海神の島 の商品レビュー
著者が得意とする沖縄ものだが、それにとどまらず、基地問題に寄生する活動家に対する揶揄が見て取れる。 領土問題についての著者の見方も示されるが、むしろそれが本書のテーマと思われる。 尖閣諸島(の魚釣島)は航路の目印として隣国同士で共有・共用すべし、というものだが、今の国際社会の中で...
著者が得意とする沖縄ものだが、それにとどまらず、基地問題に寄生する活動家に対する揶揄が見て取れる。 領土問題についての著者の見方も示されるが、むしろそれが本書のテーマと思われる。 尖閣諸島(の魚釣島)は航路の目印として隣国同士で共有・共用すべし、というものだが、今の国際社会の中で、どこまで現実的なのか。それとも常識の方が間違っていて、著者の考えが最も現実的な解法なのか。
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シルバーウィークに一気読み。この人の小説はいつも引き込まれて最後は史実を交えた壮大なスケールに。面白い。 沖縄史、基地、軍用地主、領土、そして、家族兄弟。もろもろ考えさせられるストーリー。 この人の小説、全部読まなきゃならん気持ちにさせられた…。
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