アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿 の商品レビュー
澤村伊智さんの作品にハズレなし。 ねりちゃんが良い! そしてラストで明かされるビックリな真相。 よくそんな長い間…アレをアレしてソウしたもんだなぁ。
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この本で1番のミステリーは、表紙の中央の物体がイグアナに見えたこと。コモドドラゴンにも見える。想像力を膨らませればステゴザウルスにも見えた。しかし本文を読めば「なるほどー」と謎が解けるわけですね。『アウターQ』というウェブマガジンの記事の為に奔走する記者たちの連作短編集。正直途中...
この本で1番のミステリーは、表紙の中央の物体がイグアナに見えたこと。コモドドラゴンにも見える。想像力を膨らませればステゴザウルスにも見えた。しかし本文を読めば「なるほどー」と謎が解けるわけですね。『アウターQ』というウェブマガジンの記事の為に奔走する記者たちの連作短編集。正直途中までは「あまり面白くないな」とクールに読んでいたが、ラスト2編はなかなか良かった。しかも私がずっと怪しんでいた犯人と伏線が当たったので、心も熱く盛り返してきた。それにしても主人公の存在感がイマイチ。もう1人の優秀なキャラが光る。
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WebマガジンアウターQに記事を書く貧乏ライター湾沢陸男。彼の取材した記事ひとつが一編ずつとなる連作短編集。澤村さんにしては今回は軽いノリ?と思って読み始めましたが、アレがアレして…に引っ張られていたら最後にトンデモないものが待っていた1編目「笑う露死獣」にはじまり、その後もホラ...
WebマガジンアウターQに記事を書く貧乏ライター湾沢陸男。彼の取材した記事ひとつが一編ずつとなる連作短編集。澤村さんにしては今回は軽いノリ?と思って読み始めましたが、アレがアレして…に引っ張られていたら最後にトンデモないものが待っていた1編目「笑う露死獣」にはじまり、その後もホラー風味あり、悪意あり、すっと寒いものが走る一編一編にぐいぐいと引っ張られ読み進めました。特にラスト2編はなんとも痛々しく余韻が残ります。ある程度は想像がついていたとはいえ、それでもかなりの衝撃でした。 言葉を発信するという点において、SNSもWebライターも同じ。現代では誰にとっても他人ごとではないのだと考えさせられた一冊でもありました。
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webマガジンのライターにまつわるミステリ-、あるいはちょっと奇妙な話。 うーん、見事。 こういう連作大好きです。
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花火大会の事故に巻き込まれた過去があるライターが奇怪な出来事を追う連作短編。地下アイドルの練馬ねりが良い。タイトルの印象ほどライトじゃなく、読みごたえがあった。
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