出ていないので、内容的にも落ち着いてしまったし、これで終わってしまうのかと思うと残念です。 警察内部やしがらみ関係なく「事件解決」に向かい、鷹野&塔子のコンビは安定...
塔子の成長に驚かされます。 シリーズ最初の昭島事件が出てきたので、再読したくなりました。 今年はシリーズが出ていないので、内容的にも落ち着いてしまったし、これで終わってしまうのかと思うと残念です。 警察内部やしがらみ関係なく「事件解決」に向かい、鷹野&塔子のコンビは安定していて楽しく読めました。
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シリーズ13作目で、特にこれで終わりと云う事は書かれてないのだが、鷹野が異動した公安分析班シリーズがすでに2冊出てるので、シリーズ最終作かな。まあ、脅迫状の件が解決するのでいいかもしれない。結構犯人が無理くりって感じで、小説なんだけど、入り込めない。塔子はもう出て来ないのかしら。...
シリーズ13作目で、特にこれで終わりと云う事は書かれてないのだが、鷹野が異動した公安分析班シリーズがすでに2冊出てるので、シリーズ最終作かな。まあ、脅迫状の件が解決するのでいいかもしれない。結構犯人が無理くりって感じで、小説なんだけど、入り込めない。塔子はもう出て来ないのかしら。文乃ちゃん、好きなので残念?
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塔子さんシリーズ。 個人的に謎解きが楽しい警察もんなのだけどちょっと無理やりな展開だった気がしないでもない。 復讐は何も生まないのでとても悲しい。
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謎は…… あまりない。作中の謎かけは、読者が頭をひねって論理で導き出すという性質のものではなく、わかってもふーん、としか思えなかった。犯人の意外性もない。読んでしまうのは、シリーズへの愛着というか、塔子と鷹野のコンビが好きだから。
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構成は面白くて『結』まではどんどん読めたんだけど、クライマックスがクライマックスと呼べない程、淡白で『スン…』と終わってしまった。 あと、 最愛の者を奪われた気持ちは凄くわかるし、逆恨みもするだろうとも思うけれど、で、そこに行くか!というくらい復讐の対象が微妙だったので、最後は全く気持ちが入っていかなかった。 また犯人を説得しようとする主人公の言葉もなんか薄っぺらくて、『あなたの気持ちもわかるけど』がただの枕詞にしか聞こえなかった。 まぁ、私自身が復讐肯定気味の思考なので、それもあるかも知れないけれど、安いなぁとしか感じなかった。 個人的に割と妄想しちゃうのは、昔よくあった時代劇みたいに、ちゃんとした裁判の上で『仇討ち』みたいな制度があっても良いんじゃないかという事。 『父のかたき!』みたいな。 という訳で、今回は解決編がダメダメダメでした。 ずっと読んでるシリーズなので二つ星はオマケ。
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