ガチガチの世界をゆるめる の商品レビュー
福祉がテーマの本だけれど、目から鱗すぎて、社会や人生や、生き方を変えてくれる本だった。 障害は皮膚の内側ではなく外側にある。障害を障害たらしめているのは社会の方なので、その社会を、世界を、自分に合わせて変えていけば生きやすいものになるだろう。私も筆者同様スポーツ弱者なので、共感す...
福祉がテーマの本だけれど、目から鱗すぎて、社会や人生や、生き方を変えてくれる本だった。 障害は皮膚の内側ではなく外側にある。障害を障害たらしめているのは社会の方なので、その社会を、世界を、自分に合わせて変えていけば生きやすいものになるだろう。私も筆者同様スポーツ弱者なので、共感するところもあったし、たしかに運動音痴も障害者と地続きだ。イモムシラグビーが肢体不自由の擬似体験でありつつ、福祉体験みたいな堅苦しさではなくて、そのスポーツのルールにすぎないという、その発想が本当に目から鱗だった。障害を障害として線引きしているのは、ガチガチの社会であって、その社会に無意識のうちに過剰適応している自分の錯覚なんだ。 ハンドソープボールとか、出世魚のブリをハンデとしたハンギョボールとか、ユーモアありすぎて好き。
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インクルーシブを考える時、人はよりリラックスして楽しむことを考えることになる。考える幅を広げてくれて、スポーツの捉え方を新しくしてくれる本。
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さすがコピーライター、文章うまい。 べき論にまみれて生きづらさを感じる人には元気がでる本なのだと思う。 ネアカなのはいいこと。実践してみたい。
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【読みはじめた理由】 図書館をぶらぶらしていて、ふとこの本が目に止まった。普段、あらゆるものを「〜じゃなきゃいけない」で雁字搦めにしてしまい、こんなんじゃいつか頭がパンクしちゃうから、自分の心に余裕と安らぎを作り出さ「なきゃいけない」と思っていた。その時はっとして、芯までもが凝り...
【読みはじめた理由】 図書館をぶらぶらしていて、ふとこの本が目に止まった。普段、あらゆるものを「〜じゃなきゃいけない」で雁字搦めにしてしまい、こんなんじゃいつか頭がパンクしちゃうから、自分の心に余裕と安らぎを作り出さ「なきゃいけない」と思っていた。その時はっとして、芯までもが凝り固まっていると思った。だからこの本のかもしだす「ゆるさ」に惹かれたのかもしれない。読み終わる頃には、ゆるい心をちょっとでも身に着けられているだろうか。 【読んでみて思ったこと】 ぱらぱらと読んでみて「これ、スポーツの話じゃん!」とぎょっとした。万年体育オール3の私にとってあまり好ましい話ではなかった。まぁ軽く読んでみるかと斜め読みしていたところ、話の展開のおもしろさと著者の表現力に惹き込まれ「いや最初からちゃんと読もう」と居ずまいを正し、最初からじっくり読み返した。読み終わった頃には「なんてあたたかくて、心強い本なんだ!」と感動した。障がいをもつ息子さんを通して作者が提案した「ゆるスポーツ」は、こりかたまった思考や価値観の境界線を良い意味であいまいにしてしまう不思議な力を感じた。そして、障がい者を「かわいそう」とか「気の毒」というイメージではなくて、ポップなものに変えていこう!という見解が私にとってとても画期的だった。特に、人の価値は「生産性」だけではなく「波及性」にもある。というところでじーんと目頭が熱くなった。さまざまな人間がいて、いろんな波があった方が刺激があってきっとおもしろい。ちょうどこの本に出会う前に、別の本を通して優生学について考えていたので「健常者」と「障がい者」の間に引いたぴんと張った線が、ぐよんぐよんにゆるくなったように感じた。また、「何かをゆるめるとは、新しいルールを作ること」という言葉を見て、今まで感じていた「〜しなきゃいけない」という苦しさが少し軽くなった。既存のルールにただ従うんじゃなくて、自分最適に考えたり自分自身をゆるめるめたりすることで、しなやかな心でしなやかな対応ができる。そしたら、もっと周りや自分のことも好きになれる余裕を持てるんじゃないか、そう思えた。
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今までの普通が覆された。 人には人の普通があるから、いろんな人の普通を理解して、環境をゆるめていきたい。 一番印象に残ったのは、視覚障害を持った人が、「目が見えるなんて不自由だな」って言ったこと。 いまの世の中の普通は「障害をもっているなんて可哀想」だけど、障害がある事よりも多様...
今までの普通が覆された。 人には人の普通があるから、いろんな人の普通を理解して、環境をゆるめていきたい。 一番印象に残ったのは、視覚障害を持った人が、「目が見えるなんて不自由だな」って言ったこと。 いまの世の中の普通は「障害をもっているなんて可哀想」だけど、障害がある事よりも多様性がなくて似たような人ばかりな方が可哀想だ。 ガチガチに固まっていた僕の思考をゆるめてくれてありがとう。これからはゆるーーーーく生きていきます。
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とてもとても良い著書だった ゆるスポーツ協会の話かと思ったら著者に障害者がおり福祉との関係についての話につながる内容であった。 とても良い話なので多くの人に読んでもらいたい 見えないそんだけ 1人称がすべてiで括れる言語 日本語は僕私自分俺などアイデンティティーを選べる と...
とてもとても良い著書だった ゆるスポーツ協会の話かと思ったら著者に障害者がおり福祉との関係についての話につながる内容であった。 とても良い話なので多くの人に読んでもらいたい 見えないそんだけ 1人称がすべてiで括れる言語 日本語は僕私自分俺などアイデンティティーを選べる と言うふうに考えられるゆるさ あなたが生まれなければこの世に生まれなかったものがある 言語化されていることが脳に大きな影響与える フランス語は蝶も蛾も同じ言葉 なので蛾が、肩に止まっても気にしない 標準を変えていく ゆるくする ガチは、おれる。ゆるは、しなる。
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ゆるスポーツというのは誰でも楽しめる面白い種目のスポーツという印象なので著者が最初に「この社会全体をもっとゆるめたい」と言っているのは少し大げさかなと思いました。 しかし、読み進めていくとそんな風に思った自分の浅はかさを後悔します。 著者が人生経験の中で感じてきた社会のきゅう...
ゆるスポーツというのは誰でも楽しめる面白い種目のスポーツという印象なので著者が最初に「この社会全体をもっとゆるめたい」と言っているのは少し大げさかなと思いました。 しかし、読み進めていくとそんな風に思った自分の浅はかさを後悔します。 著者が人生経験の中で感じてきた社会のきゅうくつさに「ゆる」を武器に立ち向かう姿はとても共感が持て、読み進めるほどに感動すら覚えていきます。 私も武道をもっとゆるめたいし、武道というジャンルすら超えて多くの人達をゆるめたい。 本のテーマは「ゆる」だけど中身は刺激的な本でした。 面白かったです。
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自分を型に当てはめるのではなく、 これからは型はオーダーメイドで創っていこう。 それは決して悪い事ではない、むしろ尊いことなんだよ。 と教えてくれた本。 お子さんの視覚障害をきっかけに スポーツ業界、音楽業界、また福祉にも多様性を取り入れる活動をされている筆者の思考と視野はまさにゆるゆるだった。 物事は味方捉え方で良いも悪いも変わってくる。 障害をお持ちの方が持っている個性・特徴がこんなにもクリエイティビティだったなんて! と、目から鱗を体験しました。 また、個人事業主として働く自分にとって 「生産性」だけでなく「波及性」と言う影響があることにすごくすごく救いを受けた。 どうしても私は、「金儲け」のためにビジネスをしたいとは思いきれなかった。 会社という枠に囚われる生き方から脱却するために退職したのに、 ビジネスを始めたら始めたで、とことんやるべきという周りの考え方にどこか違和感を感じていた。 それはきっと、私が今個人で仕事をしている原動力が自分の 権力 財力 影響力 自己顕示力 の為ではなく これまでに出会ってきた人たちや 応援してくれる人たちへの 感謝の表現であり、 頑張っている人、尊敬している人たちの力になりたいから という周囲の人たちへの想いからなっているからなのだと思った。 だから自分は リーダーとして周囲を巻き込み、突き進むのではなく 挫けそうな人と向き合ったり 弱っている人を治療したりと そういった癒しを与え、「あの時にちょうこが向き合ってくれたから今がある」といって貰えるような存在になりたいのだと思ったし、 そうした在り方のビジネスマンがいてもいいんだと思えるようになると、とても気が楽になった。 澤田さん、ありがとうございました。
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ガチガチ世界をゆるめるために、人の弱みでつながれる社会をつくろう。 例には、障害などの弱みを生かした新しいスポーツをつくることなどがあがっていた。事前知識なくても読みやすい
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