その旅お供します 日本の名所で謎めぐり の商品レビュー
バー「トラベラー」の旅行好きマスターと歴史学者の梓崎さん、そして謎を持ったお客さん達の話。一緒に旅行した気分になる。ほっこりしたりしんみりしたりゾワっとしたり、謎解きが楽しい。45都道府県行ってて制覇が目標やけど同じ所に行くのも楽しそう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
旅行ができない昨今 ちょうどコロナが流行り始めたときに書店で見かけ 旅する話が読みたいなぁと手に取った一冊だった 内容としては、旅好きなマスターが営むバーに 訪れる客 そしてバーの常連の歴史学者が 少し不思議な謎を、現地に実際に旅しながら解決する、そんな話 少しのヒントから、旅先の歴史や風習、伝統 当事者の記憶や思い出 そういったもので推理していく 現地の豆知識も知ることができるし 郷土愛に基づいた当事者の案内から、生きた魅力のようなものも感じられた 涙で文字が読めないこともあったけど 読後はあたたかい気持ちになれた 自分にとってバーは未知の領域で 訪れる機会のない場所ではあったけど なるほど、どこかに旅行に出る気持ちと同じと思えば 案外抵抗なく扉をくぐることが出来るのかもしれない 素敵な旅と、バーに巡り合いたいと思った
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私もカクテル、旅、ミステリーが好きですが、この3点には何か結び付けるものがあるのでしょうか?どなたか解明してください。年取って有限感に苛まれてる自分にぴったりでした。
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『人ってなんなのだろう。人は一体どこにいくんだろう』人生はどの時点をとっても分岐点だ。 人生は一度きりの旅。だからこそ、大事に生きようなんて、考えさせられた本でした
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旅好きのマスター、常連客のいるバー。 読んだら旅に出たくなる。というコピーに惹かれて、読んでみた。 たしかに、旅に出たくはなるが、そこまでではなかったかなー。 それより、バーに行ってカクテルが飲みたくなった。 ミステリーなんだけれど、殺人事件とか、大事件は起こらない。 細々した...
旅好きのマスター、常連客のいるバー。 読んだら旅に出たくなる。というコピーに惹かれて、読んでみた。 たしかに、旅に出たくはなるが、そこまでではなかったかなー。 それより、バーに行ってカクテルが飲みたくなった。 ミステリーなんだけれど、殺人事件とか、大事件は起こらない。 細々したその土地ならではの事件が起こる。 それを最も簡単に解明してしまう歴史学者。。 頭良すぎ(笑) でも、読んでいて、その場所に実際に行ったことがある身としては、うーん。。それは無理があるかなー。。という種明かしもあったけど。 事件としては、一番初めの厳島神社絡みが好きだな。 旅の楽しみ、旅の醍醐味を描いた箇所がエピローグ近辺には多い。 それとともに、人生についての考察も多い。 『人生は、どこをとっても分岐点。』 この一文、好きだな。。 過去は今につながる一本道だけど、これからは無数に広がる。分岐点だらけ。 それを選ぶのは誰か? 間違いなく自分なんだよね。 未来に対してネガティブな思考を抱き、今後のキャリアに迷っている今の自分には、エピローグの文章に答えのタネを見つけた気分。 さて。。私も、カクテルがのみたいぞ。っと。
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表紙にひかれて。旅好きなマスターが経営するバートラベラーとその常連で社会学者の男性とが、出先であった謎を解き明かす話。大きな事件とかはなく、すぐに読めました。
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旅のお話5作品 いずれも話にも謎解きがある 最終話ではいろいろ語られてました どれもそれなりに楽しめました バーで会った人の旅について行っちゃう歴史学者が あっさり謎をといちゃって賢すぎでした
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旅にも出たいけど、それよりカクテル飲みたくなった読了直後。「旅行お供業」なんてあったら良いかもなー。観光地に限らず、その街のBARにお供(というか案内?)してもらうとかも楽しそう。
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ミステリー×バー×旅行という私の大好きな要素が全て詰まった私のためにあるような本。 基本的に登場人物はみんな良い人で始まりから終わりまで一貫して心地よい。文章もポップでかろやかなので読んでいて本当に楽しいし、コージミステリーの良さがふんだんに出ていた。 いやー、コロナ禍が過ぎ...
ミステリー×バー×旅行という私の大好きな要素が全て詰まった私のためにあるような本。 基本的に登場人物はみんな良い人で始まりから終わりまで一貫して心地よい。文章もポップでかろやかなので読んでいて本当に楽しいし、コージミステリーの良さがふんだんに出ていた。 いやー、コロナ禍が過ぎ去ったら旅行に行きたいな。
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厳島神社や白川郷、奈良県明日香村など…もうすっかり旅気分。優しい気持ちになったり、ゾワッとしたり、しんみりしたり…。歴史学者の梓崎さんや、行きつけのバーのマスター夫婦の話ももっと読みたいなと思ったんだけど…続編あるかな?あったらいいな。
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