14歳で“おっちゃん"と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」 の商品レビュー
川口さんの行動力すごいなー 14歳の女の子が1人でおっちゃんのいる世界に踏み込んでいく、、疑問を持った瞬間に行動できる姿勢を自分も身に付けたいなぁ。 印象的だったのは企業塾で筆者がプレゼンの冒頭に「緊張でトイレに行きたいんですけれども、我慢しながらプレゼンします」と言って笑いを...
川口さんの行動力すごいなー 14歳の女の子が1人でおっちゃんのいる世界に踏み込んでいく、、疑問を持った瞬間に行動できる姿勢を自分も身に付けたいなぁ。 印象的だったのは企業塾で筆者がプレゼンの冒頭に「緊張でトイレに行きたいんですけれども、我慢しながらプレゼンします」と言って笑いを取れたこと。こういう自分の今の感情を素直に表現するのが大事なんだなぁ (メンタリストdaigoのyoutubeでも、初デートの時に緊張してますって最初に伝えるといいらしい。本当に緊張してたらだけど。ようするに感情の共有が大事なんだと思う)
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図書館で見かけて借りた。あっという間に読了。 驚くべき筆者の行動力。物事に真正面から向き合う真摯な態度。どんなことも自分の頭で考えて、わからないことは知ろうとするその前向きさは、真似しようとしてそうそう簡単にできるものでもないだろう。 志はあっても、ここまでできる人はなかなかいな...
図書館で見かけて借りた。あっという間に読了。 驚くべき筆者の行動力。物事に真正面から向き合う真摯な態度。どんなことも自分の頭で考えて、わからないことは知ろうとするその前向きさは、真似しようとしてそうそう簡単にできるものでもないだろう。 志はあっても、ここまでできる人はなかなかいない。どれだけ挫けそうになっても逃げださず、なにがなんでもやり遂げる粘り強さには脱帽しかない。だからこその、数々の受賞歴なのだろう。 後半の、おっちゃんたちとのやり取りは泣けてくる。 本気で取り組む、ってこういうことなんだな。
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川口さんスゴイ!無いものは自分で作っていく。まさに今、求められている支援ですね。 #川口加奈 #働く意味
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読みやすいし、よく当時のことを覚えているなというくらい、社会課題にであった頃の感覚などを本当に背伸びせず書いてくれているから、学生さんらにもほんとにおすすめできる。 一定の成功の後にその物事を見るのと、実績、事例がない時からその物事を見るのとでは全く違う。川口さんはもちろんすご...
読みやすいし、よく当時のことを覚えているなというくらい、社会課題にであった頃の感覚などを本当に背伸びせず書いてくれているから、学生さんらにもほんとにおすすめできる。 一定の成功の後にその物事を見るのと、実績、事例がない時からその物事を見るのとでは全く違う。川口さんはもちろんすごい。けど、何度も平凡になる選択との狭間で揺れ動き、時に「普通」の学生になったりもする。 読んでいて、感動はもちろんするのだが、悔しくなった。日本の社会、企業、ボランティア団体、大人たちはこんなにも純粋に社会課題を解決しようと奔走する若者に冷たいのかと…自分もその1人なのかもとゾッとする。
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「1回失敗したら終わり。……それっておかしくない?」 中学2年生の冬、初めての「炊きだし」。 14歳から15年、ホームレス問題に向き合い、ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019、日本を変える「30歳未満の30人」等次々と受賞している注目の起業家が見つけた、「働くこと」の意味
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以前、日経新聞の小さなコラムで著者の記事を読んで、同年代の女性であることに驚いた。自分と3歳ほどしか変わらない。 たまたま図書館で本をみつけ、一気に読んでしまった。 人はいずれ必ず弱者になる。身体的精神的な病気、健康な人でも老いることで様々な問題が出てくる。 誰もがわかってい...
以前、日経新聞の小さなコラムで著者の記事を読んで、同年代の女性であることに驚いた。自分と3歳ほどしか変わらない。 たまたま図書館で本をみつけ、一気に読んでしまった。 人はいずれ必ず弱者になる。身体的精神的な病気、健康な人でも老いることで様々な問題が出てくる。 誰もがわかっているはずなのに、自分がホームレスになるなんて思わない人が大半だろう。 自分もその1人だった。病気を抱えている私は、社会的弱者であり、弱者に対して一定の理解をしていると思っていたが、ホームレスについては考えたことがない。 「怠惰だ」「今まで勉強しなかったのが悪い」「汚い」など、偏見はある。 ホームレスの方にも仕事で出世し重役に付いていた人もいれば、経営者だった人もいる。1度の失敗で、社会からはみ出しものにされるのは間違っている。強くそう思った。
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「勉強していたら、がんばっていたらホームレスにならなかったんじゃないんですか?」「自己責任でしょ」同じように知らずに思っていた。14歳で炊き出しボランティアに参加してからホームレス問題に直面し、在学中から活動し続け、NPOホームドアを創立・運営するに至るまでの数々の問題に努力奮闘...
「勉強していたら、がんばっていたらホームレスにならなかったんじゃないんですか?」「自己責任でしょ」同じように知らずに思っていた。14歳で炊き出しボランティアに参加してからホームレス問題に直面し、在学中から活動し続け、NPOホームドアを創立・運営するに至るまでの数々の問題に努力奮闘する姿。 失敗しても安心して立ち直れる社会にすることが、筆者の働く意味、納得。 260冊目読了。
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文章に表れる、筆者の人柄と聡明さ謙虚さが素晴らしい。 とても難しく複雑なことを、とてもシンプルに誰にでも伝わりやすい文章にまとめている。 ホームレスを見たこともあるし、知っていると思っていたが、全く深く考えたことがなかった。 人にとって心というのはとても重要で、合理性だけで生き...
文章に表れる、筆者の人柄と聡明さ謙虚さが素晴らしい。 とても難しく複雑なことを、とてもシンプルに誰にでも伝わりやすい文章にまとめている。 ホームレスを見たこともあるし、知っていると思っていたが、全く深く考えたことがなかった。 人にとって心というのはとても重要で、合理性だけで生きられるわけではない。 自分自身も、躓いた拍子に、何もできなくなることだって、あり得る。 そんな時に、自己責任という一言で人の命が左右されてしまうのは、なんか違うという気持ちになった。
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メディアで活動をみて、知っていたけど より詳しく知りたくて手にとった。 メディアでみてもった 川口さんのイメージは、頭が良くて どんどん自分で行動していく方。 けど、本を読んで思ったのは、 これまでの経緯において 実際は他の仲間がやってくれると 思ってたのに、 自分がやら...
メディアで活動をみて、知っていたけど より詳しく知りたくて手にとった。 メディアでみてもった 川口さんのイメージは、頭が良くて どんどん自分で行動していく方。 けど、本を読んで思ったのは、 これまでの経緯において 実際は他の仲間がやってくれると 思ってたのに、 自分がやらなくてはいけない状況に なったり、ほんとは得意じゃないけど 頑張ってやったことが沢山あったんだなって 一段と尊敬した。 日本は、がんばり続けなくちゃ いけない世間だな 、 生きていくのってこんなに がんばらなあかんのかなって ずっと思ってます。 ついていけなかったら 自業自得と言われ、一方で がんばりすぎて心身を壊す人がいて。 なので、 家を失ったとしても、 仕事がなくなったとしても 「もう一度やり直したい…」と思った人が、 希望を持って次のステップに進める社会を という、Homedoorの精神はもっと 社会に浸透したらいいなと思うし、 こういう施設もあるんだよって 必要な方が気づける社会になってほしい。 そもそも国がこういうことを してくれたらいいのにと思う。 ここまでの形にされた 川口さんを尊敬します。 “誰かのため”であること は、 私たちに思っている以上のパワーを 与えてくれるのかもしれません。
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誰もが挑戦できて、失敗してもやり直せる社会へ。 ホームレスの自立支援を行うNPO「ホームドア」を立ち上げた著者の、ホームレス問題に関心を持ち始めた14歳から現在に至るまでのお話。 ただただ圧倒された。 ホームレス問題は、ホームレスではない我々が動かなかれば絶対に解消されること...
誰もが挑戦できて、失敗してもやり直せる社会へ。 ホームレスの自立支援を行うNPO「ホームドア」を立ち上げた著者の、ホームレス問題に関心を持ち始めた14歳から現在に至るまでのお話。 ただただ圧倒された。 ホームレス問題は、ホームレスではない我々が動かなかれば絶対に解消されることはないと感じた。 まず、なぜホームレスになるか。 日雇いで働いていたが高齢や健康を理由に切り捨てられた、事業に失敗したなど、皆さまざまな理由でホームレスになる。 働く意思はあっても、ホームレスになると住居、収入が十分でないため、まず「その日を生きる」だけで精一杯。次の仕事を見つけるにしても、住民票がない、 連絡手段がないなど、再就職するのに必要な最低限の環境がない。また、ホームレスに対する偏見もあり、今の日本では、ホームレスの人が再就職することは、自力ではほぼ不可能に近い。 その自力では不可能な部分(住まい、健康など)をサポートし、次のステップに繋げる役割を「ホームドア」は担っている。 実際「ホームドア」を通じて再就職し、ホームレスを卒業する人たちがいる。 「ホームレス」になったのは努力が足りないから、 怠けているから、、自己責任だという人がいる。 だけど我々は、日雇いという非正規雇用がなければ成立しない社会の中で暮らしている。間違いなく恩恵を受けて生きているのに、その基盤を作った人たちが社会で機能しなくなると「自己責任」だと無慈悲に切り捨てる。 ホームレス問題はホームレスの人たちの自己責任ではない。我々の自己責任である。 それをこの本を通じて思い知った。 そして、「誰もが挑戦できて、失敗してもやり直せる社会へ」を理念に活動する著者が、その1番の体現者であることは、説得力があった。 ひとりの女子大生が失敗を繰り返しながら奮闘し、諦めずに夢を実現する姿は、おっちゃんたちにこれからも希望を与え続けるだろう。 万人におすすめの作品です。 ぜひ一度読んでみてください。
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