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波濤の城 の商品レビュー

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27件のお客様レビュー

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2023/08/06

五十嵐貴久版ポセイドンアドベンチャー! エンターテイメント作品として、とても楽しめました。 「炎の塔」に続く、消防士の神谷夏美シリーズの第2弾だそうです。って彼女はなんで、こんな事故にばかり遭遇するんだ(笑) こうした、ハラハラドキドキのパニック小説好きです! 巨大台風が迫る...

五十嵐貴久版ポセイドンアドベンチャー! エンターテイメント作品として、とても楽しめました。 「炎の塔」に続く、消防士の神谷夏美シリーズの第2弾だそうです。って彼女はなんで、こんな事故にばかり遭遇するんだ(笑) こうした、ハラハラドキドキのパニック小説好きです! 巨大台風が迫る中、カジノ誘致をもくろむ代議士の機嫌取りで11階建ての豪華クルーズ船が出向。途中で、代議士への忖度で航路も変更。そして、深夜、船が浸水、エンジン停止、電源消失、そして傾き始めます。さらに火災も発生。 船が沈む前に脱出できるのか? 取り残されたのは、アルコール依存症の客室係、自殺願望の僧侶、船舶おたく、ヤクザ、夫と離婚しようとしている若い夫婦、老作家夫婦。 ポセイドンアドベンチャーさながらのハラハラドキドキです。 ハリウッド映画見ているようなスケール感です。 船長のくずっぷりは、前作の「炎の塔」の社長同様です。こんな船長がいないことを祈りますが、韓国セウォル号の事件や、最近の知床観光船沈没事故が思い起こされます。 海って怖い。 そして、神谷夏美は第三弾「命の砦」があるとのこと。 次回作、読まなければ! ということで、とってもお勧め!

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2023/07/08

議員とか船長とかヤバそうな人がいっぱいいるなぁ今回はこの人達がやらかすのかと思いながら読んだ。 まーバニックパニックだったけど描写がイマイチ分かりずらく炎の塔よりリアリティに欠けた。 人間ドラマにほろりとするシーンも。 ラストはホッとした。

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2023/04/25

女性消防士・神谷夏美シリーズの第ニ弾 今回もまた、壮絶なドラマでした。 面白かった。 神谷夏美さんがカッコいい。 昔、豪華客船のパニック映画観ましたけど、船内での恐怖・パニックは相当な恐怖でしょうね。 また、自分の会社に、この物語に登場するクルーズ船の船長のような上司がいたら不幸...

女性消防士・神谷夏美シリーズの第ニ弾 今回もまた、壮絶なドラマでした。 面白かった。 神谷夏美さんがカッコいい。 昔、豪華客船のパニック映画観ましたけど、船内での恐怖・パニックは相当な恐怖でしょうね。 また、自分の会社に、この物語に登場するクルーズ船の船長のような上司がいたら不幸ですね。 地震や水害災害など、あらゆる事態を想定した普段からの備えの大切さを痛感しましたね。

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2023/01/17

船の構造が分かりにくかったけど面白かった。ハラハラさせられた。役者が揃い過ぎでは?とツッコミたくなるけど笑

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2022/11/24

超大型の豪華客船が沈没の危機に瀕した時に、さまざまな立場や背景を持つ人がそれぞれの信念や思惑に従ってどのような行動を取るのか。 善玉と悪玉の行動は典型的なものであるものの、中盤以降はラストまで緊張感を維持し続けるところはこのシリーズの特徴です。 とにかく、クルーズ船による長期の旅...

超大型の豪華客船が沈没の危機に瀕した時に、さまざまな立場や背景を持つ人がそれぞれの信念や思惑に従ってどのような行動を取るのか。 善玉と悪玉の行動は典型的なものであるものの、中盤以降はラストまで緊張感を維持し続けるところはこのシリーズの特徴です。 とにかく、クルーズ船による長期の旅行には決して行かないと誓いました。

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2022/03/01

「波濤の城」五十嵐貴久 事故が発生する原因はほんの些細なきっかけ。 そして、いくつかの要因が重なってより大きな事故となります。 見栄やプライドや過信は大敵です。 休暇で船旅を楽しむはずだった雅代と夏美は、この事態を無事切り抜けることができるのか。 強くないから逃げられない。 息を...

「波濤の城」五十嵐貴久 事故が発生する原因はほんの些細なきっかけ。 そして、いくつかの要因が重なってより大きな事故となります。 見栄やプライドや過信は大敵です。 休暇で船旅を楽しむはずだった雅代と夏美は、この事態を無事切り抜けることができるのか。 強くないから逃げられない。 息を止めて読みました。

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2021/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「炎の塔」に続く、神谷夏美シリーズ二作目。 舞台は巨大クルーズ船。周りは海。 「誰も死なせない」 夏美、雅代の信念。 今作の敵は炎だけではなく、風と水も。 海水、風雨… 決して諦めない、神谷夏美シリーズも次作「命の砦」で最後。 良いパニック小説に出会えました。

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2021/11/03

巨大台風が九州に迫る頃、カジノ誘致を目論む代議士の要請で、11階建ての豪華クルーズ船が航路変更の上、強行出航した。乗員乗客2000名の中には銀座第一消防署の女消防士・神谷夏美の姿もあった。 深夜、突如、異音と共に排水が逆流し船が傾き始める。避難誘導されるなか、業火が夏美と逃げ遅れ...

巨大台風が九州に迫る頃、カジノ誘致を目論む代議士の要請で、11階建ての豪華クルーズ船が航路変更の上、強行出航した。乗員乗客2000名の中には銀座第一消防署の女消防士・神谷夏美の姿もあった。 深夜、突如、異音と共に排水が逆流し船が傾き始める。避難誘導されるなか、業火が夏美と逃げ遅れた乗客の退路を塞ぐ。装備も救援もない状況で、夏美たちは脱出できるのか⁉

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2021/09/04

欠かさず読んでいる五十嵐貴久さん。 本作は豪華客船レインボー号に起こった大事故と、その中で繰り広げられる人間模様が迫力ある描写と丁寧な心理描写で描かれています。 以前テレビで豪華な船旅の様子を観て、一度は経験したいと思っておりました。 が、いつも真っ先に目を通す「後書き」で...

欠かさず読んでいる五十嵐貴久さん。 本作は豪華客船レインボー号に起こった大事故と、その中で繰り広げられる人間模様が迫力ある描写と丁寧な心理描写で描かれています。 以前テレビで豪華な船旅の様子を観て、一度は経験したいと思っておりました。 が、いつも真っ先に目を通す「後書き」で自分が想像していたより遥かに船の事故が多い事を知り、そして読書中もそのド迫力な描写で恐怖を感じドキドキしながら読み進める事になりました。 登場人物が多いですが、キャラクター設定が明確で解りやすい事もあり、感情移入しやすかったです。 自己中で己の損得勘定で行動する船長の山野辺(やまのべ)に対し、銀座第一消防署の消防士・神谷夏美と柳雅代のプライドを持った行動が対照的に描かれている事でストーリー的にものめり込んで読めました。 大型客船の中での乗客達の様子、船員たち、事故後、逃げ惑う人々等、絶えず脳内映像で動いていてスピーディーな展開に目が離せません。 パニックになった時、他人を蹴落しても自分だけ生き残ろうとする人 他人の為に自分を犠牲にして死を選択する人 色々な人物が登場し、人間のエゴイズムな面も見えてしまいますが 「命より大事なものがある」「不可能と思い込むのは自分の心の弱さ」 など心に響く言葉も随所にあり、辛い大事故ではあったけれどエピローグでは静かな感動も味わえ読後感も心地良い余韻が残りました。

Posted byブクログ

2021/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろかった 「命の砦」を先に読んで、いまいちだったから、期待してなかったけど、この本は良かった。 登場人物が映画にありがちな設定だからか、逆に頭の中で映像化しやすくて、感情移入しやすかったのが、私には良かったのかも。 個人的には冬木がお気に入りだったから、生きてほしかった…。北条さんも。 船長死ね〜と思いながら読んだけど、助かって責任とらされるのは、良かったんだろなぁ。 色々そんなバカな…と思う場面や、不死身か?とツッコミたくなる場面もあったけど、それもまた良し。 ただあいかわらず私は、夏美に魅力を感じない。昔から学級委員タイプ苦手だからかなぁ。 こういう本を「原作通り、真面目にそれなりの規模で」映画化してくれたらいいなぁと思うけど、邦画だとショボくなるのかなぁ?  

Posted byブクログ