ぼくのあいぼうはカモノハシ の商品レビュー

ミヒャエル・エングラー(著者),はたさわゆうこ(訳者),杉原知子(絵)

2021/06/08

■2021全国課題図書中学年■
どちゃくそ眠いときに読んだからあまり印象に残っていないのだけど、「人の言葉を喋る動物を連れた少年が冒険に出かける」的な紹介文から滲み出るB級感・子供騙しな予感は実際にはほとんど当たらなかった。
紹介文がよろしくない。
日常からかけ離れた存在の迷いカモノハシの、的確でいて頓珍漢な助言に従いながら、日常からかけ離れない範囲の冒険に踏み出す。
幼年童話的なおとぎ話のスタイルをとりつつ、周りの大人たちからはその主人公の姿は遠い父への思慕として映り、現実とおとぎの間の整合性が見事だなと思った。

2021/05/30

令和3年度中学年読書感想文課題図書
カモノハシみたいなオーストラリア以外では飼育レア種が行方不明になったら大騒ぎだよね、とか、食べ物とか泳がなくても平気なとことか、突っ込みどころはたくさんあったけど、以外と面白かった。一番の突っ込みはパパがいないことをママ含めみんな寂しがっているとこかもね。

2021/04/13

読書感想文課題図書

前半はあまりおもしろくなかったけど、後半はそこそこ楽しめた。

カモノハシのシドニーが洗濯されて干されているイラストはかわいかった。

2020/12/10

ドイツに住む男の子、ルフスとオーストラリアに帰りたいカモノハシのシドニー。表紙がかわいくて読んでみた。海外の本だけど読みやすかった。側から見たら大丈夫？って思うような作戦を次々実行していくルフスたちに、ドキドキしながら読了。

2020/10/05

ドイツに住むルフスはオーストラリアに単身赴任中のお父さんに会いたくてたまりません。ある日、動物園から逃げ出してきたという言葉を話すカモノハシのシドニーを拾います。オーストラリアに帰りたいシドニーとお父さんに会いたいルフスは、二人でオーストラリアに行こうとしますが…バスでいけるかな？
調子のいいシドニーに振り回されるルフスですが、なかなかの名コンビです。無謀な計画にハラハラしながら楽しく読めるお話です。