世界の児童文学をめぐる旅 の商品レビュー
児童文学のルーツを巡る旅。この本に掲載されている作品は、完全な空想ではなく、作者の人生が大いに詰まっており、しみじみとする。 作者にとって苦しい時期に、ある種、理想や願いを込めて作品が作られるが故、作品自体は美しいものになるが、作者の人生としてはどうだったのだろう、という何とも言...
児童文学のルーツを巡る旅。この本に掲載されている作品は、完全な空想ではなく、作者の人生が大いに詰まっており、しみじみとする。 作者にとって苦しい時期に、ある種、理想や願いを込めて作品が作られるが故、作品自体は美しいものになるが、作者の人生としてはどうだったのだろう、という何とも言えない感傷に浸る。
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ピーターラビットのおはなし ポター ツバメ号とアマゾン号 ランサム リンゴ畑のマーティン・ピピン ファージョン 運命の騎士 サトクリフ クマのプーさん ミルン 秘密の花園 バーネット 第九軍団のワシ サトクリフ ともしびをかかげて サトクリフ 辺境のオオカミ サトクリフ 王のしるし サトクリフ トムは真夜中の庭で ピアス ライオンと魔女 ルイス 不思議の国のアリス キャロル 思い出のマーニー ロビンソン 時の旅人 アトリー ドリトル先生航海記 グリーン・ノウの子どもたち ボストン ピーター・パンとウェンディ ばりー たのしい川べ グレーアム 妖精ディックのたたかい ブリッグズ ニルスのふしぎな旅 ラーゲルレーヴ はるかな国の兄弟 リンドグレーン アンデルセン童話集 星の王子さま ハイジ シュピーリ
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児童文学の、主にイギリスを中心とした写真集。作品を読んでなくても風景を見るだけでも楽しめるし、嵐が丘やハムレット等にも思いを馳せる事が出来た。教えて下さったb-matatabi様有難うございます。
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『秘密の花園』、『ピーターラビットのおはなし』、『不思議の国のアリス』…。 夢中になって読みふけった、あの名作が生まれた場所へ。 物語の描写そのままの姿で残る風景に触れると、子供の頃の愛読書を、まったく新しい視点で楽しむことができるはず。美しい写真を眺めるだけでも嬉しい一冊です。
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本屋さんで本の表紙の写真の素晴らしさに引かれ買ってました。 子供時代の思い出と共に、美しい写真に癒されます。
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お気に入りの愛読書のお気に入りの場面を素晴らしい写真の数々で堪能できます。児童図書好きにはたまらない一冊です。
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なんと深みのある写真の数々と文章。 読んだことのない本の紹介も、生き生き語られて引き込まれる。 舞台となった街の様子も、本の内容も、どちらも尊重されてしっかり語られている。こんな旅を自分もしてみたいし、こんな本を自分も読んでみたいと夢中になった。 一つの文学作品にここまでこだわり...
なんと深みのある写真の数々と文章。 読んだことのない本の紹介も、生き生き語られて引き込まれる。 舞台となった街の様子も、本の内容も、どちらも尊重されてしっかり語られている。こんな旅を自分もしてみたいし、こんな本を自分も読んでみたいと夢中になった。 一つの文学作品にここまでこだわり、愛情をもって探究しているからこそ、ここまで人を惹きつける作品になったんだと思う。
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イギリスの田園風景の写真が美しい。正にファンタジーを産む揺籃の地のように感じた。ピーターラビット、熊のプーさん、秘密の花園、不思議の国のアリス、思い出のマーニー、ナルニア国、グリーンノウの子どもたち、ピーターパンなど、いかにこの国が多くのロマンを育んできたかは納得である。トールキ...
イギリスの田園風景の写真が美しい。正にファンタジーを産む揺籃の地のように感じた。ピーターラビット、熊のプーさん、秘密の花園、不思議の国のアリス、思い出のマーニー、ナルニア国、グリーンノウの子どもたち、ピーターパンなど、いかにこの国が多くのロマンを育んできたかは納得である。トールキンとCSルイスの友情の輪の中から「指輪」と「ナルニア国」も生まれてきたのだ。他の国はスウェーデンのニルスのふしぎな旅、デンマークのアンデルセン、フランスの星の王子さま、スイスのハイジなどの程度。 池田氏の写真の素晴らしさを表す文章がまた美しい。 「池田さんの写真は、決して技巧を凝らして実物以上に美しく撮られたものではなく、あるがままに風景を切り取ったものだ。曇天の下に広がる寂寥とした荒れ野と崩れた防壁を見ながら、「ああ、ほんとうにマーカスとエスカはここを歩いたに違いない」と、確信してしまった。…作品への愛にあふれた池田さんの 写真は、プロのカメラマンでは決して撮れない「作品の空気みたいなものを映し出している」
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「児童文学」と「ピーターラビット」つながり。 内容:40年以上にわたって海外児童文学の舞台を訪れて写真に収め、東京子ども図書館をはじめ全国の図書館や文庫で講演を行ってきた著者の記録をまとめた一冊。
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英国中心に、児童文学の舞台になった場所を訪問し、写真で紹介。 英国を舞台にした作品・・・『秘密の花園』『時の旅人』等20作品。 北欧を舞台にした作品・・・『ニルスのふしぎな旅』 リンドグレーン、アンデルセンの作品。 フランス・スイスを舞台にした作品・・・『...
英国中心に、児童文学の舞台になった場所を訪問し、写真で紹介。 英国を舞台にした作品・・・『秘密の花園』『時の旅人』等20作品。 北欧を舞台にした作品・・・『ニルスのふしぎな旅』 リンドグレーン、アンデルセンの作品。 フランス・スイスを舞台にした作品・・・『星の王子さま』『ハイジ』 児童文学の舞台MAP、コラム有り。 40年近く巡った旅と撮影した一万枚の中から選りすぐった写真で 児童文学の舞台になった場所を紹介しています。 作品のあらすじと訪問記をうまく織り交ぜ、写真を添える。 作品を未読の方にも読書への誘いを与えてくれます。 作者の内在する何か・・・故郷や思い出、人々との出会い、風景が、 いかに作品に影響を与えていたかも、わかります。 『ニルスのふしぎな旅』が地理の教材の役割もあったという事。 『秘密の花園』の夏のムーアの美しさはディコンの笑顔のよう。 『トムは真夜中の庭で』の美しい庭園を顕著に捉えた写真に感動。 あ、ボストン夫人のマナーハウス。林望氏の住んだ部屋が 写ってますねぇ。(『イギリスは不思議だ』参照) ピアスさんとの出会いは、なんとも羨ましい!
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