A子さんの恋人(7) の商品レビュー
感動すぎる 大人になってから漫画で泣いたの初めてかも この感動を言葉にするのに時間がかかりそう 近藤聡乃さん、ほんとリスペクト なんかこれから、考え事するときに、考え事の答えの選択肢が増えたような気がする また一巻から読み直そうか ユリイカで近藤聡乃特集読みましょう
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永太郎〜泣泣 永太郎のi love you は、「一緒にいたい」、 A君のI love you は、「一緒に生きていく方法をふたりで考えましょう」。 A太郎だってずっとずっと同じ部屋で待っていたから一人よがりなはずなんてないのにA君が選ばれた。 空港での、キスからのさようならで涙出た。A太郎のキス顔の美しさと涙が溢れるA子の表情の対比。 うわあああなんかすっきりしからなかった気もするけどこれでいいんだと思う。
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四年前くらいまで、好き=付き合うとか、結婚=好きとか思っていた。でも、だんだん=で表せない何かがあること、好きの違い、持っている言葉の意味の違いに気づく。わたしを見ること、相手を見ること、重ねることは本当むつかしい。だから重なったり、関係性という名前で繋ぎ止めたりする。解放すること、手放すこと、かなしいけど可哀想ではない!!チャーミングなタッチのキャラクターだが、なかなか生々しく人の内側の揺らぎを描いていて高カロリー。A君のI love youの意味、素敵だった。振り返るとA君とA子は、いつも一緒に生きる方法を考えているように思える。ほんとはそういうのを皆んな待っているのかもしれないね〜
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A子さんの恋人 やっぱ良い! 文章を捻り出すの上手いなぁ。 こんな微妙な人間関係を漫画にできるって凄すぎる。エモいのよ全てが! A君といるときのa子が1番かわいかったもんなぁ。 A太郎、なんなんこいつって思ってたけど、最後はめちゃくちゃいいやつだったなぁ。 何事も80点で、何も好きになれない自分がA太郎と重なってしまうのです。それは英子に惹かれもするわ。 悲しいけど、悲しくない。未来に向けて明るい終わり方。 阿佐ヶ谷・高円寺にすごい行きたくなります。 高円寺に住んでたからあの辺よく歩いてて郷愁がすごいのよ。なつかしさ。焼き鳥。 阿佐ヶ谷巡りたい。わたしもあのジェラート屋さんでデートしたい。 わたしはどう考えても桂子タイプ。誰か私を救ってくれないかしら。
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完結巻。3人の出した答えとは…みんな自分(名前)を取り戻した感じ。永太郎とAlexの英子へのI love youの意味。「一緒に生きていく方法をふたりで考えましょう。」これはすごい。救われて、背中を押した永太郎もいい男だったよ。「さようなら もう二度と会わないよ」そんなこと言えないよね。桂子・夕子・広も友達思い。I子のIはLOVEの愛ってことは愛子だったのかな。
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「一緒に生きていく方法を二人で考えましょう」というラストの言葉を植本一子さんが引用していたから、全7巻大人買いしました。あちこちに名言が散りばめられていて、1回目より2回目読んだ時の方がより味わいが深まりました。ただ私は一条ゆかりさんや矢沢あいさんで育ったから、絵が・・・とは思っ...
「一緒に生きていく方法を二人で考えましょう」というラストの言葉を植本一子さんが引用していたから、全7巻大人買いしました。あちこちに名言が散りばめられていて、1回目より2回目読んだ時の方がより味わいが深まりました。ただ私は一条ゆかりさんや矢沢あいさんで育ったから、絵が・・・とは思ってしまうものの、遠からず3回目も読むと思います。
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再読。A太郎にとっての「I love you」とは違うA君にとっての「I love you」の意味を知り感涙。
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読み進めるうちにどんどん登場人物 全員のことが好きになった。 自分にもこんなとこあるな、と 全員に少しずつ共感するかんじ。 しかもそれが自分のやなとこだったりして 痛いとこつかれてなんともいえない気持ち。
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美大卒の登場人物の等身大の恋愛漫画。 冴えない優柔不断主人公のA子には最後まで共感できずにイライラしたけど、彼女の選ぶ道を最後まで見届けたくなってる時点で自分も夢中なのかもしれない…。 登場人物達が素敵だし、阿佐ヶ谷が主な舞台なのも中央線ユーザーとして高評価
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ユーモラスなお話?と思って読み始めたら止まらなくなった。 画風が高野文子さんぽいなと思いつつ、サラサラさらりと読めてしまう。若干登場人物の顔が似ていて混乱するけど。 A子さんが学生時代からの腐れ縁の日本人カレと留学中に出会ったアメリカ人カレとの板挟みで悶え悩む7巻のストーリー。 みんないいヤツで、大学時代からの友人たち、舞台は阿佐ヶ谷や谷中のフレンドリーなカフェや商店街や飲み屋さん、出かけたくなってしまう。 美大生ライフやNYの生活も楽しそう。 にしても登場人物たちは大学を出て大分経過した、30歳前後の設定。でも精神的には青春て感じ。 アーティスト的な人たちの心境って永遠に若いのかもしれない。あるいは、これが彼らの青春の終幕なのかもしれない。
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