はじめての催眠術 の商品レビュー
友人にオススメされたので読了。 簡単でわかりやすく、今すぐにでも出来そうな書き方だったので確かに入門書・スタート本としてはいいかもしれない。「どうしてこういうことが起こるのか」も必要充分な量だけ記載されているから仕組みを知りたい人にも丁度いい。 昔ストリートで引っかかった催眠の全...
友人にオススメされたので読了。 簡単でわかりやすく、今すぐにでも出来そうな書き方だったので確かに入門書・スタート本としてはいいかもしれない。「どうしてこういうことが起こるのか」も必要充分な量だけ記載されているから仕組みを知りたい人にも丁度いい。 昔ストリートで引っかかった催眠の全部がここに載っていたのでカラクリがわかって嬉しいような一冊程度の技術にまんまと引っかかったのが悔しいような感じだった。
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暗示とは体験や意識、行動の変容をもたらす言葉。何かの変性が起こることを示す。 ダブルバインド→右手か左手どちらの方が重いですか?→重いのを受け入れる。
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催眠術は優秀なビジネスマンと同じテクニックを使っている事を再確認した。 ラポール、ページング、威光暗示、イエスセット、ダブルバインド 営業で良く使われている技法である。 特に導入部分のテクニックは営業の本といっても違和感はない。 現代睡眠のエリクソンのアプローチの肝、利用アプロー...
催眠術は優秀なビジネスマンと同じテクニックを使っている事を再確認した。 ラポール、ページング、威光暗示、イエスセット、ダブルバインド 営業で良く使われている技法である。 特に導入部分のテクニックは営業の本といっても違和感はない。 現代睡眠のエリクソンのアプローチの肝、利用アプローチ=相手の反応に合わせる、間接暗示=相手を否定しないという考えはまさに、ビジネスでの主流となっている。 相手の出方に合わせるという事は、催眠術者の腕が試される事となりそうである。 催眠術者の適正は優秀なセールスやカウンセラーとなるのだろうか? 運動暗示→禁止暗示→感覚、記憶暗示の順に暗示にかかる人が少なくなり、統計アプローチを利用しているという点もビジネス的である。 最後に自律訓練法を載せているが、もう少し説明が欲しかった。 最終的には他者催眠術から自己催眠術が最も強力な催眠技法となるのだから。
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催眠というと怪しいが、実生活でプラスに活用可能な技法だと感じた。 ■催眠の定義 知覚や感覚、感情に関して、何か変化が起こるという期待があったときに、実際ににその変化が実現する現象 ■催眠のスクリプトの構造 ①知覚や感覚の変化に関する期待を持ってもらう ②想像をしてもらうと...
催眠というと怪しいが、実生活でプラスに活用可能な技法だと感じた。 ■催眠の定義 知覚や感覚、感情に関して、何か変化が起こるという期待があったときに、実際ににその変化が実現する現象 ■催眠のスクリプトの構造 ①知覚や感覚の変化に関する期待を持ってもらう ②想像をしてもらうと、その期待が実現する ③実現した現象を体感していると、より強化される ■催眠を体験しやすい人 目の前のことに集中するあまり、周辺の物事への注意が低下する。このようなタイプの人は、催眠を体験する上で適性があると言えるでしょう。 同じような理由から、「飲み会で他の人のグラスが空になっていることに気づかない」「考え事をしていて電車を乗り過ごすことがよくある」なども、催眠を体験しやすい人の特徴です。 ■まとめ 催眠とは、言葉の技法です。 私たちの身の回りは言葉で満ちています。他者からの言葉もあれば、自分自身に語りかける言葉、まだ言葉になる前の言葉さえもある。世界に飛び交う多くの言葉は、人々の感覚を、思考を、現に変えています。
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催眠というと怪しいが、実生活でプラスに活用可能な技法だと感じた。 ■催眠の定義 知覚や感覚、感情に関して、何か変化が起こるという期待があったときに、実際ににその変化が実現する現象 ■催眠のスクリプトの構造 ?知覚や感覚の変化に関する期待を持ってもらう ?想像をしてもらうと...
催眠というと怪しいが、実生活でプラスに活用可能な技法だと感じた。 ■催眠の定義 知覚や感覚、感情に関して、何か変化が起こるという期待があったときに、実際ににその変化が実現する現象 ■催眠のスクリプトの構造 ?知覚や感覚の変化に関する期待を持ってもらう ?想像をしてもらうと、その期待が実現する ?実現した現象を体感していると、より強化される ■催眠を体験しやすい人 目の前のことに集中するあまり、周辺の物事への注意が低下する。このようなタイプの人は、催眠を体験する上で適性があると言えるでしょう。 同じような理由から、「飲み会で他の人のグラスが空になっていることに気づかない」「考え事をしていて電車を乗り過ごすことがよくある」なども、催眠を体験しやすい人の特徴です。 ■まとめ 催眠とは、言葉の技法です。 私たちの身の回りは言葉で満ちています。他者からの言葉もあれば、自分自身に語りかける言葉、まだ言葉になる前の言葉さえもある。世界に飛び交う多くの言葉は、人々の感覚を、思考を、現に変えています。
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耳にしたことはあるけれど、イマイチよく分からない(強いて言えば胡散臭い)催眠について、初学者でも理解できる言葉でまとめられている本です。 教室では生徒が無意識のうちに生徒たる振る舞いをしており、同様に催眠でも催眠をかけられる人が無意識に催眠をかけられる人たる振る舞いをすることで催...
耳にしたことはあるけれど、イマイチよく分からない(強いて言えば胡散臭い)催眠について、初学者でも理解できる言葉でまとめられている本です。 教室では生徒が無意識のうちに生徒たる振る舞いをしており、同様に催眠でも催眠をかけられる人が無意識に催眠をかけられる人たる振る舞いをすることで催眠現象がおこる…催眠は催眠をかけられる人の能力である…という旨の言葉に、自分としてはかなり納得感がありました。 読む前よりも催眠が身近に感じられる様になったと思います。一度試してみたいな。 京極堂シリーズファンとしては、冒頭に姑獲鳥の夏の引用を持ってきているところに凄くしびれました。誰にでもおすすめできる本です。
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1,2章の「準備編」、6章の「応用編」と「はじめに」「おわりに」をしっかり読み、3,4,5章の「実践編」は斜め読みした。所要時間は1時間ほど。 本全体を通して、催眠とはどういう現象なのか、催眠では何ができて何ができないのかという内容を理解することができた。第1章では、現代の催眠...
1,2章の「準備編」、6章の「応用編」と「はじめに」「おわりに」をしっかり読み、3,4,5章の「実践編」は斜め読みした。所要時間は1時間ほど。 本全体を通して、催眠とはどういう現象なのか、催眠では何ができて何ができないのかという内容を理解することができた。第1章では、現代の催眠に対するイメージが歴史的にどう形成されてきたのかがよくわかった。神経科学的な催眠研究の事例を知ることもできた。 「おわりに」では次のような問いが提示されていた。催眠によって生まれた感覚と本物の感覚は区別できるのか?そもそも「本物」とは? これらは、いま読んでいる池谷裕二『単純な脳、複雑な「私」』で語られる「知覚されたら『存在』する。脳の活動が全てである」という主張と深く関係しているなと感じた。すなわち、催眠によって生まれた感覚は、脳が活動しているという意味で本物の感覚と区別できないし、「存在」すると言える。 この点を深く掘ると、「我々は世界そのものを知覚できない、人間流の受け取り方でしか世界を知り得ない」というカント流の認識論にもつながると思う。
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まさにタイトル通り催眠についての入門書といえる一冊。催眠や人心把握のスキルに興味があって読んでみたが、いわゆるハウツー本のようにビジネスなどで活かせる方法が直接的に書いてあるわけではなく、タイトルに忠実に催眠の理論や実践法について丁寧に、"それ以上でも以下でもない&qu...
まさにタイトル通り催眠についての入門書といえる一冊。催眠や人心把握のスキルに興味があって読んでみたが、いわゆるハウツー本のようにビジネスなどで活かせる方法が直接的に書いてあるわけではなく、タイトルに忠実に催眠の理論や実践法について丁寧に、"それ以上でも以下でもない"表現でまとめられている。非常にわかりやすい内容。 個人的には暗示は実現することがあるという意味で日頃からポジティブな言動、思考を心がけたいと思ったし、仕事で疲れた際には自律訓練法を行い集中力を取り戻していきたいと感じた。
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催眠に元々興味があって購入。催眠とは「知覚や感情に対して何か変化が起こると言う期待があったときに、実際にその変化が実現する現象」。よりポジティブなもの、という考え方になった。
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この本の内容を自分に試してみたら、催眠術の片鱗を味わうことができた 催眠術なんて眉唾もんだと思ってたけど、実際は心理的なコミュニケーションテクニックを最大限に活かして暗示をかける技術だと感じた 様々なコミュニケーションテクニックを使っているので、そこから抽出したエッセンスはセー...
この本の内容を自分に試してみたら、催眠術の片鱗を味わうことができた 催眠術なんて眉唾もんだと思ってたけど、実際は心理的なコミュニケーションテクニックを最大限に活かして暗示をかける技術だと感じた 様々なコミュニケーションテクニックを使っているので、そこから抽出したエッセンスはセールスやマーケティングにも使えそう 面白かった
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