地獄くらやみ花もなき(第壱集) の商品レビュー
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「故郷」は自分が今住んでいる所で、兄弟は親の愛情を奪いあうライバルだと考えている自分を、母は「冷たい」と言う。本作に出て来る人々のように私ももう「妖怪」なのかもしれない。この巻に出て来る女性は、母親が他人と比べてばかりで「嫌だ嫌だ」と言っていることが我慢できず嫌ってきた。そして取り返しのつかない言葉を言った。 親は子供には苦労させずに「人生とは安楽なものだ」と思って生きて欲しいと願っている。自分にその力があるなら、安楽な道を用意してあげることも厭わない。他の誰かを踏台にしても。
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超面白い。おバカだけど優しいし洞察力に優れ特別な目を持つ主人公と美貌の敬語使う着物人外少年のバディ物。 妖怪に準えて事件を解明していくミステリー。グロテスクな話だけど、登場人物はみんな何だかんだ愛があって可愛いのもいい。
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今まで普通に会っていた人がある日突然化け物に見えたら それはまともな生活を送るのも大変だったろう。 悪事が妖怪として見えて、その理由は照魔鏡の破片が目に入ったから と理由がわかれば、わからないよりは生きやすくなりそうだ。 皓が強引で子供の姿なのに妖艶で、 百花の王と表現した後に正体を描写し 百禍の王言い換えるのが面白い。
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「では地獄に堕ちていただきましょう」 職も居場所もない、途方に暮れる青年"遠野青児"が迷い込んだ洋館で出会ったのは、人間離れした怖いほどの美貌をもつ着物の少年"西條皓。 青児は、「罪を犯した人間の姿が妖怪に見える」ことに悩んでいた。この体質を買われた青児は、皓に半ば強制的に助手(ペット)して雇われる。 謎の美少年、皓の職は、罪人を暴き地獄へ堕とす、「地獄代行業」であった。 ‥‥ 妖怪の姿から、"犯人は誰か" "罪の内容は何か"を推理しながら、2人は(ほぼ皓が)様々な事件の真相を暴いていく。罪のある人間は地獄へ堕とし、時に償いを求める人間には手を差し伸べたり‥ そして、地獄代行業の王座を巡る勝負や皓を狙う敵にからの果し状に巻き込まれていく。 子どもとは思えないほど大人びた冷静さで淡々とこなす皓と、いいとこ無しだが人の痛みがわかる真っ直ぐで正直者な青児。 皓は周りが敵だらけでの境遇で、誰もかも簡単に信じることはできない立場。そんな中、青児は皓の役には立てないと思い知りながらも、自分にできることはないか探し続ける。 謎解きと妖を掛け合わせたストーリーと、2人の関係性が素敵な話。 ‥ なんかもう雰囲気もストーリーもキャラクターも全てが好きすぎて9巻まで一気読みしてしまった。 小説か迷って漫画にしたが、絵も表情も繊細で綺麗で漫画にしてよかった。小説も読みます。一生続いてほしい。 追記 作品好きすぎるので、おなじく好きな人の感想も読んでみたい。語り合える友達とかいたらなあ‥ 2024年2月4日
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漫画化すると知った時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。買った後読むのが勿体なくてしばらく積んでいましたが。原作のイメージや世界観を壊すことなく漫画化してくださっている...。西條さんの作画より凛堂さんの足の方が作画コスト高いのは笑いました。不服そうな西條さんのお顔が可愛い。首括らんかと聞いてくる青坊主に、憑いた人間を首吊りさせる縊鬼。そして首吊りで母と元婚約者を亡くした女性はダブルコンボで地獄に落とされる。 鵺退治をどうコミカライズしてくれるのか次が楽しみです
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