セカンドライフ の商品レビュー
■サマリー ・ミステリーではない ・いろいろな夫婦、家族、人をテーマにした ミックス小説 ・山と谷がないため平凡を好むならば○ ■所感 夫婦といえども長く一緒にいると良いときも悪いときもある。 ずっと仲が良い夫婦もたまにいるが、あれは仮面夫婦か、どちらか一方が非常に忍耐強いか...
■サマリー ・ミステリーではない ・いろいろな夫婦、家族、人をテーマにした ミックス小説 ・山と谷がないため平凡を好むならば○ ■所感 夫婦といえども長く一緒にいると良いときも悪いときもある。 ずっと仲が良い夫婦もたまにいるが、あれは仮面夫婦か、どちらか一方が非常に忍耐強いか、もしくは鈍感なのかのいずれかであると思う。 そうではない夫婦の方には失礼ではあるが。 本書の最初の短編である「見知らぬ乗客」は、 たまたま電車で隣り合わせになった女性同士の会話から始まる。お金を払うから自分の夫を殺してほしいと頼む。 実際に、依頼主の夫は殺害されてしまうが、実は犯人は別にいて・・・。 夫元気で留守が良いを地で行くようなスタートにおもろい小説かなと期待したが、 至って他の短編集は平凡そのもの。 著者の新津さんの作品で、20年以上前のドラマではあるが「トライアングル」という作品がある。 こちらはミステリーそのもので面白かったなと。 ■学び ・夫婦、家族は思いやりと寄り添い。 ・相手が何を望んでいるのか、聞いてほしいのか。 ・振り返って反省、を続けるしかない。
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まさに今の自分にピッタリの内容ばかりでどれもが自分に置き換えて読めた。パートナーにも読んでもらいたい内容だけど絶対読まないだろうなー結婚してから読書している姿を見たことがない。趣味が一緒だとどんなに老後が楽しめるかとも思う。でもどちらも歩み寄ろうと努力するのはやっぱり苦痛だからそ...
まさに今の自分にピッタリの内容ばかりでどれもが自分に置き換えて読めた。パートナーにも読んでもらいたい内容だけど絶対読まないだろうなー結婚してから読書している姿を見たことがない。趣味が一緒だとどんなに老後が楽しめるかとも思う。でもどちらも歩み寄ろうと努力するのはやっぱり苦痛だからそれぞれが楽しめればいいのだ。趣味も嗜好もしかり。
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老後の話が短編で書かれている。 最後に少しひやっと感じる終わり。 列車の中で殺人を依頼する話と、畑を作る話し エキストラの話だけ読んだ。
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面白かったんだけど、ほとんど中途半端に終わってしまって少し消化不足というか。でも老後の人生について考えるきっかけになった。いくつになっても人生色々あるよなぁ
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「見知らぬ乗客」「演じる人」「誤算」「セカンドライフ」 「三十一文字」「雲の上の人」「定年つながり」 7話収録の文庫オリジナル短編集。 毎回テーマを決めそれに沿った物語が紡がれる新津作品だが今回のテーマは『定年』 いずれ訪れるその時を想像しながら読み進めた。 著者には珍しく男...
「見知らぬ乗客」「演じる人」「誤算」「セカンドライフ」 「三十一文字」「雲の上の人」「定年つながり」 7話収録の文庫オリジナル短編集。 毎回テーマを決めそれに沿った物語が紡がれる新津作品だが今回のテーマは『定年』 いずれ訪れるその時を想像しながら読み進めた。 著者には珍しく男性が主人公のものが3篇あったのが新鮮。 相変わらず安心、安定の読みやすさだが、切れ味の良い結末が好みなので、お気に入りは、ラストで予想外の真相が明らかになる「演じる人」夫婦の気持ちのズレを顕著に描いた「誤算」女性の本音がリアルな「セカンドライフ」
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短篇7篇。主人公たちの年代が近いせいかとても読みやすかった。 見知らぬ乗客 演じる人 誤算 セカンドライフ 三十一文字 雲の上の人 定年つながり サラッと読めてしまうが、気になるところが必ずある。悪人が出てこないので安心して読める。 「見知らぬ乗客」は、なるほど〜、と感心して...
短篇7篇。主人公たちの年代が近いせいかとても読みやすかった。 見知らぬ乗客 演じる人 誤算 セカンドライフ 三十一文字 雲の上の人 定年つながり サラッと読めてしまうが、気になるところが必ずある。悪人が出てこないので安心して読める。 「見知らぬ乗客」は、なるほど〜、と感心してしまった。文中に紹介されるミステリー(パトリシア・ハイスミスの「見知らぬ乗客」とアガサ・クリスティーの「鏡は横にひび割れて」)も読んでみたい。
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+++ 二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも…(「見知らぬ乗客」)。熟年離婚で手に入れたこの自由は手放したくない(「セカンドライフ」)。老後と呼ぶには若すぎる、寿命が延びた現代社会において第二の人生をどう生きるかは男も女も切実だ。そんなとき邪魔になるのは長年連れ添ったあ...
+++ 二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも…(「見知らぬ乗客」)。熟年離婚で手に入れたこの自由は手放したくない(「セカンドライフ」)。老後と呼ぶには若すぎる、寿命が延びた現代社会において第二の人生をどう生きるかは男も女も切実だ。そんなとき邪魔になるのは長年連れ添ったあの人―。定年世代の来し方行く末を七つの人生の情景で綴る、毒あり華あり上質のミステリー短篇集。 +++ 表題作のほか、「見知らぬ乗客」 「演じる人」 「誤算」 「三十一文字(みそひともじ)」 「雲の上の人」 「定年つながり」 +++ 人生百年時代、定年後のまだまだ長い人生をどのように過ごすか、それはひと昔前よりも切実な問題なのかもしれない。その時に、どんな行動を起こすのか。違う場所、違う立場の人たちの第二の人生をのぞき見するような物語と言えるのかもしれない。ブラックなテイストのものが多い気がするのは、夫と妻の思いの差、とも言えるのかもしれない。粒よりの一冊である。
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見知らぬ乗客/演じる人/誤算/セカンドライフ/三十一文字/雲の上の人/定年つながり 第二の人生…… 定年後とは限らない気がしてきた。入学、卒業、就職、退職、結婚、離婚 等々の人生の節目ごとに取り巻く世界が変わるんじゃない?第三の人生からもあってずっと積み重なっていく。倒さない...
見知らぬ乗客/演じる人/誤算/セカンドライフ/三十一文字/雲の上の人/定年つながり 第二の人生…… 定年後とは限らない気がしてきた。入学、卒業、就職、退職、結婚、離婚 等々の人生の節目ごとに取り巻く世界が変わるんじゃない?第三の人生からもあってずっと積み重なっていく。倒さないようにしないとね
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