眠れる美女 の商品レビュー
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クラシックバレエを題材としたミステリー。 この中の誰が犯人?とドキドキしながら読みましたが、結末への感想としては なーんだ、って感じです。まあそこまで悪人がいなかったということで大団円でしょう。亡くなっている人もいますが。存じませんでしたが、こちらは続編ということで、前作を先に読めばよかったかも。
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姿を現さず続く犯行と犯人の心境。 どこまで本気で冗談なのか渦中にいた者ですら互いの想いを理解していなかったとなると、本当に不運な事故なのかもしれないが悲しい結末だよな。 スポンサーを納得させるだけのものを準備する事が出来たのは、全てを告白し皆が情報を共有することにより信頼関係が強...
姿を現さず続く犯行と犯人の心境。 どこまで本気で冗談なのか渦中にいた者ですら互いの想いを理解していなかったとなると、本当に不運な事故なのかもしれないが悲しい結末だよな。 スポンサーを納得させるだけのものを準備する事が出来たのは、全てを告白し皆が情報を共有することにより信頼関係が強く結ばれたからかもしれないな。
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日本のバレエカンパニー内での殺人事件の真相を探る話「ジゼル」の続編。「え、あの話、続編あるんだ…」と思いつつも、つい手にとって読んでしまった。 相変わらずちょっと浮世離れした名前やセリフや設定。事件をおこして1度潰れた、しかもプリマや有名ダンサー達全員いなくなったバレエカンパニ...
日本のバレエカンパニー内での殺人事件の真相を探る話「ジゼル」の続編。「え、あの話、続編あるんだ…」と思いつつも、つい手にとって読んでしまった。 相変わらずちょっと浮世離れした名前やセリフや設定。事件をおこして1度潰れた、しかもプリマや有名ダンサー達全員いなくなったバレエカンパニーに、世界的に超有名な外国人プリマバレリーナが自分からどんどん立候補してくるわけないって!蘭丸も花音も相変わらずとってつけたようなキャラクターで現実味がないし…と文句言いつつ読破。 ユリカの真相も様変わりも納得いかない。うーん…これ、どうなんだろ。でもバレエの「眠れる森の美女」は見たくなったかも。フィッシュダイブってどんなのかな?
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前作は読んでおらず、バレエの知識もありませんが読み応えありました。ストーリー展開もスリリングで、ラストもよかったです。前作も読みたいと思います(R4.5.5)。 前作「ジゼル」を読んでから、再読しました!前バレエ団は解散したが、新たなバレエ団を旗揚げすることになった。旗揚げ公演は...
前作は読んでおらず、バレエの知識もありませんが読み応えありました。ストーリー展開もスリリングで、ラストもよかったです。前作も読みたいと思います(R4.5.5)。 前作「ジゼル」を読んでから、再読しました!前バレエ団は解散したが、新たなバレエ団を旗揚げすることになった。旗揚げ公演は「眠れる森の美女」‥ バレエ団の理事も務めることになった花音‥シルヴィアが演出、ユリカがプリマとしてバレエ団に現れてから、不可解な出来事や予想もしない事件が勃発する‥。読み終えてみて、やっぱり「ジゼル」を読んでからの方がよかったと感じました。何度読んでもいい!本作はバレエが親しみやすいもの、身近なものに感じられるようなラストでもあり、実際のバレエをますます鑑賞したくなりました(R4.7.21)。
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前作がなかなか面白かったのでこちらも読みました。 バレエの知識はほぼないのですが、なんの問題もなく楽しめました。 きっとみんな見た目も美しくて、そんな彼らを頭の中で想像して読み進めるので楽しかったです。 殺人事件が起こり、犯人は誰か、などの展開になるも、サラサラと読みやすくあ...
前作がなかなか面白かったのでこちらも読みました。 バレエの知識はほぼないのですが、なんの問題もなく楽しめました。 きっとみんな見た目も美しくて、そんな彼らを頭の中で想像して読み進めるので楽しかったです。 殺人事件が起こり、犯人は誰か、などの展開になるも、サラサラと読みやすくあっという間に読めました。 登場人物の心理描写が丁寧に描かれている作品が好きなので、そこは物足りなさを感じました。
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★3.5 ミステリー、推理、サスペンス、パニック度、どれも前作に劣るけど、登場人物の造形が深まり、生き生きしている。達兄ィ、男前すぎる。後出し設定モリモリだし! 作品について深め合うディスカッションが前回に続き、読み応えあり、楽しい。ユリカの最初のセリフと最後がリンクするところも爽快。 ただ、母子関係のこととから、夢からの生まれ変わったかのような豹変は安直で、ヒールをもっと貫いて欲しかった。途中で何かある感ぷんぷんで二面性なんて語り出すものだから余計に…。 とはいうものの、バレエミステリーもっと続けて欲しい!
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花音も容疑者出し、第一発見者なのに…なぜ刑事さんは最初から凶器の事やらなにやら、ベラベラと花音にしゃべるんだ?? そしてハッピーエンド。みんないい人だったーっていう。 殺人事件あった割にかるーい感じの仕上がりだった。
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題名と表紙に惹かれて手に取った1冊。 眠りの森の美女は私が好きなバレエ演目の1つ。 どんな話し全然検討つかなかったけど、めっちゃサスペンスだった( ꒪⌓꒪) バレエとサスペンスなんて...私の好きなものだらけで純粋に楽しく読めた! 犯人は予想外だったし、展開も読めないところとか...
題名と表紙に惹かれて手に取った1冊。 眠りの森の美女は私が好きなバレエ演目の1つ。 どんな話し全然検討つかなかったけど、めっちゃサスペンスだった( ꒪⌓꒪) バレエとサスペンスなんて...私の好きなものだらけで純粋に楽しく読めた! 犯人は予想外だったし、展開も読めないところとかサスペンスとして最高だった! バレエとしては少し物足りなさを感じるとこもあったり... 展開読めない割にはとても読みやすい1冊でした!
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新設されたバレエ団で、有名な演出家が指揮をとる、そして世界的に有名なプリマが招待されて踊ることになるのだが、殺人事件が起きる、そして次の殺人も…誰が犯人なのか、まさかの結末にビックリしました。
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秋吉理香子さんの作品は読むのが4作目でしたが、わりと短いストーリーの中で人を騙すのが上手い作家さんだと思いました。 この作品の舞台はバレエダンサーの世界です。 東京スペリオール・バレエ団のスタジオにロシアのシルヴィア・ミハイロフが演出家として日本生まれのアメリカ人ダンサーのユリ...
秋吉理香子さんの作品は読むのが4作目でしたが、わりと短いストーリーの中で人を騙すのが上手い作家さんだと思いました。 この作品の舞台はバレエダンサーの世界です。 東京スペリオール・バレエ団のスタジオにロシアのシルヴィア・ミハイロフが演出家として日本生まれのアメリカ人ダンサーのユリカ・アサヒナを連れてやってきます。 最初はバレエ団の内輪話からはじまり『眠れる美女』を上演するのですが、配役でちょっとした衝突が起こります。 いつになったら事件が起きるのかと思ったら、物語の中盤で二人のダンサーが殺されます。 『眠れる美女』と同じく紡錘で毒を注入され殺されます。 246ページと割と短い中で、事件は二転三転し「えっ、まさか、この人が犯人なの!」な展開あり、大忙しな解決編でしたが、なるほどこういう展開になるのかと予想もつかなかったラスト。 殺人事件はあったのに、まるでハッピーエンドのようなラストでした。
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