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証券会社がなくなる日 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2020/11/21

証券会社は営業現場がメルトダウンする。 アメリカの証券会社ロビンフットは手数料無料化で大成功。チャールズシュワブも無料化に踏み切った。 IFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)には2種類ある。IDB=手数料の一部を受け取るもの。RIA=預かり資産の量による収益。 チャールズシ...

証券会社は営業現場がメルトダウンする。 アメリカの証券会社ロビンフットは手数料無料化で大成功。チャールズシュワブも無料化に踏み切った。 IFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)には2種類ある。IDB=手数料の一部を受け取るもの。RIA=預かり資産の量による収益。 チャールズシュワブは各営業担当者の報酬体系の概要を公開している。預かり資産に応じた報酬体系になっている。 IDBとRIAの違い、 IDBと歩合外務員との違い。 米国のIFAは、相場の見通しの話しはしない。フィナンシャルプランニングの提案をする。 投信はやらず、株と債券だけに特化するIFA。 いちよし証券は売れる商品でも売らない。 公募仕組債、不適格債、しぼファンド、個別外国株(外国株は投信で)、先物オプションの勧誘、FX、は取り扱わない。 新株などは、日本では機関投資家が育っていないため、個人に売るしかない、という言い訳。

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2020/11/07

証券業界の理解に向けた読んだ一冊。野村證券のエースたちが退職して、日本の腐った金融業界を立て直すために動いているという話。米国証券会社のチャールズ・シュワブから始まった手数料無料化が日本の証券業界を飲み込もうとしている。これまで顧客本位と言いつつ証券会社本位の営業が限界に来ており...

証券業界の理解に向けた読んだ一冊。野村證券のエースたちが退職して、日本の腐った金融業界を立て直すために動いているという話。米国証券会社のチャールズ・シュワブから始まった手数料無料化が日本の証券業界を飲み込もうとしている。これまで顧客本位と言いつつ証券会社本位の営業が限界に来ており、証券会社はどんどん淘汰されていくのではと。ここで思うのは、最先端の事柄を自分ごとのように受け止め変化し続けていかないと、気づかず腐っていくかもという危機感であった。新しいことすべてに反応するのは得策ではないものの、その背景を理解し危機感を持つべきかどうかの判断はする必要あるなと自戒も込めて感じる。

Posted byブクログ

2020/10/24

【証券会社がなくなる日】 証券会社がなくなるとは思わないけれど、今のビジネスモデルが妥当かと言われるとそう思わないことが多いです。前会社の状況が詳しく記されていたことも興味があり読了。 資産運用業が我が国でも求められるようになることを切に祈ります。

Posted byブクログ

2020/10/22

日本の証券業界の問題点、アメリカの現状を通し日本の証券業界の未来の示唆に富んだ作品。手数料収入を当てにし一般投資家に回転売買を強いる旧態然とした体質に落胆。しかし若きエリートや中小証券会社の新しい試みに期待する。証券業界に限らず日本のあらゆる業界で似たような過去の成功体験にしがみ...

日本の証券業界の問題点、アメリカの現状を通し日本の証券業界の未来の示唆に富んだ作品。手数料収入を当てにし一般投資家に回転売買を強いる旧態然とした体質に落胆。しかし若きエリートや中小証券会社の新しい試みに期待する。証券業界に限らず日本のあらゆる業界で似たような過去の成功体験にしがみ付く事で己の存在意義を内外にアピールする魑魅魍魎が多い。変わる事、挑戦する事こそが、これからの日本の未来を左右する重大な局面であるのにネ!

Posted byブクログ

2020/10/03

日本のIFAビジネスを中心に、国内外の証券業界における最前線の動きを追ったもの。業界に身を置いていれば、より臨場感がわいてくる。筆者と考えが全て一致するものではないが、いまだからこそ読んでみるべき。数年後には別の議論がされているだろう。

Posted byブクログ