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おばんでございます の商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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2024/06/27

たまたま波留さんが出ているなら、と観た映画「ホテルローヤル」。 その著者のエッセイをまとめたもの。 五十代になった自分への応援歌のように思えた。 ラストの対談が爽快。 愛海「その先の五十代って折り返しのイメージがあって、終わりに向かっていくだけ感がとても強い。その先にこそ自由で...

たまたま波留さんが出ているなら、と観た映画「ホテルローヤル」。 その著者のエッセイをまとめたもの。 五十代になった自分への応援歌のように思えた。 ラストの対談が爽快。 愛海「その先の五十代って折り返しのイメージがあって、終わりに向かっていくだけ感がとても強い。その先にこそ自由で面白いことが始まる瞬間があるよ、と言ってあげたい。」 桜木「終わりが見えないって言葉を、肯定的に使うときが来ましたね。明日もやりたいことがあって、一年先もまだある。これって、もしかして幸福、あるいは能天気、またの名を年中お花畑というんじゃないでしょうか。」 桜木「捨てたところから始まるんです。捨てたり捨てられたりすることを恐れないでいると、いつの間にか一人で眺めのいいとこに立ってますよ。」 これからも、能天気に、お花畑で生きていこう。

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2023/05/10
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図書館にて。 軽いタッチでデビュー当時、苦労していたころのコラムなどがまとめてあるが、今までの傑作はたくさんつむいだ言葉の中から研鑽され選ばれていたものだと納得。 小説のクールな感じとは打って変わった楽しい文章にくすりとした。

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2023/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大昔の中島みゆきの深夜放送を思い出した。空元気のようにも見えがちだがもっともっと腹の底からの明るさ。社会が高齢化するってこういうことなんだ。

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2023/05/01

エッセイ本。 北海道にまつわる内容が多かった。 新官能派と言われる著者が、よりエロいタイトルを探すために、夫の不在時に彼の部屋からエロDVDを失敬し鑑賞する話が面白かった! 女の人はそういうものを集める男がいるということを受け入れてもらいたいと思っているのだが、著者は受け入れるど...

エッセイ本。 北海道にまつわる内容が多かった。 新官能派と言われる著者が、よりエロいタイトルを探すために、夫の不在時に彼の部屋からエロDVDを失敬し鑑賞する話が面白かった! 女の人はそういうものを集める男がいるということを受け入れてもらいたいと思っているのだが、著者は受け入れるどころか自分でみで楽しんでいるのだから、1枚上手だなコリャ( ゚∀゚)o彡゚ソイヤソイヤ(∩゚∀゚)∩ドッコイショ

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2022/04/02

北海道出身で直木賞を受賞されたゴールデンボンバーファンの方、というイメージのままエッセイを手に取った。まだ作品自体は読んだことはないけど、このエッセイは著者と同年代になってから読んだほうが楽しめそうである。私にはまだ早かったようだ。

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2021/07/29

桜木先生は ストリップのファンを公言されてて 札幌道頓堀劇場に通われていたとのこと その芸術性に一度は見てみたいとは思いつつも 女性で行くのはかなりのハードルの高さ やはり周りの目や 踊り子さんへの心象 などを考えると難しいけど 桜木先生が心の底から 尊敬し 愛...

桜木先生は ストリップのファンを公言されてて 札幌道頓堀劇場に通われていたとのこと その芸術性に一度は見てみたいとは思いつつも 女性で行くのはかなりのハードルの高さ やはり周りの目や 踊り子さんへの心象 などを考えると難しいけど 桜木先生が心の底から 尊敬し 愛でているのを読むと とても羨ましかったです

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2021/05/16

 直木賞作家、桜木紫乃さん、趣味はストリップ鑑賞。ススキノ札幌道頓堀劇場の最前列で「ブラボー」とひとり叫んでいると。踊り子さんのハダカはプロの小説で、自分のハダカはトーシロの日記。並々ならぬプロ意識、ハダカがコスチューム。「おばんでございます」、2020.11発行、エッセイです。...

 直木賞作家、桜木紫乃さん、趣味はストリップ鑑賞。ススキノ札幌道頓堀劇場の最前列で「ブラボー」とひとり叫んでいると。踊り子さんのハダカはプロの小説で、自分のハダカはトーシロの日記。並々ならぬプロ意識、ハダカがコスチューム。「おばんでございます」、2020.11発行、エッセイです。「桜木紫乃」は、釧路の「桜ヶ丘」に住んでいたことと、近くの「紫雲台」という墓場から取ったとのこと。AV女優のように思っているそうですw。

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2021/03/28

『裸の華』を読んで一気にファンとなり、その著作を片っ端から読みあさっている桜木紫乃のエッセイ。作家のエッセイというものには、その人柄が表れる。含蓄のある谷崎潤一郎やハチャメチャではあるがいざという時核となる信念が爆発する山田詠美などは小説だけでなくエッセイも面白いと思うのだが、桜...

『裸の華』を読んで一気にファンとなり、その著作を片っ端から読みあさっている桜木紫乃のエッセイ。作家のエッセイというものには、その人柄が表れる。含蓄のある谷崎潤一郎やハチャメチャではあるがいざという時核となる信念が爆発する山田詠美などは小説だけでなくエッセイも面白いと思うのだが、桜木のエッセイには生真面目さが底辺に流れていて、面白みという点では「ん~」と唸ってしまう。あ、これはあまり面白みがないという意味ですが、内容的に深みがないというわけではないですから。帯に壇蜜の推薦文が書かれているのだが、「文章からいい匂いがするんです」という意味は、男性より女性の方が敏感に感じ取れるものではないだろうか。ストリップ愛好者同士のどこか共通した感覚というものは感じされるのですが。やはり、この人の本領は小説ではっきされるようだ。

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2021/03/06

オール讀物新人賞受賞後の2003年から三たびにわたる北海道新聞の連載コラムのほか、様々な月刊誌に書いてきたエッセイをまとめた作品。 冒頭が昨年2月のシークレット歌劇団の公演の感想!私もこの貴族団体の「平民」なのでこの公演を最前列で観ていたのだが、その後貴族のラジオ番組で「あの桜...

オール讀物新人賞受賞後の2003年から三たびにわたる北海道新聞の連載コラムのほか、様々な月刊誌に書いてきたエッセイをまとめた作品。 冒頭が昨年2月のシークレット歌劇団の公演の感想!私もこの貴族団体の「平民」なのでこの公演を最前列で観ていたのだが、その後貴族のラジオ番組で「あの桜木紫乃さんが道新のコラムに書いてくれてるぞ」と盛り上がり、なんと翌週にはオンドレ桜木平民から番組に投稿が寄せられ、一気に盛り上がった。しかも、ラジオに出演し、劇団主宰の愛海氏と対談までしたのだが、この本に載せるためだったとは。 作者のデビューから読み続けている者としては、「あの作品の時はこうだったのね」と思えるエッセイがたくさんあって面白かった。初期のエッセイはとにかく愉快なのだが、直木賞を取ってからのエッセイはブンゴーの仲間入りをしたせいか、深くなってきた。 「正直なところ己が書いた短編は読み返すのが苦しい。削いで削いでゆくと、なにやら自分の内側にある「真実」が見えてくるのだ。」と書いているが、「サッカ」にはその覚悟が必要なのだろうと、『砂上』の編集者との戦いを思い返した。

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2023/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「サッカじゃなくてオッカですから」などの名言をのこしていた北海道新聞の連載は奔放な匂いがしているが、後半の朝日新聞に連載されたエッセイはやや真面目です。おばんでございます、というのは北海道の挨拶でこんばんはを丁寧にいう言葉、なのだけど、他に意味はないですよね?? なかなか追従し難い趣味もありますが、それでもその趣味の中にに桜木さんの真実があるので見逃せません。サッカ・サクラギのエッセンスが溢れ出し、背中をぴしゃんと叩かれるような・・・気がするものばかりでもなく、気楽に笑っていると、ハッとする言葉に出会って背中を伸ばしたり。 ちなみにこれらの文章のデータは全て「残してないよ」と言われ、編集者のムービー加藤氏が、蒼白に。加藤氏はホテルローヤルの映画化に乗っかって売るべく、10ヶ月かかって20年分のエッセイを媒体からかき集めたといいます(涙)そこからさらに桜木さんが、さすがこれはまずい、というものを削っていったら、こんなに薄い本になったのだそうです。桜木さん、その削った方をまとめて、「裏・おばんでございます」とかタイトルつけて、本にしてくださいよ。そっちが絶対に面白いに決まってる。(ような気がする) たった一つ、この本に不満があるとすれば、中の紙質が、ちょこっと硬いんです。これは寝転がって読むのに不便でした。 文庫になれば柔らかい紙になると思うので、文庫化希望します。

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