夜明けのすべて の商品レビュー
映画化されてる作品なので キャストを当てはめながら読んでみた。 とても読みやすく通勤電車の数日で読了した。 続きが読んでみたい、あったかい気持ちになった。 録画してる映画の方も観ようと思う。
Posted by
[最初に書いた感想を、三宅かほの「話が面白い人は何をどう読んでいるか」を読んだ後に、グレードアップしたもの] 女性性の回復ーPMS緩和の鍵となるか 本書に出てくる山添君は、藤沢さんの少し後輩で同じ20代。前の会社でパニック障害を発症し、今の状況に見合った生活が送れるよう栗田金属と...
[最初に書いた感想を、三宅かほの「話が面白い人は何をどう読んでいるか」を読んだ後に、グレードアップしたもの] 女性性の回復ーPMS緩和の鍵となるか 本書に出てくる山添君は、藤沢さんの少し後輩で同じ20代。前の会社でパニック障害を発症し、今の状況に見合った生活が送れるよう栗田金属という小さな会社に移ってきた。 山添君は藤沢さんと交流していく中、後半で、自分の好きなものを思い出す。自転車に乗ること、和菓子を食べること、音楽を聴くこと。それらはパニック障害になってから忘れていたものだった。もともと山添君は仕事が好き(男性性あり)だけど、パニック障害で女性性がやや欠如ぎみになっていた。でも、藤沢さんとの交流を通して女性性が復活していく様子が描かれている。 一方で、藤沢さんはおせっかいもいいところだ。山添君本人が口外していないにも関わらず、彼のパニック障害を知らなかったことで勝手に自分を責め、その埋め合わせに急に山添君の家に押しかけて頼まれてもいないのに髪を切ってあげたり、山添君のポストに差出人不明のお守りを入れたのが山添君の元上司ということが分かると、その会社のホームページに山添君がお守りを受け取っていることを伝えたり。(すぐにその元上司の方から返信があった。) 藤沢さんは自分を後回しにして、他人を優先している。これがPMSが改善しない理由なのではないだろうか。藤沢さんが本書で何かを感じている描写があるとすれば、虫垂炎になって術後に手術した箇所に痛みを感じたぐらいだ。これだけ男性性優位で人にあれこれしているのだから、もっと何かを感じてもいいはずなのに、その描写があまりにも少なすぎる。藤沢さんは、親が血栓症のためにピルが飲めなかったり、ピラティスや太極拳などをしてもPMSはよくなっていない。それは、藤沢さんをそのように設定することで「感じる」ことがPMS回復への一歩なんだよ、と作者が暗に提示しているんではなかろうかと感じた。 -------------------------------------------------------------------------- [最初に書いた感想] 私自身もそんなに体調が良くなく、読んでいて時々しんどいときがあったので星3つにしている。それがなかったら星4つ。 PMSでとても情緒不安定な女の子と、パニック障害の男の子の話。 女の子はいつPMSが来るか分からないのに、男の子の方が分かるところに、自分には分からない部分を他人が知っているジョハリの窓を彷彿とさせた。本当に人は、人と助け合う生きものなんだなと強く感じた。(たぶんジョハリの窓は心理学向けの用語なので、少し違うけど) また以下の2つのことも知れてよかった。 1.ピル飲んだらPMSラクになるんじゃない?と思ったけど、インターネットで検索したところ、どうやら血栓症は二分の一の確率で子供に遺伝するとのこと。この女の子の父親は血栓症。つまりピルは飲めない。そっか、世の中にある方法はすべての人に適用できるわけじゃないんだね。安易に考えてしまった。 2.パニック障害の人の中には、映画館に入るのが難しい人もいる。そうすると、お家で観れるサブスクのサービスがこの世にあって、本当によかったんじゃないだろうかと思う。 仮に昨日までの生活が急に出来なくなっても、自分の好きが分かっていたら、それが心の支えになってくれるのではないだろうか。
Posted by
PMSの症状って1~2週間くらい続く感じなのに主人公の女性は1日2日?だったから、人によるんだなぁと思った。パニック障害の人と2ヶ月だけ働いたことがあるけれど、こんなに大変な症状を持って生きているなんて知らなくてもっと早くにこの本と出会って、接し方を考え直す必要があったのかな?と...
PMSの症状って1~2週間くらい続く感じなのに主人公の女性は1日2日?だったから、人によるんだなぁと思った。パニック障害の人と2ヶ月だけ働いたことがあるけれど、こんなに大変な症状を持って生きているなんて知らなくてもっと早くにこの本と出会って、接し方を考え直す必要があったのかな?と感じた。瀬尾さんもパニック障害を持っているということでより小説の主人公に当てはめられたんだなぁと感じた。 この後映画も見たけれど、私は小説の本が2人の未来が分からなくてワクワクしたな!どちらも素敵なものだけれど、映画から見たらまた違った感想を持ったに違いないなと思った!どう思ったんだろうね〜
Posted by
自分の知らない病気の世界を感じながら、人に対する本当の優しさとは何か。なんて、そんな難しい本では無いのですが、色々と考えてしまう。人は外からの見た目では分からない哀しみや苦しみを持っているかもしれない。そんな当たり前かもしれないけど忘れている事にたくさん気付かされた。そんな暖かい...
自分の知らない病気の世界を感じながら、人に対する本当の優しさとは何か。なんて、そんな難しい本では無いのですが、色々と考えてしまう。人は外からの見た目では分からない哀しみや苦しみを持っているかもしれない。そんな当たり前かもしれないけど忘れている事にたくさん気付かされた。そんな暖かい本です。やっぱり瀬尾まいこさんの本はホッコリします。
Posted by
PMSのイライラが抑えられず、人に当たり散らしてしまう美紗。パニック障害の発作に苦しむ山添君。そんな2人が、会社の同僚に見守られながら、なんとか前向きに歩み出すまでが描かれています。 他者からの理解が得られにくい身体の不調は、大小はあると思いますが、誰もが経験したことがあるので...
PMSのイライラが抑えられず、人に当たり散らしてしまう美紗。パニック障害の発作に苦しむ山添君。そんな2人が、会社の同僚に見守られながら、なんとか前向きに歩み出すまでが描かれています。 他者からの理解が得られにくい身体の不調は、大小はあると思いますが、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。頭痛であったり、緊張ゆえの腹痛であったり。それでも、自分の経験したことのない不調には、不寛容になってしまう。 そのあたりが、会社の社長はじめ同僚の方々が素晴らしかったと思います。変に干渉するのではなく、無視する訳でもなく、まさに見守るという感じです。こんな会社も実在すればいいなと思います。
Posted by
主人公お互いに悩みを抱えながらも、だからこそお互いが無理をしたり背伸びをすることなく、さりげなく支え合う姿がすごくほっこりした。 周りの登場人物も優しくて穏やかな人達でした! 瀬尾まいこさんの本は読了後に心が温かくなるので好きです♡
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
PMSの辛さはわかるわかる 今こそ落ち着いてるものの酷い時はイライラ、暴食etc パニック障害にはなったことがないからわからないけど読んでたら結構辛いんだなと 知らないことを一つ学んだ感じ! しかし良い職場、こんな人たちのもとで働けるの楽しそう
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
登場人物がみんな素敵で読んでて心が温まる。「完全な孤独など、この世の中には存在しないはずだ」山添くんがこう思えるようになってよかった。PMSもパニック障害も病名は知ってたけど、なにがしんどくてどれだけ大変なのか全然分かってなかったなと思った。
Posted by
友達や恋人でなくても お互いの苦しみをわかりあえて 力になることができる同志のような関係って良い。 わたしもそんな人がいたことを思い出して懐かしくなった。 もうダメかもしれないってとこまで落ち込んでも、ちょっとした出来事や人との出会いや、捉え方で楽になったり良い方向にいくことも...
友達や恋人でなくても お互いの苦しみをわかりあえて 力になることができる同志のような関係って良い。 わたしもそんな人がいたことを思い出して懐かしくなった。 もうダメかもしれないってとこまで落ち込んでも、ちょっとした出来事や人との出会いや、捉え方で楽になったり良い方向にいくこともある。 そんなふうに心を楽にさせてくれる作品。
Posted by
PMSやパニック障害という“見えないしんどさ”を抱えながら、 それでも毎日を続けていく2人の物語。 読みながら思ったのは、 私が同じ立場なら、こんなふうに働けるだろうか? ということ。 藤沢さんの「気を遣いすぎるのに大胆なところ」は ちょっとだけ自分に似ていて、 本当は“必要...
PMSやパニック障害という“見えないしんどさ”を抱えながら、 それでも毎日を続けていく2人の物語。 読みながら思ったのは、 私が同じ立場なら、こんなふうに働けるだろうか? ということ。 藤沢さんの「気を遣いすぎるのに大胆なところ」は ちょっとだけ自分に似ていて、 本当は“必要だと思ったことは全部してあげたい”。 そんな気質を改めて思い出した。 山添くんが少しずつ“藤沢化”していくのも可愛い。 信頼って、こうやって静かに育つんだなと思った。 そして気づいたのは、 症状そのものよりも、 優しすぎる性格や気質のほうが しんどさを深くしてしまうことがあるということ。 分かってくれる誰かがそばにいるだけで、 世界は少しだけ生きやすくなる。
Posted by
