子どもの本の世界を変えたニューベリーの物語 の商品レビュー
児童書の歴史の原点に触れた絵本。 当たり前のように読んでいた子ども向けの本だけど、1700年代なんて割と最近から歴史が始まったんだなぁ! アルファベットや算数、規則の本やキリスト教の本が子ども向けの本の全てだったなんて今じゃ考えられない。 ちゃんと子どもが「おもしろい!」と思うよ...
児童書の歴史の原点に触れた絵本。 当たり前のように読んでいた子ども向けの本だけど、1700年代なんて割と最近から歴史が始まったんだなぁ! アルファベットや算数、規則の本やキリスト教の本が子ども向けの本の全てだったなんて今じゃ考えられない。 ちゃんと子どもが「おもしろい!」と思うような本を世に出してくれたジョン・ニューベリーさんに感謝したい。 ニューベリーの生涯を描いているのだが、どんな本を子どものために出そうかとワクワクしながら考える彼を見ていると、こちらまで楽しくなってくる。細かい可愛らしいイラストと軽快な文章で最後まで飽きずに読めた。 現在にまで続く、児童文学というコンテンツに幸あれ!!
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子どもの本 大人になってからこそわかるその奥深さや、楽しさ面白さを実感しています。子どものための楽しい本、どれだけ本と出会うか、本を読む習慣ができるかっていうのがやっぱり大事かなって感じています。でも何より、大人が本を読まなくなってしまったら子どもの活字離れはますます進んでしまい...
子どもの本 大人になってからこそわかるその奥深さや、楽しさ面白さを実感しています。子どものための楽しい本、どれだけ本と出会うか、本を読む習慣ができるかっていうのがやっぱり大事かなって感じています。でも何より、大人が本を読まなくなってしまったら子どもの活字離れはますます進んでしまいます。日々生活に追われ仕事に追われていると本を読む時間がないというのがありますが。できる限り読みたいなぁって改めて思いました。
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現在の日本の作家の描く多くの絵本は、本当の意味で子どものために描かれてはいないように感じます。そのことに危機感を持つ人が、こうして絵本にしてくれたのかな、と想像します。ニューベリーの功績は素晴らしいですね。この人が居たから、今の私たちは沢山の素晴らしい絵本を読めるのだなと改めて知...
現在の日本の作家の描く多くの絵本は、本当の意味で子どものために描かれてはいないように感じます。そのことに危機感を持つ人が、こうして絵本にしてくれたのかな、と想像します。ニューベリーの功績は素晴らしいですね。この人が居たから、今の私たちは沢山の素晴らしい絵本を読めるのだなと改めて知りました。挿絵も本文の描き方もとても良い良書です。子どもたちには、とにかく質の良い絵本を読んで欲しいと願うばかり。
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アメリカ児童文学に最も貢献した、優れた作品に毎年与えられる「ニュ-ベリ-賞」(1922年創設)は、イギリス人のジョン・ニュ-ベリ-(1713-1767)に因んでいます。ジョンが子供の頃には、説教くさい詩やキリスト教の本、規則や決まりの本が山ほどありましたが、読んで楽しめる子供向き...
アメリカ児童文学に最も貢献した、優れた作品に毎年与えられる「ニュ-ベリ-賞」(1922年創設)は、イギリス人のジョン・ニュ-ベリ-(1713-1767)に因んでいます。ジョンが子供の頃には、説教くさい詩やキリスト教の本、規則や決まりの本が山ほどありましたが、読んで楽しめる子供向きの本がない時代でした。大人になって印刷屋で働き、ロンドンに出たジョンは、持ち前のビジネス感覚とアイデアを注ぎ込み、子供向けの本の出版を始めます。保護者へのメッセ-ジも添えた本は、家族で楽しめる本となり大成功を収めました。
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絵も文章もレイアウトも、センス抜群の1冊! 各々に本を読んでいる人たち、特に、こどもたちの絵が、自由な感じがとても好き。 こどもの本の世界を変えたジョン・ニューベリーの伝記絵本。 「ようこそ!これは、きみのための本だ。」 1ページ目を目にした時のワクワク感、すごかった。 巻末の...
絵も文章もレイアウトも、センス抜群の1冊! 各々に本を読んでいる人たち、特に、こどもたちの絵が、自由な感じがとても好き。 こどもの本の世界を変えたジョン・ニューベリーの伝記絵本。 「ようこそ!これは、きみのための本だ。」 1ページ目を目にした時のワクワク感、すごかった。 巻末の土井安子さんの解説も素敵である。
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「子どもが読んで楽しい子どもの本を世界で初めて出版して大成功したのが、このニューベリーだった」 (訳者まえがきより) アメリカで最も有名な児童文学賞「ニューベリー賞」はここからきている。 本文中の 「子どもは、説教くさい詩や、イソップ物語なんかを読ませられていたんだ」 と、解...
「子どもが読んで楽しい子どもの本を世界で初めて出版して大成功したのが、このニューベリーだった」 (訳者まえがきより) アメリカで最も有名な児童文学賞「ニューベリー賞」はここからきている。 本文中の 「子どもは、説教くさい詩や、イソップ物語なんかを読ませられていたんだ」 と、解説の 「本の書き手も出版社も、本屋さんも、図書館司書もみんな大人。子どもの読者のことは忘れられがちになります」 という文には共感できない。 本文全体は絵との調和もなかなかいいと思う。
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ニューベリーという人や、子どもの本が出来た功績がよくわかる。絵本タイプの伝記としてはまあまあ良かった。
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世界で初めて、子どもたちのために出版物を作ってくれたニューベリー氏の伝記絵本です。 ニューベリー賞は、彼の功績を讃えて、その名がつけられたのです。 本としてはもの足りません。 翻訳がわざと少し甘い作りになっているのか、原作からしてそうなのか、原作を読んでないのでわかりませんが。 ...
世界で初めて、子どもたちのために出版物を作ってくれたニューベリー氏の伝記絵本です。 ニューベリー賞は、彼の功績を讃えて、その名がつけられたのです。 本としてはもの足りません。 翻訳がわざと少し甘い作りになっているのか、原作からしてそうなのか、原作を読んでないのでわかりませんが。 そのかわり読みやすいし、読み聞かせもできるのですが。 私としてはニューベリー氏はもっと魅力的に扱っていただきたかったな、と。 2021/02/01 更新
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ニューベリーの名前は聞いたことがあるが、どんな人だったか、どんなことをした人かは知らなかった。 「子どもにとって、本は楽しくなくちゃいけない」 今でこそ当たり前のように思われているこの考えに賛同し、行動におこしたニューベリーに感謝したい。
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教育において大切なことは、子どもを強くたくましくすこやかに正しくかしこく幸せにしてやることだ ジョン ニューベリー
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