僕は君の「熱」に投資しよう の商品レビュー
再現性はないが、佐俣アンリさんの熱にただただ圧倒される。 人よりも挑戦し続ける著者の生き様は非常に参考になる。
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独立系ベンチャーキャピタリストの佐俣アンリさんの著書。 ちょうど独立系VCという業界に興味を持ち始めていた頃であり、友人が紹介してくれたので手に取ってみた。掴みの時点でかなり主観的な内容だという事は理解し、その上で読み進めた。 〈○〉 ・独立系VCのことが知れる ・起業家のこと...
独立系ベンチャーキャピタリストの佐俣アンリさんの著書。 ちょうど独立系VCという業界に興味を持ち始めていた頃であり、友人が紹介してくれたので手に取ってみた。掴みの時点でかなり主観的な内容だという事は理解し、その上で読み進めた。 〈○〉 ・独立系VCのことが知れる ・起業家のことが知れる ・成功者の1人としての在り方を知れる 〈△〉 ・かなり主観的→鵜呑みにはできない ・独立系VCのシード投資に限定された内容 ・あっつい、あつすぎる day1-day3 VCに興味を持って読み始めたが、同様に起業家に大きな魅力を感じた。正しい場所にいることが正しい結果と成長をもたらす、というところはとくに共感。もちろん広い視野は忘れずに。 day4以降 「ベンチャーキャピタリスト」 情熱・直感で投資先を決める、起業家に深く関わる、「シード投資で新しい産業を生み出す」というロマンを追求する、これはVCの「佐俣アンリ」が持つ信念であり、VC全体に共通するものではない。そこを理解した上で読み進めたい。ただこれは紛れもなくVCとして成功した人の在り方であり、非常に面白かったし参考になった。 起業家とVCは信念の部分で結構共通しているのかも。1番の違いは、VCは同時並行的にたくさんの課題解決を達成し得るというところ。(?) 彼には彼の在り方、他者には他者の在り方があるのでただただ鵜呑みにするのは良くない。アンリさんもその事を理解した上で書いていると思う。 しかしながら共感できる部分、共感できない部分を自分の中で確認しながら読んでいけば、自分はどのように生きていきたいのか、というところまで踏み込ませてくれる本だと感じた。
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よかったところのメモ。 読後感として挑戦する意欲が湧くような本でした ### Day1 - 君の「熱」を肯定し、応援しよう - 起業とは、夢を見続けられる選択肢 - 起業なんてせどりにすぎない。やることの規模を100倍にしよう。 - 「能力」ではなく「選択」が、人生を決める - 能力に差があったのではい、選択によって差が生まれただけ ### Day2 - 人間は場所でしか変われない - 自分にとって正しい場所がどこか、常に見極める - 正しい場所ならば、ただそこにいて平均点をとればいい - 天才を特別視せず、天才と呼ばれる仕事をしよう - 天才は凡人の10倍行動をしている ### Day3 成長しなければ死ぬ - 「頑張る」のと「成長する」のは違う - 意味のない努力をやめて意味のある努力をぢ要 - 1分の1の成功にとらわれず、次の打席にたとう
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日本の独立系VCの先駆者である佐俣さんの本。 VCらしく、起業を進めつつも、その壮絶な体験談から起業の全てを手放しで肯定するわけではない、とても好感の持てる本。 世界的に日本のベンチャーやVCは小ぶりであるという情報通り、世界的なVCと比較すると目も当てられないほど日本の市場...
日本の独立系VCの先駆者である佐俣さんの本。 VCらしく、起業を進めつつも、その壮絶な体験談から起業の全てを手放しで肯定するわけではない、とても好感の持てる本。 世界的に日本のベンチャーやVCは小ぶりであるという情報通り、世界的なVCと比較すると目も当てられないほど日本の市場は小さい。 こうした状況を打破するためにも、スモールビジネスで自分だけが儲かる小銭を稼ぐ世界から、その規模を100倍、1000倍で仕掛けられる世界を目指すべき。そしてその際はVCなどの力を頼るべき。 そうして事業を成長させた過程こそが、経営者としての実力を高める。それ以外は経営者としての力には何もならない。 厳しいながら、的確なコメントが多く、とても興味深かった。
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起業だけに限らず、転職等新しいことに挑戦することを後押ししてくれる本。 モチベーションあげたいときは読み返そうた思う。
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凄く熱を感じた。 なにか挑戦をする時に読み返したいなと思う。 今本当にやるべきことをやろうと思った。
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起業家、佐俣アンリさんの勝ち方を感じられる本。 ANRIというファンドの哲学を知れる。 以下、気になったフレーズを引用 勘違いしてはいけない。「頑張る」のと「成長する」のはまったく別のことだ。起業家の大義は事業を成長させることだ。なにせ、投資を受けた以上、他人のお金を使って事...
起業家、佐俣アンリさんの勝ち方を感じられる本。 ANRIというファンドの哲学を知れる。 以下、気になったフレーズを引用 勘違いしてはいけない。「頑張る」のと「成長する」のはまったく別のことだ。起業家の大義は事業を成長させることだ。なにせ、投資を受けた以上、他人のお金を使って事業をやっているんだ。頑張っても事業が成長しないのであれば、その頑張りは無意味である。 →投資を受けてサービスを作っている身として、かなり背筋が伸ばされる言葉。起業家としては、成長する事業に張って、リターンを絶対に返そうと思わされた。 ハワイに豪邸を構え、アーリーリタイヤしている人間、事業や投資で一度大成功をおさめ、その後は守りに入ってたいして挑戦もしていないやつらは、ほんとうに口が悪くて申し訳ないが、僕から見ればただの「失敗者」なんだ。 →漠然と感じていたことが言語化された。一生挑戦者でいたいと感じた。 そもそも、ベンチャーの起業というのはほとんどの場合、他人の大事なお金を預かってやるものだ。それは僕らVCもまったく同じで、人様から大金を預かり、それを新産業を生み出す若者に投資し、その成長益の一部を報酬としてもらっている。誰かから強制的にやれと言われて始めた仕事じゃない。自分から「僕がやりたいんです!」「だからお金を預けてください!」と言って始めた仕事だ。それなのに、しかめっ面して「これ本当はやりたくないんですよね」みたいに言っていたら、出資者にもまわりの仲間にも、めちゃくちゃ失礼ではないだろうか。 →サービスを作っていると、上手くいくことばかりではない。そんな中でも好きでやっていることであるので、いつも笑顔でいたいと思わされた。 日々の生活のなかで見落とされがちな些細なモラルを、ちゃんと守らせるだけだ。ベーシックな倫理観を、徹底的に叩き込むだけだ。 →倫理観は、日々意識して続けるしかない。自分自身もチームとしても意識していきたい。 僕は27歳でベンチャーキャピタルをひとりで始めるとき、いちばん重視したのが、「誰のお金を預かるか」ということだった。これは言葉を換えると、「誰の与信を取りにいくか」ということでもある。 →様々なタイミングで、信用の大切さを感じている。与信を借りることで出来るチャレンジがあると認識していきたい。 本当にトップを目指したいと思っているのなら、自分はいったいなんのゲームに参加しているのか正確に把握したうえで、勝負を始めるときから、成功までの道筋を丁寧に設計しなければならない。 →ゲームルールを理解することは、勝つために必要であると理解するのが重要だ。勝ち筋を早く見つけることが価値筋であると感じた。 右も左も、「今やらなければいけないこと」を後回しにして「やったほうがいいこと」で毎日を埋めている人ばかりだ。そして、ほんとうはもっと成長も成功もできたのに、やらなければいけないことを後回しにしたことで、ちっちゃい成功しかできなかった人間が、自分の現状を正当化するために偉そうに吐く「アドバイス」であふれている。性格が良い人間ほどそういったアドバイスを真に受け、若い時期をあまり意味のない努力に費やしてしまうが、勉強も修業も準備も、そんなもの永遠に終わりなんて来ないぞ。 →やるべきことは無限にあるが、やらなければいけないことは少ない。そんな中で、なにをしていくかを正しく選んでいきたい。 ここに引用したフレーズは、この本を凝縮したものだ。起業家は、この本を読むことで起業家としての心構えを身につけられると思う。起業家として生きるすべての人に読んで欲しい本。
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起業家という存在はわかりやすいけど、ベンチャーキャピタリスト(投資家)という人々は得体の知れない(胡散臭い)存在だった。 でもこの本で語られているように、起業家(車)を動かすエネルギー(ガソリン)のような存在であり、その人達が人類の年表をも動かす可能性があるということを知り、めち...
起業家という存在はわかりやすいけど、ベンチャーキャピタリスト(投資家)という人々は得体の知れない(胡散臭い)存在だった。 でもこの本で語られているように、起業家(車)を動かすエネルギー(ガソリン)のような存在であり、その人達が人類の年表をも動かす可能性があるということを知り、めちゃめちゃ夢のある(エモい)仕事なのだと知った。 この本のおかげで起業家や投資家の人々を身近に感じる気がするし、ベンチャーニュースを興味を持つことができそう。 アンリさんの熱によって自分の中の「何かやってみたい」という熱も上がってきた。起業や投資について興味を持つための1冊としてとても良い本だと思った。
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エクイティで出資する責任感と現場感を味わってみたいと感じた。特にベンチャーは何も誰も正解が分からないからこそ、難しく達成感あるのかも。 いくらデットでお金貸しても、金融機関の性質上とれるリスクは限られてるしなあ、と銀行目線では感じてしまう。大企業(総合商社など)でいう「出資→出向...
エクイティで出資する責任感と現場感を味わってみたいと感じた。特にベンチャーは何も誰も正解が分からないからこそ、難しく達成感あるのかも。 いくらデットでお金貸しても、金融機関の性質上とれるリスクは限られてるしなあ、と銀行目線では感じてしまう。大企業(総合商社など)でいう「出資→出向→本社戻ってリスク管理」などは逆に、既定のルートが出来上がってるのかもな。自分がやってて一番楽しいリスクの取り方はなんなんやろか、と考える機会になりそう。
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1日で読み終わってしまいました。 投資家佐俣アンリさんが起業家に7日間の講義をする、 という内容。 最初の一歩を踏み出す手助けをしてくれています。 忙しい方でも、起業を志すのであれば1,2,3,最終章だけでも読むことをお勧めします。 ---- [#僕は君の熱に投資しよう #DAY1] 熱があるなら、ぶつけようぜ ・才能ではなく、自分の中にどうしようもなく込み上がってきて暴走しそうな熱が人を起業家にする ・起業はローリスクでハイリターン ・起業家とは仕事の名前ではなく、夢を見続ける生き方 ・世の中にある「価値のズレ」に気づくことが起業アイデアを着想するために大切なこと(airbnbは自分達の家を借すという誰もが勝ちにならないと思っていたものを100倍の規模で展開してビジネスにした) ・思いつきを100倍の規模でやるのが事業 ・能力ではなく選択が人生を決める -何か自分の中にこみ上げる思いとアイデアがあったとして、それを市場に出してみる、何かプロダクトを作ってみるという選択をするかどうかが平凡な人生か満足できる人生かを分ける一歩目 ---- [#僕は君の熱に投資しよう #DAY2] 生きる場所を選び間違えるな ・正しい努力よりも正しい場所選びの方が重要 ・正しい場所=起業家ばかり居て、頻繁に誰かが成功するような「惰性でも起業家になれる場所」 ・失敗する起業家はなんでも自分で抱え込もうとする ・事業は何度でもやり直せるけど、体は一度壊したら終わり ・天才という言葉を使うな ---- [#僕は君の熱に投資しよう #DAY3] 成長しなければ死ぬ ・起業家は理屈より行動と成長で語る ・成長=事業の成長、その後起業の人格の成長が事業ステージの変化に応じて発生する ・事業の成長に対して意味のない努力をしない決断が必要 ・優れた起業家でも打率3割、ピボットを恐れるな。 ・起業家の死=挑戦を辞めること ---- [#僕は君の熱に投資しよう #DAY4] 君は人類の年表に触れたくはないか? ・VCはお金ではなく、起業家の才能を扱う ・今の日本には独断と偏見(右脳)と論理(左脳)を組み合わせた全能的投資判断が必要 ・普段から直感で判断する訓練を。 ・最難関なイシューに挑み一片の後悔のない人生を。 ---- [#僕は君の熱に投資しよう #DAY5] 怖いけど、僕は「逃げない」 ・成功はカネや名声とは関係ない。挑戦し続けること。 ・起業家のピーク年齢は26-30歳。その時期までに起業。そしてその時期を安売りするな ・修羅場こそ社長はご機嫌でいるべき。最後の砦なのだから。 ---- [#僕は君の熱に投資しよう #DAY7] 圧倒的な未来をつくろう ・起業を志す若者の中で自分は「挑戦している奴ランキング」何位か? ・「フィンテック」などの言葉が生まれてからでは遅い ・絶望しても生き筋を見つけて出てくる奴が本物 ・挑戦は皆で楽観的に笑いながらやるもの ・起業には不幸だった過去はいらない。「こういうのあったら面白い」で良い。 ・君はどうせ成功する。だから早く挑戦しろ。一体君は何のスタンプラリーをしているんだ? ・To Doリストに片っ端からバツをつけて本当に今この瞬間にやるべきこと一つだけ残す ・早く立ち上がり、見える景色は「圧倒的な未来」
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