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ランドスケープと夏の定理 の商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2023/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ここ最近のSFで一番面白かった。登場人物の関係性が斬新で世界観も壮大な中、主人公の身の回りで起きている事柄がベースのストーリー展開で、複雑な設定にも関わらず、すんなり読めました。面白かったので、また読み返したい。

Posted byブクログ

2023/04/18

《目次》 ・「ランドスケープと夏の定理」 ・「ベアトリスの傷つかない戦場」 ・「楽園の速度」 ボーナストラック ・「雪原のテオーリア」

Posted byブクログ

2022/10/08

'22年10月8日、Amazon audibleで聴いていましたが… 全3編中、最初の表題作だけ聴いて、中断しました。audibleでの「聴く読書」には、向かない作品かも。少なくとも、僕にとってはそうだったかな。 こういった科学的(?)要素の濃いSF小説だと、出てく...

'22年10月8日、Amazon audibleで聴いていましたが… 全3編中、最初の表題作だけ聴いて、中断しました。audibleでの「聴く読書」には、向かない作品かも。少なくとも、僕にとってはそうだったかな。 こういった科学的(?)要素の濃いSF小説だと、出てくる「用語」の漢字表記が判らないのが、僕には致命的、です。それが第一の点。 例えば、「ジョウホウエンザンツイ」という言葉が何度も出てきますが…漢字表記が判らないと、意味が判らなかったりします。僕は、SFは全くの初心者なので、尚更、なのかな…? 第二の点は…僕には科学的知識が殆ど無いので…物語中で語られる「理論」とでも言うのかな?それらが、どのくらい現実に則しているのかが、全く判りません。そこで語られる「法則」やら「理論」等が、完全な作者の「創造の産物」なのか、それとも「現実の物理的理論」なのか、サッパリ判りません。「情報演算対(この漢字でいいのかな?)」も、現実に存在する言葉なの?もし、物語中で語られる用語や理論等が、全て架空の、「作者の創造物」だとしたら、恐ろしい位の「想像&創造力」だな、と思いますが。 ただ…少し、判る点も… 上記の二点が理由で、おそらくは九割方、理解できてないのでしょうが…判る範囲で感じたのは…何だかとても切なくて、かつ美しい物語だな、と感じました。判らない点が多すぎて、とても残念に思いました。自分の「頭の悪さ」と「知識の無さ」が、悲しい…。 なので、★の評価は、表題作のみの評価です。

Posted byブクログ

2021/09/08

科学で世界と向き合う壮大な話。ハードSFなので理論部分は難解だが、わりと語り口がライトなので読みやすい。ただしあまり説明的ではないので、ストーリーにもわかりにくい部分はある。読後感は悪くなかった。

Posted byブクログ

2020/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 煙草吸いながらぼけーと読んでたら上司に、 「何か人生の指針になるようなこと書いてあるの?」  って訊かれたから反射的にそんな役に立つものは読まないようにしてるんです、って応えちゃったんだけどそれって作家さんには失礼だっただろうかと思案しています。  今日和!  まぁ実際人生のHowto、みたいなのは読んでも影響受けないんだろうなぁという確信があるので読んだことないんだけど、役に立つものは読まない、は流石に云い過ぎかしら? って思ってざっとブクログ本棚と家の本棚見直してみたんだけど…うん…  もうちょっと真面目になろうかな…  来年の目標は、自信を持ってひとに勧められる本を読もう、にしようと思いました←  さてさて。  学問の本質はその字面にもあるとおり、問の設定にあるのだろうね。  所謂お勉強、は解答を求めているのに対して、学問はある意味、問いを設定した段階でもう完結している、というか。  そういう意味では、「空はどうして青いの?」という問いのなんと知的なことか!  ほんとにね、だいたい何にでもこたえられるのは、まるで凄くないんだよ。  沢山の問いかけが、それをそう見せてくれているだけなのだ。  解りやすい答えが、時に真理を曇らせる。  そうさせない問いかけは、知性に委ねられている?  ときめく☆4。

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2020/10/01

#日本SF読者クラブ 久しぶりにハードSFを読んだという感じ。堀晃氏の作品を彷彿させる。本書は連作短編集で、文庫本は単行本から手を加えているとのこと。嬉しいことに掌編が一つボーナストラックとして追加されている。  数学や物理がわからなくても大丈夫です。どうせホラ話なんだから。わか...

#日本SF読者クラブ 久しぶりにハードSFを読んだという感じ。堀晃氏の作品を彷彿させる。本書は連作短編集で、文庫本は単行本から手を加えているとのこと。嬉しいことに掌編が一つボーナストラックとして追加されている。  数学や物理がわからなくても大丈夫です。どうせホラ話なんだから。わかったふりして、首まで「科学」にどっぷりと浸かればいい。そうすれば、じわじわと…来るんですよ。じわじわ~っと。

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