ほんのよもやま話 の商品レビュー
豪華な作家さんが勢揃いの対談集。 西加奈子さん&朝井リョウさん、 辻村深月さん&恩田陸さん、村田沙耶香さん&穂村弘さん…全46組で送る。 好きな作家さんの対談だけを読むつもりが、毎回毎回興味深い本が紹介されるので気づいたら全部に目を通していた。 読みたい本も気になる作家さんも見つ...
豪華な作家さんが勢揃いの対談集。 西加奈子さん&朝井リョウさん、 辻村深月さん&恩田陸さん、村田沙耶香さん&穂村弘さん…全46組で送る。 好きな作家さんの対談だけを読むつもりが、毎回毎回興味深い本が紹介されるので気づいたら全部に目を通していた。 読みたい本も気になる作家さんも見つかった。 自分が普段絶対に読まないような毛色の本も、作家さん同士の愛のある語りにだんだん興味が湧いてくる。 今後の本選びの参考にさせていただきます。
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ブックガイドとして手に取ったものなんだけど、対談相手に勧める体で選書されているから、ガイドの観点からは、個人的に期待に届かず。ただ、対談集として純粋に楽しめ、意外な関係性とか観点とか、興味深い場面は多かった。当初、興味ある対談だけ読もうかと思ってたんだけど、二人とも知らないってパ...
ブックガイドとして手に取ったものなんだけど、対談相手に勧める体で選書されているから、ガイドの観点からは、個人的に期待に届かず。ただ、対談集として純粋に楽しめ、意外な関係性とか観点とか、興味深い場面は多かった。当初、興味ある対談だけ読もうかと思ってたんだけど、二人とも知らないってパターンがほとんどなく、結果、通読することとなった。
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村田沙耶香さんの言葉の選び方、 伊坂幸太郎さんのら生みの親はある意味島田荘司さんだったということ、 恥ずかしながら、谷川俊太郎さんと佐野洋子さんがご夫婦だったとは知らなかったこと、 恩田さんと辻村さんがオススメだという「その女アレックス」はずっと気になりつつ読んでなかったけど、読...
村田沙耶香さんの言葉の選び方、 伊坂幸太郎さんのら生みの親はある意味島田荘司さんだったということ、 恥ずかしながら、谷川俊太郎さんと佐野洋子さんがご夫婦だったとは知らなかったこと、 恩田さんと辻村さんがオススメだという「その女アレックス」はずっと気になりつつ読んでなかったけど、読むきっかけをもらったこと、 小野正嗣さんと朝井リョウさんは2回ずつ出ていて、作家に人気のある方なんだと思ったこと、 そして江國さんの言葉、 “人は端から読んで端から忘れる。そして鍛えられた魂だけ残す”が素敵過ぎて核を鷲掴みにされたこと、 が、この本を読んでよかった理由。 読みたい本も増えた!
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短い対談がたくさん入ってるタイプ なんてーか…著者近影がなくなって久しい昨今、久し振りに実物見たなって方がちらほら…
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仲良しな2人、意外な2人、同志な2人…。作家が互いの本を語り、オススメ本を教え合う。島田荘司&伊坂幸太郎、島本理生&佐藤友哉など作家46組の対談集。「After Talk」も掲載。『CREA』連載を単行本化。 次に何かを読む参考になる。 対談の量は短すぎてちょい...
仲良しな2人、意外な2人、同志な2人…。作家が互いの本を語り、オススメ本を教え合う。島田荘司&伊坂幸太郎、島本理生&佐藤友哉など作家46組の対談集。「After Talk」も掲載。『CREA』連載を単行本化。 次に何かを読む参考になる。 対談の量は短すぎてちょいと残念。
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特に気に入った対談は、桜木紫乃さんと桜庭一樹さん、山崎まどかさんと柚木麻子さん、青山七恵さんと綿矢りささん、村田沙耶香さんと穂村弘さんでした。 大好きな作家が沢山出てきて楽しかった。情報量が多くて、一気読み向きではないかも。たまにちまちまと、気が向いたところを読んで、うふふって...
特に気に入った対談は、桜木紫乃さんと桜庭一樹さん、山崎まどかさんと柚木麻子さん、青山七恵さんと綿矢りささん、村田沙耶香さんと穂村弘さんでした。 大好きな作家が沢山出てきて楽しかった。情報量が多くて、一気読み向きではないかも。たまにちまちまと、気が向いたところを読んで、うふふっていう本。
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米澤穂信氏は西沢憲氏と対談。米澤氏が編者をつとめた「世界堂書店」に西沢氏訳の短編を2つ載せた。米澤氏が学生時代夢中で読んだアントニイ・バークリイの「第二の銃声」の翻訳者だという。 ほかに林真理子と川上弘美の対談。1954年と1958年生まれ。林氏は「赤毛のアン」「ジェイン・エア...
米澤穂信氏は西沢憲氏と対談。米澤氏が編者をつとめた「世界堂書店」に西沢氏訳の短編を2つ載せた。米澤氏が学生時代夢中で読んだアントニイ・バークリイの「第二の銃声」の翻訳者だという。 ほかに林真理子と川上弘美の対談。1954年と1958年生まれ。林氏は「赤毛のアン」「ジェイン・エア」「嵐が丘」、川上氏は「レベッカ」「フェビアの初恋」 文学ショックは林氏が中沢けいの「海を感じる時」もうコピーライターになっていたが、こんな若い人も小説書けるんだとおもい「群像」を買って原稿用紙を買ったという。あとは村上龍の「限りなく透明に近いブルー」でのデビューが衝撃的で、「村上ショック」だったという。 雑誌「CREA」のカルチャーページに2014-2019にかけて連載した対談企画「本にまつわる四方山話」をまとめたもの。 2020.9.30第1刷 図書館
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210910*読了 書評家の瀧井朝世さんが好きです。 ということで、瀧井さん編集の本は「読む」の一択。 面識があった作家さん同士から、この対談が初対面という作家さん同士まで、純文学からミステリーまで、さまざまな作家さんの対談集。 作家さんの当時の新刊、会話の中に登場する小説、...
210910*読了 書評家の瀧井朝世さんが好きです。 ということで、瀧井さん編集の本は「読む」の一択。 面識があった作家さん同士から、この対談が初対面という作家さん同士まで、純文学からミステリーまで、さまざまな作家さんの対談集。 作家さんの当時の新刊、会話の中に登場する小説、作家さんが選んだおすすめ本…読みたい本がわんさか登場して、ブクログの「読みたい」リストに30冊以上追加してしまいました。 もともと好きではあったけれど、海外文学の知識をより深めたいと思ったのも、対談を読んだのがきっかけ。 特に印象に残っているのは、西加奈子さんと朝井リョウさん。 西さんのお姉さん的な明るさと、それにやわらかく同調する弟っぽい朝井さんのやり取りが好もしかったです。 やっぱり小説書きたいなぁ。 それぞれの作家さんの作品に対する想い、小説を読むことへの想いを浴びて刺激を受けました。
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数多くの作家にインタビューしてきたライターの瀧井朝世さん。 作家の交遊関係も把握し、彼ら彼女らからの信頼も厚い瀧井さんが対談をセッティング。 この作家とあの作家が前々から仲がよかったり、意外なつながりがあったり。驚いたし、楽しかったし、そしてまた、読みたい本が増えた。 佐藤友哉さんと島本理生さんのはじめての夫婦対談は何となくイチャコラ(死語)していて、読んでいるこちらが赤面してしまった。 中村文則さんはまずドストエフスキーにできないことは何かと考え、それは最新テクノロジーと仏教だ、と思い、『教団X』を書いたそうだ。あとSだと公言していた。やはり! 古市憲寿さんは当時はまだ小説を書いておらず、対談相手の加藤千恵さんに、「小説ってどう書くの」と尋ねていた。まさかその後芥川賞候補になるとは!この時から狙っていたのかな。 伊坂幸太郎さんは島田荘司さんの『本格ミステリー宣言』を読んで、「あまり広いといえない日本列島だが、この中には現在の推理文壇を震撼させるような才能が潜んでいると信じている」という末尾の文に「島田さん、ここにいます!」と思ったそうだ。まだ何も書いてないのに。それで唯一無二の人気作家になる伊坂さんがすごい。 古川日出男さんの「小説家はすでに知っていることを書くと誤解されがちだけど、自分が知りたくて書いている」という言葉に、対談相手の柴崎友香さんも同意していた。そうなんだー。 江國香織さんは「読む端から内容を忘れちゃう」のだそう。驚き。いや、たぶん、私とは「忘れちゃう」のレベルが違うのだろうな。江國さんはどこかの誰かの素敵な言葉も紹介している。 「‘人は端から読んで端から忘れる。そして鍛えられた魂だけ残す。’」 対談当時のおふたりの新刊も紹介。 お互いが相手にオススメしたい本を持ち寄るルール。その本について盛り上がったり。 ひとつひとつの対談は五ページと短いけれど、作家の個性やその時の空気がギュッと詰まっている。 もっと知りたくなったら、著作を当たれ!ということかー。 巻末には言及された作家の名前と本のタイトルのインデックスつき。 こういう気遣いが嬉しい。 現代小説ファンにはたまらない本。 全46組。どんな作家が出ているのかは、ブクログのこの本の紹介のページを参照してください。
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本好きには贅沢な対談集。比較的若手の作家の方々が多いってのは珍しいではなかろうか。 一回の対談に何分かかったのかはわからないけれど、ページ数はいずれもわずか5ページ。ほんとに贅沢だよなぁ。 宮田珠己さんの対談目当てで手に取ったけど、以外にも複数冊読みたい本が増えたんでホクホクした。
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