1,800円以上の注文で送料無料

NO RULES の商品レビュー

4.2

135件のお客様レビュー

  1. 5つ

    50

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/11/24

Netflixには、休暇規定や出張旅費の承認プロセスがない。社員が全員「Netflixの利益になる行動をする」ことを意識しているという。早朝の会議で飛行機の深夜便で移動しなければならない場合、ビジネスクラスに乗ることが翌日のパフォーマンスを最大限引き出すのであればその選択は「Ne...

Netflixには、休暇規定や出張旅費の承認プロセスがない。社員が全員「Netflixの利益になる行動をする」ことを意識しているという。早朝の会議で飛行機の深夜便で移動しなければならない場合、ビジネスクラスに乗ることが翌日のパフォーマンスを最大限引き出すのであればその選択は「Netflixの利益」につながることとしてOKとなる。反対に1時間のフライトでビジネスクラスに乗ることは逆行した考え方となる。要は利益を最大化するための選択であれば誰もNOは言わない。能力密度を高める、率直さを高める、コントロールを減らす、この3点が徹底して社内に浸透している。

Posted byブクログ

2024/08/20

Netflixの会社が自由すぎるということは、以前SNSで見ていてどんな風に自由なのか詳しく知りたくてこの本を読んでみた。実際に社会人としてまだ働いたことのない自分にとったら理解するのが難しい所も多々あったが、自分の個性を会社のルールで潰されるような所で働くのではなく、自分の持っ...

Netflixの会社が自由すぎるということは、以前SNSで見ていてどんな風に自由なのか詳しく知りたくてこの本を読んでみた。実際に社会人としてまだ働いたことのない自分にとったら理解するのが難しい所も多々あったが、自分の個性を会社のルールで潰されるような所で働くのではなく、自分の持っている能力を活かせる会社で働きたいと思えた。その分リスクも発生すると思うが、それを乗り越えた先にやりがいを感じることが出来ると思うので、この本で学んだことを大切にしながら就職活動に励んでいきたいと思えた。また、日本と海外の言葉の伝え方の文化の違いも学校で学んでいることをさらに深く学ぶことが出来たので、それも学びに繋がった。

Posted byブクログ

2024/07/25

Netflixの社員は「有給取り放題」で「勤務時間の指定も無い」等、型破りで自由な社風だとは聞いていた。実際に本書を読んでみると、想像していた自由とは良い意味で違うことがわかった。Netflixの利益を第一に優先する精鋭達が、最高の給料をもらいながら己の才能と時間をフルに開花でき...

Netflixの社員は「有給取り放題」で「勤務時間の指定も無い」等、型破りで自由な社風だとは聞いていた。実際に本書を読んでみると、想像していた自由とは良い意味で違うことがわかった。Netflixの利益を第一に優先する精鋭達が、最高の給料をもらいながら己の才能と時間をフルに開花できる環境のもと、失敗を恐れず前に突き進んでゆく、まさに「多様性」を求められる新時代にふさわしい会社だった。 以下、本書より抜粋。 「フィードバックのガイドライン「4A」 1. 相手を助けようという気持ち (Aim to Assist) フィードバックは前向きな意図をもって行う。自分のイライラを吐き出すため、意図的に相手を傷つけるため、あるいは自分の立場を強くするためにフィードバックをすることは許されない。ある行動を変えることがあなたではなく、相手自身あるいは会社にとってどのような役立つのか、明確に説明しよう。「社外パートナーとのミーティング中に歯をいじるのは止めろよ。気持ち悪いから」は誤ったフィードバックだ。正しい伝え方は「外部パートナーとのミーティング中に歯をいじるのをやめれば、パートナーは君をプロフェッショナルとして見てくれるし、会社としても関係を強化できるはずだ」 2. 行動変化を促す(Actionable) フィードバックはそれを受けた相手が行動をどう変えるべきかにフォーカスすべきだ。 3. 感謝する(Apprieciate) 批判されると、誰だって自己弁護や言い訳をしたくなる。反射的に自尊心や自分の評価を守ろうとする。フィードバックをもらったら、この自然な反応に抗い、自問しよう。「このフィードバックに感謝を示し、真摯に耳を傾け、とらわれない心で相手のメッセージを検討し、自己弁護したり腹を立てたりしないためにはどうふるまったらいいのか」と。 4. 取捨選択(Accept or Discard) フィードバックに対して心から「ありがとう」と言ったら、受け入れるかどうかは本人次第だ。それはフィードバックを与える人、受け取る人の双方が理解しておかなければならない。」 「優秀な人材はもともと成功したいという意欲があり、鼻先にボーナスがぶらさがっていようがいまいが、全力を尽くすものだ。」 「成功したら祝杯をあげ、失敗したら公表する。1.そのプロジェクトから何を学んだのかたずねる。2.失敗について大騒ぎしない。3.失敗を『公表する』よう促す。」 「ある国の同僚にフィードバックをする必要が生じたら、まず同じ国の別の社員に『このメッセージは攻撃的かな』『きみたちの文化で一番良い伝え方はどんなものだろう』と尋ねてみよう。たくさん質問をし、旺盛な好奇心を示すほど、世界中でフィードバックを上手に与える(そして受け取る)ことができるようになる。」 「自分自身の生き方をそのまま他の国に持ち込むことはできない。外国で望み通りの成果を手に入れるためには自分のどこを変えなければならないのか、しっかり考える必要がある。」

Posted byブクログ

2024/06/19

『自由と責任』『ルールと手順』どちらを優先するかは事業の目的に応じた選択である Netflixのカルチャーは前者が大層を占め、それを多国籍企業として社内に浸透させてきた。 そのために能力密度を高め、率直さを高め、コントロールを撤廃してきた。 コントロールではなくコンテキストで...

『自由と責任』『ルールと手順』どちらを優先するかは事業の目的に応じた選択である Netflixのカルチャーは前者が大層を占め、それを多国籍企業として社内に浸透させてきた。 そのために能力密度を高め、率直さを高め、コントロールを撤廃してきた。 コントロールではなくコンテキストであるべきということ。 その率直さとしてのフィードバックサークルに活かす5Aのフィードバックガイドラインを設けている。 ・相手を助けようという気持ちで(AIM TO ASSIST) ・行動変化を促す(ACTIONABLE) ・感謝する(APPRECIATE) ・取捨選択(ACCEPT OR DISORDER) ・適応させる(ADAPT, 伝え方・受け取り方を適応させる) 5つ目にある通り多国籍で文化的背景も異なるので受け入れてもらえる伝え方というものはある。 そしてNetflixはチームで合って家族ではない。 キーパーテストにより自らがプロとして適切かを、確認する。 もしくはキーパーテスト・プロンプトにより不安を払拭する。 『私が退社を考えていると言ったら、どれくらい熱心に引き留めますか』

Posted byブクログ

2024/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本の企業で醸成するには難易度の高いカルチャーではあると感じたものの、非常に面白く、日本に合うやり方でイノベーションを起こせる風土作りに取り入れられると良いのではないかと思った。 フィードバックのテクニックや、異文化理解に関する内容は勉強になった。 一方で、能力密度を高めた状況で成果を出せるのはある意味当たり前で(もちろん自由と責任のカルチャーをつくる必要はあるが)、やはりメンバーをいかに生かすか成長させるか、の部分がリーダーとしては必要なのではないかと思った。「the HEART of business」などとは対極にあるようなやり方で面白かった

Posted byブクログ

2024/03/08

Radicalっていう意見もあるかもしれないが、個人的には極めて合理的で理にかなってると思う。 Netflixで働きたいと思った

Posted byブクログ

2024/02/15

いやー、無理だよなー。 最後の章に書いてもあったが、 特に日本では難しいと思う。 さすがにそう思わざるをえなかった。 でも、徐々に、いや、いつの間にか、 かもしれないが、 こんな会社が主流になるのだと思う。 日本でも。

Posted byブクログ

2024/01/21

能力密度の高い組織にはルールよりも条件の設定が良いという気づきと実体験をなぞる本。なかなか業種次第では真似できないかもしれないけどマインドセットとしては学ぶことが多い本だと思いました。強い組織を作りたいと思い描く人にはとても参考になると思います。

Posted byブクログ

2023/12/24

会社のあり方や組よ織づくりの大きな示唆を得る言葉が多く、非常にためになりました。 NETFLIXと同じような組織は作れませんが、考え方や一部は取り入れることはできると思いました。

Posted byブクログ

2023/12/17

前半は驚き。後半は蛇足感。、オペレーションセントリックなアメリカ企業が多い中、ミッションドリブンで成功をしたNetflixの経営物語。Netflixに憧れつつ、成熟した組織ではミッションドリブンと組織運営の仕組み化の両方が必要なんだろうね

Posted byブクログ