あさ の商品レビュー
市内の図書館には蔵書がなかったので、県内の別の市町村の図書館から取り寄せてもらった。 現役の小学校の先生が書いた絵本。 朝子ども達が起きて学校で「おはようございます」と一日が始まるまでの時間を先生の目線で描いている。 あの子はこんな子でこの子はこんな子でどの子の小さな変化にも気付...
市内の図書館には蔵書がなかったので、県内の別の市町村の図書館から取り寄せてもらった。 現役の小学校の先生が書いた絵本。 朝子ども達が起きて学校で「おはようございます」と一日が始まるまでの時間を先生の目線で描いている。 あの子はこんな子でこの子はこんな子でどの子の小さな変化にも気付いてあげられるようにってそんな気持ちで子ども達との朝を迎える。 我が娘達の先生もそんな風に迎えてくれているのかな? 学校が楽しいと言う娘達だから、きっとそうに違いない。 学校を楽しい場所にしてくれている先生方には感謝だ。 私の仕事は週に一度しか会わないけど、基本的にはこの先生と同じ心持ちで子ども達を迎えられるようにしている。つもり。 髪型、服装、目に見えるところだけじゃなくて、嬉しいことがあったのかな、元気が有り余っていそうだな、眠そう、疲れていそう、嫌なことがあったかな、とか教えるだけじゃなくて気持ちをリフレッシュできるような、家でも学校でもない第3の安心できる場所になるといいなと思って接している。 話は変わるが娘の隣のクラスが今学級崩壊状態で先生も保健室出勤になってしまったようで。 隣のクラスとはいえ、やっぱり心配。 そんなクラスの読み聞かせにいいんじゃないかと借りてきたけど、担任の先生でない一保護者の私が読むのはおこがましいんじゃないかと思ってしまって。 でもいい本なんだよなぁ。 悩むなぁ。。 しかも市立図書館にないし。。。 悩ましいなぁ。。
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〝ぼくは、この町で小学校の先生をしている。クラスには、いろんな子がいて、毎日いろんなことが起きる。あたりまえだけど「今日」という日は、人生で今日だけ。 どんな一日になるかな・・・〟この絵本は、ある町の先生と子どもたちの、いつかの「朝」の風景が描かれています。<先生>の目線、<先生>が大切に想うこと、子どもたちも知らない<先生>の気持・・・〝いっぱい我儘を言って、いっぱい甘えて、いっぱい叱られて、いっぱい失敗もして、いっぱい笑って、いっぱい泣いて・・・いっぱい愛されたらいい・・・!〟
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淡路島の小学校の先生が書いたお話に羽尻利門さんの絵がとても素敵で、表紙を開くと3年1組のなかまたちの似顔絵が眩しい。 朝、先生は早く登校しながら子どもたちの顔を思い浮かべている。 毎日いろんなことが起こるけど、「今日」という日は人生で 今日だけ。 どんな一日になるのか考えながら...
淡路島の小学校の先生が書いたお話に羽尻利門さんの絵がとても素敵で、表紙を開くと3年1組のなかまたちの似顔絵が眩しい。 朝、先生は早く登校しながら子どもたちの顔を思い浮かべている。 毎日いろんなことが起こるけど、「今日」という日は人生で 今日だけ。 どんな一日になるのか考えながら毎朝「しんぴんの空気」を入れる。 子どもたちのいろいろに気づいてあげたい思いが、とても伝わってくる。 1人1人のことを的確に把握している。 ほんとうによく見ているんだなと思う。 なかには、学校に来れない子もいるし、遅刻ギリギリの子もいるけれどちゃんとわかっている。 朝は 今日 一冊の絵本からはじまる。 笑顔と元気をもらえる絵本。
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文を書いたのは、淡路島の現役の先生。 日常のある朝を、先生の視点から描きます。 先生は、どんなことを思っているのかな。 ともだちは、どんな朝を過ごしているのかな。 他の人の視点に立つことへの気づきになりそうです。
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淡路島で小学校の先生をしている著者が、自身の学校での一日をモデルにした絵本。いい先生なんだろうなぁ。
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「仮説実験授業」の実践をされている先生が文を書いている。こんな先生いいなぁと思うけど、きっとどの先生もこんな初志を持っているのだと思う。それを持ち続けられるかは、本人、保護者、生徒、環境、いろいろな要素があるのだろう。がんばれ先生。
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ある島の海が見える小学校が舞台。 生徒ひとりひとりの個性を最大限にいかそうとする先生。 この先生は毎朝絵本を読む事を10年続けているそう…すごいなぁ。 ステキな授業がある!羨ましいなぁ♪
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ある小学校教師が書いた「学校のはじまり=あさ」の風景。個性いっぱいの子どもたちとそれを受け止める先生の目(心)が伝わってきて,朝から気分良くなりそうです。絵もとってもいい。 この絵本を学級の子どもたちの読んで上げれば,きっと「あ,これ○○ちゃんと似ている」なんて声が上がるんじ...
ある小学校教師が書いた「学校のはじまり=あさ」の風景。個性いっぱいの子どもたちとそれを受け止める先生の目(心)が伝わってきて,朝から気分良くなりそうです。絵もとってもいい。 この絵本を学級の子どもたちの読んで上げれば,きっと「あ,これ○○ちゃんと似ている」なんて声が上がるんじゃないかな。 著者は,仮説実験授業という授業の実践家です。この授業は,子どもたちにとっても受け入れられ,喜ばれます。授業を楽しみにしてくれるんです。わたしも現役時代はこの授業のおかげで,子どもたちとたのしい授業をすることができました。そしてその授業の中で子どもたちの素晴らしさをたくさん見ることができました。
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