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ウイルスの世紀 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2025/01/11

著者は1931年生まれで、長年ウイルス研究に携わっている。新型コロナ禍真っ只中の2020年に書かれた本だが、筆者の長年の経験と、人類がこれまで経験してきた多種のウイルスとの闘いの記録だ。 医療関係者達が命がけで対策を講じ、また数々の動物実験も含め多くの犠牲の上でウイルス対策がな...

著者は1931年生まれで、長年ウイルス研究に携わっている。新型コロナ禍真っ只中の2020年に書かれた本だが、筆者の長年の経験と、人類がこれまで経験してきた多種のウイルスとの闘いの記録だ。 医療関係者達が命がけで対策を講じ、また数々の動物実験も含め多くの犠牲の上でウイルス対策がなされてきたことが医学的、科学的観点で語られている。 感染源として度々登場する動物の中に豚、コウモリ、ネズミが出てくる。コウモリやネズミを見ると人間が本能的に不快感を感じることがあるのは、「ウイルス感染源」としての恐怖を感じるからだろうか。また、豚を「不浄な生き物」として扱う宗教があるのは、大昔に「豚から流行病に感染した」経験則からそのように扱うようになったのか。 そしてウイルスを封じ込めても次々と新手が現れるのは人間の活動範囲が広がるタイミングであり、「これ以上人間だけ増えられては困る」という地球の意思なのではないかと思えてならない。

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2022/08/26

URL:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000096615 *学外からは「学認」をご利用ください(利用方法↓) https://www.shiga-med.ac.jp/library/support/man...

URL:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000096615 *学外からは「学認」をご利用ください(利用方法↓) https://www.shiga-med.ac.jp/library/support/manual/maruzenebook_gakugai.pdf *Maruzen eBook Libraryのダウンロード手順が変更になりました(2022.6) https://elib.maruzen.co.jp/app/eguide/announcement_220624.pdf

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2021/10/15

【琉球大学附属図書館OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC02000327

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2021/08/14

ウイルスの発見から、これまで次々と出現してきたエマージングウイルスの事例、ウイルスハンターの方達の話など。怖いウイルスの話がたくさんでてきて、あらためて気を引き締めないとという気持ちになった。

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2021/04/14

コロナウイルスが体内で増殖する段階と、ワクチンや薬(世界各国で臨床試験中)がどの段階の活動を阻止するものなのかの図が参考になった。 ウイルス蛋白を作るために、長いポチリペプチド鎖をカットしていく作業は、こねたパン生地を伸ばしてカットして…ってパン焼いてるみたい。 エマージングウイ...

コロナウイルスが体内で増殖する段階と、ワクチンや薬(世界各国で臨床試験中)がどの段階の活動を阻止するものなのかの図が参考になった。 ウイルス蛋白を作るために、長いポチリペプチド鎖をカットしていく作業は、こねたパン生地を伸ばしてカットして…ってパン焼いてるみたい。 エマージングウイルスの歴史を見ていると、コロナよりエボラのほうが怖いやと思って、断然気が楽になった。 ウイルス学生き字引の山内氏であっても、mRNAワクチンの開発スピードは「目を見張る」ほど速いと感想を述べていた。

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2021/01/28

エマージング ウィルスがどのように発生するのか、なぜ発生し続けるのかその疑問に答えてくれる。 野生動物のリスクは非常に大きい。世界的なもっと厳しい規制が必要である。 それにしても新型コロナの非常に優れたワクチンがこんなにも早く実用化されたことは、この問題に関し明るい未来を予感させ...

エマージング ウィルスがどのように発生するのか、なぜ発生し続けるのかその疑問に答えてくれる。 野生動物のリスクは非常に大きい。世界的なもっと厳しい規制が必要である。 それにしても新型コロナの非常に優れたワクチンがこんなにも早く実用化されたことは、この問題に関し明るい未来を予感させる。

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2020/10/24

前半は、過去の様々なウイルスとの戦いの歴史。多くの人の犠牲の上に、少しずつ「新型ウイルス」の恐怖を薄めて来たことがわかる。 HIVでは、不幸にして患者に使用した注射器の針で指を刺してしまって感染したケースをしばしば耳にし、今回のコロナでは、ウイルスのついた何かに触れた手で、目や...

前半は、過去の様々なウイルスとの戦いの歴史。多くの人の犠牲の上に、少しずつ「新型ウイルス」の恐怖を薄めて来たことがわかる。 HIVでは、不幸にして患者に使用した注射器の針で指を刺してしまって感染したケースをしばしば耳にし、今回のコロナでは、ウイルスのついた何かに触れた手で、目や口などの粘膜に触れることが主要感染原因のひとつとされるが、患者の涙を拭いたティッシュに触れただけで感染するものもある。涙も体液なのかという感じ。 根絶に成功した天然痘は極めて特殊な要因が重なった(人のみに感染、変異が少ない、抗体が強力)いわば特殊ケース。自然界の動物を宿主とするウイルスについては、根絶はほぼ不可能ゆえ、いかに共生できるかを考えるしかないと。 「#ウイルスの世紀」(みすず書房、山内一也著) Day258 https://amzn.to/2HxrQDv

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