働く女子に明日は来る! の商品レビュー
ドラマ制作の現場と制作会社のプロデューサーの日々を描いた作品。 8話からなり、各話でポイントとなるロケ飯のメニューがタイトルになっている。 * * * * * いかにもよくある設定の作品。 主人公の年齢や主人公に降りかかる火の粉のごときトラブルの多さは、...
ドラマ制作の現場と制作会社のプロデューサーの日々を描いた作品。 8話からなり、各話でポイントとなるロケ飯のメニューがタイトルになっている。 * * * * * いかにもよくある設定の作品。 主人公の年齢や主人公に降りかかる火の粉のごときトラブルの多さは、朱野帰子さんの『わたし、定時で--』シリーズと似ていますし、各話で主要人物の心を癒やすポイントとして料理を繰り出してくるところなどは福澤徹三さんの『侠飯』シリーズと似ています。 けれど読後の爽快感が足りない点で、前述の2作と異なる気がしました。 もちろん、快刀乱麻の活躍で主人公が問題解決してしまうより、本作のように「問題は沈静化したが事態は予断を許さないまま」という方が現実的だとは思います。 けれどエンタメ性の強い作品であることに変わりはないので、すっきり片づいた感が欲しいのが正直なところでした。(その方が表紙の絵柄とも合うと思います。)
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テレビドラマ向けの働く女性の話ですね。 頑張り過ぎかな。 でも共感出来る。 テレビ業界は大変だけどやり甲斐がある感じは伝わってきます。
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原作者がいる小説をドラマ化し、世に出すまでの奮闘記を描いたお仕事小説である。 仕事に対する熱量はあるものの、どこか不器用な女性主人公のお話だ。 プライベートでも仕事でも様々な壁にぶつかるが、周りの人間を巻き込みながら七転び八起きで頑張る主人公の姿には元気を貰える。 主人公に対してのメイクさんの言葉や 原作者とその息子の話など、色々考えさせられる部分もあった。 そして、ドラマを作る裏方側の主人公の頑張りを見ていると、改めて人の目につくものだけが世の中にある仕事じゃないと気付かされた。縁の下の力持ちがいて成り立つ世の中だ、自分に与えられた仕事を責任もって取り組もう!そんな風に思わせてくれたお仕事小説でした。
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中山七里さんの『嗤う淑女』の恐ろしい世界を読んでから、この本を読んだのでホッとした。小説家によって、書く世界は本当に違うんだなとしみじみ思った。最後はハッピーエンド的に終わり、良かった‼️
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大変そうな、お仕事。 不規則だとさらにイライラが募りそうですが……。 好きな仕事なら、そんなこと言ってられない!?
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お仕事系小説が割と好きなんですけど、テレビの裏側が見れる話で、面白かった! テレビの裏側って、想像通り色々あるんだろなぁ。 色んな問題にぶち当たりながらも、その都度一生懸命まじめに向き合ってた姿に応援したくなった。 いつも冷静で頼れる頼子さんが、本音をぶつけた場面。ロケ飯くらいではなくて、一食のごはんで、やる気が出たり気分が上がりまた頑張ろうという気持ちになれる。だからその一食を大事にしていた頼子さんの思いにに感動。 ごはんって、すごい力があると私も思う。 愛莉ちゃんみたいな、話を聞いてくれて大事な時にはかけつけてくれて、時には叱ってくれる、そんな存在が近くにいてくれた事も良かった。
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テレビドラマ製作会社のお仕事小説 アシスタントプロデューサーの時崎七菜は入社5年目の31歳 ドラマ『半熟たまご』製作に向けて奮闘 いつもおいしいロケ飯を作るプロデューサー板倉頼子 恋人で一流企業に勤めるおぼっちゃんの佐々木拓 イマドキのバイト生平大基へのイライラ、脚本家・上条朱音とのトラブル、二日酔いによるミス、頼子の病気、拓との衝突、朱音の息子聖人の薬物疑惑によるまさかのお蔵入り、など様々な問題を乗り越えて番組が放映される物語 少し予定調和のような感じがするが、「帝国の女」を読み終えたばかりなので連携して読めた
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中澤さん、初読みです。 七菜はドラマ制作の下請け会社で働いていた。 理不尽な本部の要求、パワハラ気味のドラマの原作者。頼りにしていた先輩が仕事を辞める。何もかもが上手くいかない上に、恋人からプロポーズされても素直に頷けない。八方塞がりの状態からの巻き返しがもうハラハラして凄く応援したくなりました。 病に倒れた先輩の手作りのロケ飯。たかがロケ飯だろうけど、その先輩にとってはとても大切な物だったのをたかがと言ってしまった七菜の気持ちも解らなくないけど、そこのシーンは切なかったです。 あれだけ高圧的だった上条が息子の不祥事を起こした時もどうなるかヒヤリとしましたが、何とかドラマ放送まで漕ぎつけて良かったです。 拓とも別れちゃうのかと思ったけど、お互い歩み寄れてホッとしました。 これからの七菜の活躍に期待しています。
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機転が効くタイプで、しかも人にも任せて口出ししないというのは難しいと思う、主人公はどちらでもないみたいだが。
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怒ったり、笑ったり、呆れたり、共感したり、最後は涙。さすがドラマの原作多く手掛けているだけに、あざといと思う部分もあるが読者の心掴むのがうまい
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