昨日、君が死んだ。(1) の商品レビュー
いやーすごい作家さんだ。知ってたけど!わかってたけど! 誰もがその独創性を認めるわけではないけど、中毒性がありすぎて好きな人はたまらなく好きな世界観。自分も大好き。 人間が滅び天使と悪魔が戦う世界で、亡くなったばかりの片想いの相手を縫って、命を吹き込む仕立て屋。 たましいを求めて...
いやーすごい作家さんだ。知ってたけど!わかってたけど! 誰もがその独創性を認めるわけではないけど、中毒性がありすぎて好きな人はたまらなく好きな世界観。自分も大好き。 人間が滅び天使と悪魔が戦う世界で、亡くなったばかりの片想いの相手を縫って、命を吹き込む仕立て屋。 たましいを求めてこの混沌とした世界で共に旅立つ姿は、まるでオズの魔法使い。旅は男が心臓をもらって終わるんだろうか。 話は二人の物語に見せかけて、関わっていく世界の生き物たちに焦点があてられる。特に好きなのは春の王様をよみがえらせるために頑張る虫の話。可哀想で可愛い虫がたまらなく愛おしい。 仕立て屋のはづとゴドー君の行く末も楽しみ。物語の最後にどんな素敵なハッピーエンドが迎えられるのか。もう期待しかない。
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大人の童話というとしっくりくる世界観。傘のシーンは泣きました。まだ旅は続くみたいですが幸せな結末を望みます。この作者さんだからそう簡単にはいかないだろうけど…
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今まで私が読んだ、アルクさんの著作は16冊。 このお話は1巻なので、今後どうなっていくのかわからないが、今までで一番好きだ。 謙虚な仕立て屋に幸あれ!! ゴドー君、頑張れ!
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- ネタバレ
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斬新な切り口、奥行きの深さ…色々な感情に心が揺さぶられることまちがいナシのARUKUセンセのファンタジックワールドでした。 色んな不思議ワールドをこれまでも見せてくれたセンセなのですが、まだまだ枯れるどころかめちゃくちゃ進化してるのがすごいです。 …そして、確実に絵柄も上達してる…! センセの作品には影が薄くて幸も薄い主人公が登場することが多いのですが、みんな地道に働き続けてとても真面目で勤勉。そして、自分とは対照的なキラキラの王子様にひそかに憧れていたりするのです。 仕立て屋の羽繕もそんなタイプで、善意のかたまりみたいな青年です。 虐げられていた環境の中でも、食べていくためとはいえ、一生懸命自分にできることをやり続けて来た成果とも言える仕立て屋としての腕前に、悪魔から授けられた途方もない力。 その力で羽繕はゴドーをよみがえらせ、様々な生き物たちを救っていきます… なのに、その見返りをこれっぽっちも求めない。ここが彼のいいところですね。 そうしながら、羽繕はゴドーとともに彼の魂を求めて旅を続けていきます。 魂とは?生きること死ぬことの意味とは? 読み進むうちにそんなことをあれこれ考えてしまっている自分に気づきました。 そして、みんなを助けながら旅するうちに孤独だった羽繕にだんだん仲間が増えていくのが、とてもよかったです。 読んだ後の余韻がすごかったです。 続きものなので早くこの先が知りたくてたまらないです! 羽繕が幸せになりますように。ゴドーが愛にあふれた魂を手に入れることができますように。
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