水は海に向かって流れる(3) の商品レビュー
1巻目にも書いたけど、言葉の選び方が本当におもしろい。 そして重めの題材ではあるのに、クスクス笑える部分もあるおかげで、重くなりすぎず、読みやすい作品だと思った。 映画もチェックしたぐらい好きな作品です。
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☆完（全3巻） 〜序章〜 ・叔父の家にお世話になる直達 ・同居してるOL榊が気になる ・榊は昔父が不倫していた相手の娘 ・直達父が家に現れ榊は怪我させてしまう ・事実を知らない直達叔父のニゲミチは榊と険悪 ・事実を伝え仲直り 〜赦し編〜 ・榊は恋人はつくらないと言う ・直達も...
☆完（全3巻） 〜序章〜 ・叔父の家にお世話になる直達 ・同居してるOL榊が気になる ・榊は昔父が不倫していた相手の娘 ・直達父が家に現れ榊は怪我させてしまう ・事実を知らない直達叔父のニゲミチは榊と険悪 ・事実を伝え仲直り 〜赦し編〜 ・榊は恋人はつくらないと言う ・直達もつくらない宣言 ・榊は16歳から時間が止まっていた ・直達父が探偵を雇い榊母の居場所を特定 ・直達と榊は会いにいく ・すでに幸せな家庭を築いていて怒れなかった ・2人は怒りや悲しみの気持ちを互いに覚えておくことを約束 〜2人の今後編〜 ・直達は自分の気持ちに気づく ・榊は直達に幸せになってほしい気持ちから家を出ていく ・1年後のパーティで2人は再会 ・まだ互いに好いていた ・直達は榊のアパートに行く ［総評］ くぅ〜〜、甘酸っぱいぜー。 青春だー。
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言葉遣い言葉選び、言い回しすべてに センスを感じずにはいられない大好き。 淡々とした空気の中で生まれる会話の心地良さ。 意外な結末も無理なく自然と流れるように進み、 こうなるべくしてなったと思わずにいられない。 自分の父親と不倫していた女性の娘、との関係。 あまりにも歳の差のある...
言葉遣い言葉選び、言い回しすべてに センスを感じずにはいられない大好き。 淡々とした空気の中で生まれる会話の心地良さ。 意外な結末も無理なく自然と流れるように進み、 こうなるべくしてなったと思わずにいられない。 自分の父親と不倫していた女性の娘、との関係。 あまりにも歳の差のある二人が辿り着いた答え。 言語化出来ない気持ちの表現の巧さに感動した。 実に面白かった。キャラも全員良い。コミカル。 本来なら絶対的に許せない父親、そして母親も、 なんだか憎みきれない気もした。実際憎いけど。 読了。映画観てないけどスピッツ主題歌最高だ。
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田島列島さん読んだの2つ目。 この人のテーマはどうやら、家族/親との縁、不完全な自分と向き合うことの尊さ、みたいなことな気がする。 「子どもはわかってあげない」を男の子にしたら、という感じなのだけど、こっちも素敵。 親のダブル不倫はしんどいねぇ。怒りたいわそりゃ。 そしてラ...
田島列島さん読んだの2つ目。 この人のテーマはどうやら、家族/親との縁、不完全な自分と向き合うことの尊さ、みたいなことな気がする。 「子どもはわかってあげない」を男の子にしたら、という感じなのだけど、こっちも素敵。 親のダブル不倫はしんどいねぇ。怒りたいわそりゃ。 そしてラスト、またもギュンと持ってかれました。 10歳差の恋愛！フィクションだと全然現実に起きてておかしくないなーと逆に思える。笑 ところどころのギャグの程度が大好き。そうそう、このくらい、人生ってふざけたい。 門司探偵の登場はアツかったです！！笑
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なんて面倒くさい人間関係、なんて面倒くさいセリフの数々！ でも、人生ってそういうものだよなと思わされる。 枷のようなものとどう向き合うか、テーマになっているものは重いけれど、ところどころ挟まれる軽快なギャグと、さらりとした絵柄がその重さを軽減させてくれる。 先が気になってすいすい読んでしまった。 主人公の思いが通じるハッピーエンドで、爽やかな読後感に包まれてよかった。 しかし直達くん、いずれお母様にどうやって榊さんを紹介するんだ！とか考えると複雑な気持ちになりはするけど…
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1-3巻 重めの設定だけれども、絵のほんわかさと登場人物たちのゆるさでさらさら読める。 登場人物がみんないいキャラしてて会話が本当におもしろい。 最後はいい終わり方。 他の作品も読んでみたい。
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だめだ…。結末が受け入れられない。 私は元夫の不倫がきっかけで離婚してるんだけど、息子と不倫相手の娘さんが、ってなったら気が狂うかも。受け入れることはできないな、もちろん２人はなにも悪くないけど。 年齢差もあるし、姉弟のように仲良くなってくれれば良かったのに。 登場人物がみんな素敵だったから、余計に残念に思ってしまう。
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すごく良かった。母親との和解だけが終着点では無かったのだなあ、結果だけでなく過程やそこに至る意思や行動が大切。主人公が最初から最後まで魅力的で例の「カツアゲ」シーンに心臓鷲掴みされた。田島列島先生は物語構成力の才能が素晴らしい。終わり方めちゃくちゃ綺麗…
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よかった。 榊さんは、高校生の直達に甘えるわけにはいかないと思っていたのかもしれない。 未成年とどうこうなってはいけない、犯罪なんだけど、2人は心が繋がっているから、一緒にいるべきだと思う。 離れて一年も経ってしまったなんて驚き。 シンプルな絵と、巧妙な?ストーリー。 かなりツボです。 読んでよかった。
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ハッピーエンド。 不倫した側にもやむを終えない理由があってみたいな、「うーん、誰を悪者にして収めたらいいのやら」みたいな展開にでもなるのかなと思ったけど、シンプルに不倫した2人が道を踏み外しただけみたい。 榊さんと直達くんにしかない共通点が生まれてしまっていて、これに苦しめら...
ハッピーエンド。 不倫した側にもやむを終えない理由があってみたいな、「うーん、誰を悪者にして収めたらいいのやら」みたいな展開にでもなるのかなと思ったけど、シンプルに不倫した2人が道を踏み外しただけみたい。 榊さんと直達くんにしかない共通点が生まれてしまっていて、これに苦しめられつつも向き合った分だけ2人の関係性は深まっていくんでしょう。 水は海に向かって流れる運命、というお話。 榊さんのお父さんの胸の内ももっとのぞいてみたいとも思う、自分に自信がないのか、あまりにもあっさりとしてしまっている。
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