科学者になりたい君へ の商品レビュー
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いやいや、この内容を中学生が理解するには大変なんじゃないかな でも研究費のことなども説明があって研究を職にしたい人は科学者に限らず読んでみてほしい本だと思う あの湯川秀樹の授業を受けているなんてすごい
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恥ずかしいことに、はじめはめちゃくちゃ自分語りするじゃん、と感じてしまった。 でも、読み進めるうちに、著者が情熱を持って研究に取り組んでいて、素晴らしい実績を残していったこと、研究の最前線のワクワク感が伝わってきた! 自分のポストを追求するのではなく、ひたむきに若手研究者を応援...
恥ずかしいことに、はじめはめちゃくちゃ自分語りするじゃん、と感じてしまった。 でも、読み進めるうちに、著者が情熱を持って研究に取り組んでいて、素晴らしい実績を残していったこと、研究の最前線のワクワク感が伝わってきた! 自分のポストを追求するのではなく、ひたむきに若手研究者を応援するという姿勢に痺れた。かっこいい大人だなと思った。
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理系分野が苦手でも、わかりやすい本です。 研究職の厳しさや、やりがい、科学の役割などが、佐藤さんの経験から書かれています。 中学、高校のときの学びと、大学での学びの違い。 大学や大学院で何をすれば良いか。 大学で研究者になる厳しさなど、これから研究をやっていきたいと考える子供た...
理系分野が苦手でも、わかりやすい本です。 研究職の厳しさや、やりがい、科学の役割などが、佐藤さんの経験から書かれています。 中学、高校のときの学びと、大学での学びの違い。 大学や大学院で何をすれば良いか。 大学で研究者になる厳しさなど、これから研究をやっていきたいと考える子供たちにきっかけを与えてくれる。 また、よかったのは、研究者になるだけが全てではないというメッセージや、応用科学と基礎科学の関係性と、基礎科学が蔑ろにされる現状を理路整然と批判したところ。 文系の人間でも、科学者たちの好奇心が、のちにどのように応用されていくのかがよくわかりました。 高名な科学者の人物像もわかるエピソードも散りばめられています。 面白い、知りたい、という気持ちを応援してくれる一冊です。
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僕は科学には興味がないけど、おこがれの人を見つけたり、友達を作って研究に励むことはどんなことでも大事だと思うので良かった
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とても良かったです。 自分が中学生の時に出会いたかった。 といっても、中学生の頃の自分が読んでいたら、インフレーション理論を理解出来なかったと思いますが。 それでも、不思議だな、知りたい、という気持ちを当時から大切に出来たとはず。 ぜひ若い子に読んでもらいたいです。 「意志のあ...
とても良かったです。 自分が中学生の時に出会いたかった。 といっても、中学生の頃の自分が読んでいたら、インフレーション理論を理解出来なかったと思いますが。 それでも、不思議だな、知りたい、という気持ちを当時から大切に出来たとはず。 ぜひ若い子に読んでもらいたいです。 「意志のあるところに道あり」 若者にとって、背中を押してもらえる素晴らしい言葉だと思います。 私はいい歳ですが、もっと知りたいのワクワクが止まりません。 たくさんのいい本に出会えて、ワクワクする気持ちになれて幸せです。
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科学者を目指す人には道しるべに、興味がない人にも科学の面白さの気付きになるようにとの思いが込められた1冊。 佐藤さんの半生の、科学を好きになってきた出来事や人物振り返る。 ・アインシュタイン博士、湯川秀樹博士について ・「分野融合的な研究」 ・「問題発見能力」と「問題解決能力」 ・サイエンス≠科学 ・理論物理学の醍醐味 予言(法則からの推論)の証拠が後から発見される ・生涯の友人を作ろう ・「天地の美にもとづき万物の理に達する」 ・ポスドク問題 ・①面白いと思ったらとことん研究する②プロとしての自覚を持つ③苦しみ抜くこと④オリジナルの論文を最初に書くこと ・アカデミア以外の道 ・着地点が明確であれば、正直でなくてもよい ・論文とは。 ・次世代を育てる=次世代と考える ・科学者と「倫理」 ←科学者、科学者を目指す人には目を通して欲しい。 ・科学研究と平和について「ラッセルーアインシュタイン宣言」 ☆コラム「科学とは何だろう?」は、学年の始めに全生徒に読んでほしいな!学問に挑む気持ちと学問への敬意をもてるんじゃないか。 ☆佐藤先生ん家の猫のカロアに宇宙のことを教えてもらいました。宇宙へ科学的な興味を持ったのはその時が初めてでした。また、再読しよう:) ☆後書きも科学だった。ウイルスって高等生物の遺伝子の一部が外部に飛び出したもの…だったのか!
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科学者の卵よ、世界にはばたけ。 科学者を目指す者に対するストレートで真摯なアドバイス。職業案内の本はいくらでもあるけれど、自慢だったり苦悩ばかりだったり夢ばかりだったり、とバランスが取れていない本が多い。その点、この本は自分の経験、現在の状況、考えておいて欲しいことがバランスよく書かれているのでは、と思った。 やや足りない気がしたのは、女性科学者の姿か。もちろん時代を考えれば、著者の経験や視点だけで女性科学者について長々と書くことは難しかっただろうし、また危険だっただろう。それは書ける人に書いてもらえばいいのである。 戦後日本にインパクトを与えた湯川秀樹という存在の大きさがわかる。湯川秀樹というスター、またはカリスマがいたから、少年少女は科学者を目指した。今の時代、そういう存在がいるだろうか。きっとどこかにいる。もう国籍の時代じゃない、世界を見渡せば、きっと憧れの存在になれる科学者がいる。 今は新型コロナウイルスで移動やリアルの交流が制限されているが、きっと新しいコミュニケーション方法が見つかり、また科学者たちはディスカッションを始め、続け、深めるだろう。著者がかけがえのない大切な出会いとして振り返る日本や海外の科学者たちの縁のように、これからも交流は広がって深まって、新しい知見がコミュニケーションから生まれるのだ。 夢を追うだけで科学者になれないことも、書かれている。ひとつは偶然とか運。出会いに恵まれたことが道を開いたエピソードが感謝とともに紹介されている。もうひとつはお金や職。ポスドクの問題、大学と研究所と企業の違い、科研費をはじめとする資金調達、軍事研究との関係などは、子どもに語ることではないと隠してしまう人もいるかもしれない。しかし、科学者を目指そうとする人にこそ、最初から考えておいてもらわないといけない話だ。特に「お金になる学問分野」という視点があるのは意識しないといけない。不正の起こりやすさ、応用科学がもてはやされる中での基礎研究の大切さなど、お金が絡む問題は単純に解決できないから注意深くならなくては。 憧れのスター、自分が追い続ける課題、切磋琢磨する仲間たち、現実と夢のバランス、それが科学者には大事だと教えてくれる。この本を手にした少年少女の中から、きっと未来の科学者が出てくるに違いない。
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