ランチ酒 の商品レビュー
今日どんな店に行こう、何食べよう。 お店選びから始まり、メニューで今の自分が食べたい気分のものを決める。そして、選んだ品がやってくる。五感を使い堪能していく。 そのワクワクした一連の過程や、料理と米やお酒の相性などまさに今店に居て体験しているような錯覚に陥る。 美味しい食...
今日どんな店に行こう、何食べよう。 お店選びから始まり、メニューで今の自分が食べたい気分のものを決める。そして、選んだ品がやってくる。五感を使い堪能していく。 そのワクワクした一連の過程や、料理と米やお酒の相性などまさに今店に居て体験しているような錯覚に陥る。 美味しい食べ物ってなんて素敵なんだろう。なんて人の気持ちを和ませるんだろう。 確かに料理の写真を後で見返すと、その時の楽しかった気持ちまで思い出す事がある。料理を味わうのは味覚だけではないんだろう。 「見守り屋」を依頼する人達。家族にも頼れず公的なサービスにも当てはまらない。「見守り屋」という名の見知らぬ人に頼るしか無いのだろう。見方を変えると、需要がありビジネスになるというのは便利な世の中というのだろうか。 依頼人の一人ひとりに事情があり、また祥子にも家庭の事情があり問題を抱えている。 だだ、人は人を頼り人に頼られ、人を助け人に助けられて生きていくんだなとつくづく考えさせられた。料理の話でほっこりするものの、なかなか切ないストーリーではあった。
Posted by
感想 回を重ねる毎に徐々に過去に何があったかが明かされていく。ランチも美味しそうな表現で食べたくなってくる。 それにしても自分のことを考えてくれる友人がいるのは良いなぁ。 あらすじ 犬森祥子はバツイチで子供を旦那側が預かる独り身だ。 同級生がやる見守り屋として働いている。 ...
感想 回を重ねる毎に徐々に過去に何があったかが明かされていく。ランチも美味しそうな表現で食べたくなってくる。 それにしても自分のことを考えてくれる友人がいるのは良いなぁ。 あらすじ 犬森祥子はバツイチで子供を旦那側が預かる独り身だ。 同級生がやる見守り屋として働いている。 見守り屋は夜通しで子守や犬の世話、話し相手などをする。 そのため、ランチは彼女にとって夕食であり、そこで飲むお酒を何よりも楽しみにしている。 話が進むに連れて、祥子の過去に何があったのか?どのような経緯で今の仕事をすることになったのか?これからの自分や子供との関係について書かれている。
Posted by
グルメ番組を映像で観ているかのように美味しさがダイレクトに伝わってくる。文字だけでこんなにも的確に表現してくれる作家さんはすごいな!一緒に呑んで食べているような気分になれるもの。主人公は仕事も心も不安定なところのある女性だが、返って自分を投影しやすい人物像だ。知らない世界なのにリ...
グルメ番組を映像で観ているかのように美味しさがダイレクトに伝わってくる。文字だけでこんなにも的確に表現してくれる作家さんはすごいな!一緒に呑んで食べているような気分になれるもの。主人公は仕事も心も不安定なところのある女性だが、返って自分を投影しやすい人物像だ。知らない世界なのにリアリティを感じる。いや、やはり主人公がどうとか内容がとかいう前にこの本は実に美味しい思いを味わえる本でしかない!というところを協調したい。もちろん褒めています!
Posted by
図書館でランダムに借りて、まさかの第1巻を最後に読んだ。第3巻での謎が第1巻で解ったりして、それはそれで面白い。第1巻は主人公の身の上を主に描いていて、ランチよりも身の上話の方が目立っているように感じた。
Posted by
バツイチ女性が主人公。娘は元旦那へ。「見守り屋」と称する仕事。夜がメイン。仕事明けのランチが自分へのご褒美か。
Posted by
祥子の仕事である「見守り屋」で、あらゆる人に出会う。 各々の苦労話だけではなく、祥子の好きなランチ酒の話も沢山出てきて、面白かった
Posted by
のほほんお食事小説かと思ったら、主人公が抱える悩みに共感できすぎて深く考えさせられた。 娘との別居、切ない。 人生、色々あり悩みも多種多様。 だが美味しいご飯に癒され、救われたことがあるのは皆共通。 主人公にいつもそっと寄り添ってくれる美味しいご飯とお酒。自分も色々ある生活だ...
のほほんお食事小説かと思ったら、主人公が抱える悩みに共感できすぎて深く考えさせられた。 娘との別居、切ない。 人生、色々あり悩みも多種多様。 だが美味しいご飯に癒され、救われたことがあるのは皆共通。 主人公にいつもそっと寄り添ってくれる美味しいご飯とお酒。自分も色々ある生活だがそのなかの自分への癒しを大切にしようと改めて思った。
Posted by
酒好きなので。 タイトルと表紙の雰囲気だけで購入。 勝手に「孤独のグルメ」的なのを想像していたら、全然違ったけど、これはこれで良かった。 続編があるみたいなので、そちらも読んでみたい。 祥子ちゃんのその後が気になる。 幸せになってほしい。
Posted by
犬森祥子は老人、ペット、子どもなど様々な対象を見守る見守り屋。朝方勤務を終える彼女の楽しみは、美味しいランチとお酒。祥子にとっては1日を締めくくる食事だからこそ、ランチとの向き合い方は真剣そのもの。 美味しい出会いに活力を得て、毎日を乗り越えていく1人の女性の物語です。 短編で...
犬森祥子は老人、ペット、子どもなど様々な対象を見守る見守り屋。朝方勤務を終える彼女の楽しみは、美味しいランチとお酒。祥子にとっては1日を締めくくる食事だからこそ、ランチとの向き合い方は真剣そのもの。 美味しい出会いに活力を得て、毎日を乗り越えていく1人の女性の物語です。 短編ですが、全体を通して祥子の人生が繋がっていく様が描かれていて、物語に深みを与えています。 祥子がランチをするお店は、おそらくどこも実在するもの。少ないですが、、あ!あそこかな…と浮かぶお店もあり楽しく読めました。 ソロ活の祥子がお店を選ぶ時の思考や、祥子が選択した食べ物と向き合っているときの美味しそうで豊かな描写が丁寧で、よかったです! 祥子の人生がこれからどうなっていくのか気になるので、次作も読みたくなりました。
Posted by
「見守り屋」という夜の仕事の中で出会う人々とのやり取りを思い返しながら、仕事終りに向かうランチとお酒。どの料理も目に浮かぶようにリアルで美味しそうで、すごく引き込まれました。
Posted by