波濤の城 の商品レビュー

五十嵐貴久(著者)

2024/08/11

『炎の塔』の消防士神谷夏美シリーズの第2弾！
今作は豪華客船の沈没事故をテーマに夏美と上司の柳さんの活躍が描かれています！緊迫感のある怒涛の展開で一気に読み切りました！

2024/07/29

前作の高層ビルもドキドキしたけど密室空間の今回の船も本当ドキドキした。夏美ちゃんの生きて帰すという気持ちが強く感じられて良かった。

2024/07/07

前作読了後にタワーリングインフェルノを観たので、今回もきっとポセイドンアドベンチャーを観るんだろうなぁ。

前作同様の展開と思いつつも、相変わらずの一気読みさせる展開はさすがなもの。

顔も名前も知らない人を助けることに誇りを持つ主人公が前作よりも強く感じられてよかった。

2024/06/16

異変が起こり始めたらハラハラ・ドキドキであっという間に読み終わってしまった！

前作と同じ流れだけどそれでも面白い。前の主人公はなんだかナヨナヨしてる感じだったけど、ビルから生き残って少し逞しくなったのかな？３作目も期待大！

2024/06/14

女性消防士神谷夏美シリーズの第2弾。
第3弾を先に読んで、本作に登場する人物の行く末（最期）を知っている故、やるせない思いで読まざるを得なかった。
やはり、シリーズものは順番に読むべきかと。
本作は著者自身が、映画『ポセイドン・アドベンチャー』にインスパイアされた作品だと語るが、その名作に勝るとも劣らないエンターテイメント小説になっている。
前半は、豪華クルーズ船に乗り込む乗員や乗客たちを個性的に描き、ストーリーに膨らみを持たせている。
後半は、一気に緊迫感が増し、目が離せなくなる。
危機迫るなかでの、夏美たちの何とか助かろうとする必死の行動に感化された人物が語る言葉が印象に残る。
「命ってのは、簡単に捨てたり奪ったりするもんじゃないようだ、生きて帰ろう」

2024/05/27

こういうパニック小説は
現実を忘れて入り込めるので、好きです。

女消防士・神谷夏美が
前作『炎の塔』の時よりも良かった気がします。
前作ではあまり感情移入しきれなかったのに
今作では「全員を助けたい」という
夏美の強い気持ちが伝わってきて、入り込めました。

船の事故は、本当に恐怖です。
ドキドキハラハラ。
忖度と自己保身だけの船長にはムカムカ。

2024/04/29

消防士・神谷夏美シリーズ第2弾。

今回の舞台は豪華客船。

前回に引き続き責任者(今回は船長)が胸糞悪すぎる…
解説にあったけど、現実世界でも船の事故はタイタニック号の頃から人為的なミスで起こってるというのは知らなかった。
たしかに沈没してしまえば証拠は消えてしまうけど、船長が船に乗る全ての人のために動けていたら変わる未来があるのにそれを選択できないのは悲しいな、と。

今回は船の構造があまりイメージつきにくくて、どこに危険が迫ってるのかわかりにくく前作ほどは入り込めなかった。

前作も今作も「絶対それあったらあかんやつやろ………」っていうのが、まさかの形で役立ってるの毎回騙されちゃう笑

あんなことがあっても夏美が消防士を続けてくれているのが嬉しいのに、夏美シリーズは3部作で終わりなのか〜

2024/04/12

閉所が苦手な私。

船という閉ざされた空間での事故。
読み出したら止まらない。

時々息をするのを忘れて読みました。

2023/12/17

そういえば交渉人もこんな感じだった気がする、どちらか言うと苦手分野でパパとなっちゃんが1番好きかも。場面で分刻みで描かれてるのもあるが、ずーっと緊迫感のドンドン先のストーリーを欲する。まるで映画、パニック映画を見てる様な読書ですね。それも不思議だけども、誰も死なせないと夏美と雅代と、とても胸が熱くカッコイイ。その対面する悪の船長に副船長までもクズでしたっ、隠蔽工作に200人を見殺しにする悪魔、日本も安倍が利権だけの救えない、責任は自分にあるとか言って8年間も無駄にした日本が沈まない事を願うばかりです。3部作全部面白い

2023/12/12

紹介文やあとがきにも書かれているように日本版「ポセイドン・アドベンチャー」で、単純に面白かったです。
ただ、女消防士・神谷夏美が主人公の小説としてみると、そもそも消防士として活躍できるシーンが少なく、その点で前作の方が良かったかな、と感じました。