反省記 の商品レビュー
学士は、これから社会に出てプロになる、という証明。 修士は、自分はプロである、という証明。 博士は、世界で一つだけのことをしている、という証明。
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すごい人なんだろうなと思う。でもどこか幼稚。自分中心?人間関係について、勉強しない。私も近いところがあるので、こうはならないぞと頑張りたい。
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アスキー創業者の西さんの今までの人生の失敗をまとめた本。本は非常に読みやすい文章で書かれておりとても分かりやすい。まず読んで思ったのが、この波瀾万丈な人生は一体なんだ?これだけの行動力がある人だからこそ、いっぱい失敗して色んなものを生み出せたのだと思う。関わった方々の面子を見ても...
アスキー創業者の西さんの今までの人生の失敗をまとめた本。本は非常に読みやすい文章で書かれておりとても分かりやすい。まず読んで思ったのが、この波瀾万丈な人生は一体なんだ?これだけの行動力がある人だからこそ、いっぱい失敗して色んなものを生み出せたのだと思う。関わった方々の面子を見ても凄い方ばかり。非常に為になる本だと思う。
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ここまでも、ご自身の失敗と悔しさを共有してくださったことに敬意を表したい。こうした想いは、読者の今後の糧となると思う。 「優しい厳しさと、厳しい優しさ。」というフレーズが心に刺さった。
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西和彦と言えば、 ビル・ゲイツとも渡り合い、マイクロソフトの副社長にもなり、アスキーを創業し、ASCIIという雑誌を創刊した事でも知られる。 確か灘高と並ぶ阪神間の著名な進学校の出身だったと聞く。 そんな彼はいつの間にか、表舞台から消えてしまった。 実家が経営する私学の経営に携わ...
西和彦と言えば、 ビル・ゲイツとも渡り合い、マイクロソフトの副社長にもなり、アスキーを創業し、ASCIIという雑誌を創刊した事でも知られる。 確か灘高と並ぶ阪神間の著名な進学校の出身だったと聞く。 そんな彼はいつの間にか、表舞台から消えてしまった。 実家が経営する私学の経営に携わっていると、何かで読んだ記憶がある。 アスキーの創業に携わったメンバーは、西と喧嘩別れし、インプレスを創業している。 西が失敗したのは、ケンカぱやい(早い)からで、周りの人が離反していったからだ。 と何かで読んだ。 西和彦の半生記ならぬ反省記。 反省だけならサルでもできる と言うコピーがあったけど、興味津々で、ページをめくる。 ここで出てくる人で、話をしたことがあるのは、 セミナーの質問だったか何かで、 孫さん 城阪さんくらいかなぁ 本書は色々興味深いのだが、 半分読んでも、知的財産権に関する記載がない。 ノートパソコンの原型を考えたとしたなら、 その構造で特許が取れたはずだ。 プロデューサーかコーディネーターとして活躍したとして、コンサル料くらいは取れたのではないか? MSXでやっとライセンス料の話が出てきた。
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MSXなどは知っており、上の代の人のカリスマだったので読んでみると、想像以上というか、いままで読んだ失敗学の本で一番印象に残った。 印象的なのが、見返したいという執念の強さと、精神衛生的に寝ることは大事ということ。 また、ソフトではなくハードに固執する姿がiphoneやXboxな...
MSXなどは知っており、上の代の人のカリスマだったので読んでみると、想像以上というか、いままで読んだ失敗学の本で一番印象に残った。 印象的なのが、見返したいという執念の強さと、精神衛生的に寝ることは大事ということ。 また、ソフトではなくハードに固執する姿がiphoneやXboxなどとリンクする。 投資でなはく事業、それも効率的でなく創造的という経営について、考えさせられた。若い頃ではなく、中年だからこそかなり刺さる本だと思う。
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本題に入るより聞いてくれ、>>1よ。このフォントサイズの大きさは一体何なのだろうか?最初ページを開いた瞬間、かのケータイ小説『恋空』かと思ってしまった。 それはさておき、本書はASCIIの創業者であり日本のコンピューター産業の黎明期を切り開いたパイオニア、西和彦が自...
本題に入るより聞いてくれ、>>1よ。このフォントサイズの大きさは一体何なのだろうか?最初ページを開いた瞬間、かのケータイ小説『恋空』かと思ってしまった。 それはさておき、本書はASCIIの創業者であり日本のコンピューター産業の黎明期を切り開いたパイオニア、西和彦が自らの失敗を語る自伝的な一冊である。自らの恥も含めてここまであけすけに語る様がとにかく面白い。コンピューターとの出会いがWindows95であった自身にとって、それ以前のコンピューター産業というのは伝聞でしか知らないだが、そんな黎明期の熱量の凄さにはワクワクさせられた。
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西和彦はやっぱり偉大な時期のあった人だ。本当に辛かったであろう経験をある程度赤裸々に書くのは多分辛かっただろう。どれだけ赤裸々なのかは本人しかわからないだろうけれど。 この本を読んでの率直な感想は「残念な人だな」ということになってしまう。もう少し上手く立ち回ればもっと偉大な人にな...
西和彦はやっぱり偉大な時期のあった人だ。本当に辛かったであろう経験をある程度赤裸々に書くのは多分辛かっただろう。どれだけ赤裸々なのかは本人しかわからないだろうけれど。 この本を読んでの率直な感想は「残念な人だな」ということになってしまう。もう少し上手く立ち回ればもっと偉大な人になれたのでは、と思ってしまう。運を掴むチャンスはあったのに著者の選択あるいは生き方の原則によってそれを逃してしまってきたように見えてしまう。それは信念とも言えるのかもしれないが必ずしも本当の信念なのかが特に失敗を重ねていくごとに見えなくなっていく。幼い頃の妹さんの言葉にすでに表現されているように「喧嘩をしなければ」という言葉に尽きてしまう。
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Win95以降の私らの世代には「よくケンカしてるおじさん」の西さんだけど、この人がいなかったら「日本のパソコン普及が一年遅れた」(孫正義)というのは言い得て妙。何度も挫折する姿は周囲にもこんな人いた(今もいる)気もしますが、読んで少し元気になりました。電子版読んだけど誤植がちょっ...
Win95以降の私らの世代には「よくケンカしてるおじさん」の西さんだけど、この人がいなかったら「日本のパソコン普及が一年遅れた」(孫正義)というのは言い得て妙。何度も挫折する姿は周囲にもこんな人いた(今もいる)気もしますが、読んで少し元気になりました。電子版読んだけど誤植がちょっと多いのが残念。
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日本の、いや世界のコンピューターの歴史の半世紀を反省記というタイトルで駆け抜ける本。いや、めちゃ面白かったです。遭遇、萌芽、武器、船出、ゲリラ、進撃、伝説、開拓、対決、未完、決別、瓦解、暴落、ブラック、造反、屈辱、陥落、撤退、負け犬、再生、それぞれの章のタイトルが端的に示すジェッ...
日本の、いや世界のコンピューターの歴史の半世紀を反省記というタイトルで駆け抜ける本。いや、めちゃ面白かったです。遭遇、萌芽、武器、船出、ゲリラ、進撃、伝説、開拓、対決、未完、決別、瓦解、暴落、ブラック、造反、屈辱、陥落、撤退、負け犬、再生、それぞれの章のタイトルが端的に示すジェットコースター人生。むかしSONYのスローガンに「デジタル・ドリーム・キッズ」という言葉がありましたが、西和彦はまさに「デジタル・ドリーム・キッズ」なのでありました。ポイントは「キッズ」で、まるで半ズボンをはいたまま、コンピュータービジネスを駆け巡った記録。というか、ぼやき。「あ~あ、バカだなぁ…」というため息。大人にならなかったから成しえた夢と、子どものままだったから失ったビジネスと。apple再興の旗印である「Think Different」の1997年のコマーシャルは「クレージーな人がいる」といナレーションから始まっていて、世界を変える人たちを称賛していますが、西和彦だってクレージーな人であり、世界を変えた一人です。ただ、クレージーなまま走り切れず、中山素平や大川功というヨーダたちとの出会いで大人の階段を上っているような風に述懐しています。でも、なんとなく地金のクレージーキッズ感も垣間見えるようで、反省記からの反転記も期待したりしています。
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