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眠れる美女 の商品レビュー

3.3

33件のお客様レビュー

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2024/08/17

ジゼルの続編。 今回もちょっと強引な展開な気がしたけど、楽しく読めた。 やはりそれぞれの役柄についてディスカッションするシーンが好き。 特に会に招かれず激怒したカラボスの解釈は斬新で面白い。 オーロラ姫の結婚式に 赤ずきんちゃんやシンデレラといった童話の主人公達が登場することに...

ジゼルの続編。 今回もちょっと強引な展開な気がしたけど、楽しく読めた。 やはりそれぞれの役柄についてディスカッションするシーンが好き。 特に会に招かれず激怒したカラボスの解釈は斬新で面白い。 オーロラ姫の結婚式に 赤ずきんちゃんやシンデレラといった童話の主人公達が登場することにも驚いた。 前作からあまり間を空けずに読んだので、すんなりとその世界に入り込めたのが良かったかも。 今回の表紙イラストも青依青さん。

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2023/11/13

ジゼルの続編。新設されたバレエ団の旗揚げ公演で世界的プリマドンナが主役を張る。嫉妬や羨望などの愛憎が連続殺人へ…。なんだかミステリとしても弱く、最後のまとめも適当な感じで終わってしまったように思える。

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2023/10/22

ジゼルの続編です。魅力的な登場人物は健在でバレエの描写も素晴らしいです。演目になぞらえたミステリー要素も良かったです。

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2024/08/02

クラシック・バレエの中で最も輝かしくゴージャスなのが「眠れる森の美女」! 音楽はチャイコフスキーだし! 世界中の名プリマが踊っていますし! 前作で失われた人や諸々の傷から立ち直ろうとするバレエ団に、またしても暗雲が…! 役を巡る人間関係の軋みに加えて、お金という即物的でも不可欠な...

クラシック・バレエの中で最も輝かしくゴージャスなのが「眠れる森の美女」! 音楽はチャイコフスキーだし! 世界中の名プリマが踊っていますし! 前作で失われた人や諸々の傷から立ち直ろうとするバレエ団に、またしても暗雲が…! 役を巡る人間関係の軋みに加えて、お金という即物的でも不可欠な問題がのしかかる。「でも、私たちはステージで踊りたい!」という思いが報われる結末でよかったですね。 ユリカは嫌な女に見えましたが、「プロとして踊るか死ぬか」という覚悟を持っているのが、彼女が一流のダンサーである証しだな、と思います。バレエ漫画でも、この手のイヤプリマ出てきますね。「du da dancin!」の桐生さんとか、「天使のキス」のディアナ・ロバーツとか。 あと、続編があるなら、次は「白鳥の湖」かな? それとも、本当は怖い「くるみ割り人形」?

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2023/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

踊りに人生を賭けたバレリーナたちの強さ、弱さ、実直さがまっすぐ伝わったので、うるっとくる場面が多かった。 ミステリーとしては、大きなトリックもなく驚きもそんなになかったが、最終的にはみんな幸せな温かい話。 本当に読みやすい、が、大どんでん返しが好きな私にとっては少し物足りなく感じてしまう。 秋吉さんの作品は今後も読み続けたい。

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2023/07/08

ジゼルの続編。 バレエが好きだから読めるけど、ミステリーとしては浅い感じがした、、、 すらっと読める軽いミステリー。

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2023/04/08

同著者の「ジゼル」と同じく、眠れる森の美女を題材にしたバレエ・ミステリー。 一連の事件には予想外に色々な人物が絡んでいてびっくり。今回も解釈のディスカッションのシーンが良かった。 眠れる森の美女のバレエは観たことがないので観てみたい。赤ずきんちゃんやシンデレラなど他の童話の登場...

同著者の「ジゼル」と同じく、眠れる森の美女を題材にしたバレエ・ミステリー。 一連の事件には予想外に色々な人物が絡んでいてびっくり。今回も解釈のディスカッションのシーンが良かった。 眠れる森の美女のバレエは観たことがないので観てみたい。赤ずきんちゃんやシンデレラなど他の童話の登場人物が出てくるのが楽しそう。 また、作中に出てくるペロー童話の原作もカニバリズムが出てくるということで気になった。

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2023/03/08

バレエ・ミステリーの続編 バレエ好き、ミステリー好きには堪らない1冊。 意外と(?)毒毒しくなく、平和に終わった印象なのだが、バレエ団のその後が気になるので更に続編希望!

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2023/02/17

2017年9月に発売された「ジゼル」に続くバレエ・ミステリー第2弾。 新設された東京スペリオール・バレエ団の旗揚げ公演『眠れる森の美女』 バレエ界の至宝と呼ばれていたシルヴィア・ミハイロワが演出、世界的プリマのユリカ・アサヒナの客演で華々しくスタートするはずだったが、不気味な...

2017年9月に発売された「ジゼル」に続くバレエ・ミステリー第2弾。 新設された東京スペリオール・バレエ団の旗揚げ公演『眠れる森の美女』 バレエ界の至宝と呼ばれていたシルヴィア・ミハイロワが演出、世界的プリマのユリカ・アサヒナの客演で華々しくスタートするはずだったが、不気味な脅迫状が届き、連続殺人事件まで発生し物語はどんどんスキャンダラスな展開へ。 配役を巡る軋轢や嫉妬で人間関係が軋んでいく様がリアルだ。 二転三転しながら全ての真相が明らかになって行く終盤は緊張感があるものの、有りえない数々の行動に疑問が残った。

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2022/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

配役を巡って互いに嫉妬したり、主役を演じるダンサーが反感を買ったりして、人間関係が軋んでいくのは定番で面白い。 今回はそれに加えて、バレエ団の経営やスポンサーの確保など現実的でシビアな一面が描かれており、お金に関して無頓着な主人公や団員とのやり取りを通じて、経営側の本音の一部が伺えるのが面白かった。 他にも演目「眠れる森の美女」の役への解釈や世界的なプリマのプロ意識なども、バレエを知らない私には興味深かった。 まさかの真相が明らかになるまで目が離せなくてノンストップで読み続けた。 もし続編が発売されたらまた読みたいと思う。

Posted byブクログ