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剱岳―線の記 の商品レビュー

3.8

26件のお客様レビュー

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2025/07/27

剱岳に錫杖と剣を残したのは誰なのか、いつかわかる日が来るのかなーと思っているので、読んでみた。 が、冗長という言葉はこの本のためにあるのかも… 文献にあたり、人に話を聞き、何度も登って現地確認と熱意や行動力はすごいんだけど、見つけたことに飛びついてこうに違いない!の繰り返しに本...

剱岳に錫杖と剣を残したのは誰なのか、いつかわかる日が来るのかなーと思っているので、読んでみた。 が、冗長という言葉はこの本のためにあるのかも… 文献にあたり、人に話を聞き、何度も登って現地確認と熱意や行動力はすごいんだけど、見つけたことに飛びついてこうに違いない!の繰り返しに本題以外の話も加わって今は何の話なんだっけ?となりやすかった。 自分が文章を書く時、書きたいより読みやすいを優先した方がいいよなと思いつつ、書きたいことを全部詰め込んでしまって削れないタイプなのでわかるんだけど。 結論は最初からは想像もつかなくて、専門家はどう判断してるんだろうと気になる。 ただそこから最後はファンタジー的な、縁があったんだ!みたいな話になって、主語もでかくなり、しらけてしまった。

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2025/03/24

読みやすくそして疑問を解明するための努力も惜しまず2年にかけていつ登って目的などを分かりやすく解明していく。 こういうミステリーの謎解きもいいなぁと思いながら読了

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2024/09/09

測量のために剱岳初登頂を目指した明治陸軍隊が山頂で見つけた平安期の仏教法具を見つけたところから始まるファーストクライマー探し。仮説や推論の妥当性はその道の研究者に委ねるとして、リアル歴史推理小説みたいな感じで読みました。

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2024/08/08

小説「剱岳」で描かれた初登頂争い。だが、登ってみたら仏具があり初登頂ではなかったというところから、その初登頂者、いつ、どのルートでなどを追ってるるポタージュ。 なかなか説得力のある考察で面白かった。

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2023/09/20

1907年未踏峰とされていた剱岳の登頂に成功した者が見つけた古代の仏具、錫杖頭と鉄剣は誰がいつ、何のためにどうやって登頂して残したのか? そのミステリーを解く旅の物語。 最近剱岳登頂を果たしただけに、とても興味深く、著者が考える早月尾根コースも登ってみたくなりました。 今ではハシ...

1907年未踏峰とされていた剱岳の登頂に成功した者が見つけた古代の仏具、錫杖頭と鉄剣は誰がいつ、何のためにどうやって登頂して残したのか? そのミステリーを解く旅の物語。 最近剱岳登頂を果たしただけに、とても興味深く、著者が考える早月尾根コースも登ってみたくなりました。 今ではハシゴや鎖、アイゼンなど安全のために登りやすくなっている剱岳は、そんな物のない時代は空身で登るだけでも大変な山だったと思う。 疑問を解き明かすために何度も剱岳へ登り、果ては道なき道を登って推理していった作者の執念の記録である。

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2023/02/18

高橋大輔さんって、えっ、著者が気になって触手がのびた1冊。しかも、新田次郎さんの名作「劒岳 点の記」をパクったようなタイトルにインパクトを覚えました。 あのフィギュアの方とは同姓同名の方で自称探検家らしい。 鼻息荒く、剱岳のファーストクライマーは誰か!とか、無茶テンション上がり歴...

高橋大輔さんって、えっ、著者が気になって触手がのびた1冊。しかも、新田次郎さんの名作「劒岳 点の記」をパクったようなタイトルにインパクトを覚えました。 あのフィギュアの方とは同姓同名の方で自称探検家らしい。 鼻息荒く、剱岳のファーストクライマーは誰か!とか、無茶テンション上がり歴史ロマンを感じていたのですが尻すぼみな内容でした。 冒頭から、あの名作の山学会と測量隊の登頂を競う争いはなかったと切って捨てた時点でテンション爆下がりました。あっちはフィクションで私のはノンフィクションだと強調するあたりで興味なくなってしまいました。 ま、でもせっかく図書館で借りてきた本だしもう少し付き合ってやろうじゃないかと読んでみたけどなんだかねって感じです。 剱岳の登頂ルートは大きく4つあるんですが、2つは一般登山者ルートで、残り2つはピッケルにアイゼンに、登攀具が必要なエキスパートルート。ちなみに、点の記で登頂したのは長次郎谷から雪渓を詰めていくエキスパートルートで、無茶ロマンを感じますし、私もいつかいってみたいと思っているルートなんですけどね。 平安時代に山頂に錫杖残した人はクライミングギアとか持ってないだろうとゆうことで2つの一般ルートに絞って調査がはじまる。もうここらで、川口宏探検隊のイメージが頭をよぎってしまいました。 私もこの2ルートは登ったことあるんですが蟹のヨコバイ、タテバイのある別山尾根ルートはいまでこそ鎖とかあり整備して登りやすくなっていますが整備してなければまず無理でしょう。100歩譲って登頂できたとしても降りれないと思います。 となると有力なのは西側から登る、早月尾根ルート、ここは日本一過酷な山岳レースで知られるTAJRの選手たちが最初に駆け上るルートです。   以下略 誰が最初に登ったかって誰でもいいじゃないって思うんですよね。平安時代の誰かが登ったかもって思うだけでもロマンがあるし、山岳信仰とかは別に興味ないんですけどね。 私にとっては自分が登ることが好きなので、登れたことがただただ嬉しんですよね。 まっ、そんなんでげんなりしちゃって読むのは途中放棄してしまいました。 忍耐力なくってすみませんでした。

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2022/05/05

前人未到の剱岳に平安時代に登った人達がいる、という謎に歴史好きとしてはすぐに引き込まれた。著者が入念な資料による下調べをしつつ、何度も何度も実際に山に登るという行動力がすごい。5W1Hの仮説をたてつつ、それを随時修正しながら答えに辿り着くというアプローチも面白い。私は山や立山の地...

前人未到の剱岳に平安時代に登った人達がいる、という謎に歴史好きとしてはすぐに引き込まれた。著者が入念な資料による下調べをしつつ、何度も何度も実際に山に登るという行動力がすごい。5W1Hの仮説をたてつつ、それを随時修正しながら答えに辿り着くというアプローチも面白い。私は山や立山の地名に疎いので、本にも登場するNHKの番組を見ながら本を読むことで現地のイメージを膨らませる事ができてよかった。が、最後で明治時代と平安後期を開国の時代として共通の視点で見ているのはやや疑問かも。

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2022/02/27

「劒岳ー点の記」は明治時代に未踏峰であった剱岳に登頂を果たし測量「点」を設置する話であった.点の記にインパクトを与えているのは,「ようやく剱岳山頂に登頂を果たしたら,そこで大昔の金属製の錫杖頭と鉄剣を発見してしまった」エピソードである. 本書は,これら仏具を一体誰が,いつ,なぜ,...

「劒岳ー点の記」は明治時代に未踏峰であった剱岳に登頂を果たし測量「点」を設置する話であった.点の記にインパクトを与えているのは,「ようやく剱岳山頂に登頂を果たしたら,そこで大昔の金属製の錫杖頭と鉄剣を発見してしまった」エピソードである. 本書は,これら仏具を一体誰が,いつ,なぜ,どのルートを通って,どのようにして,どこに(山頂付近,という以外に正確な記録が残っていない)置いたのか?という5W1Hを明らかにしていく記録である. 著者はこれまでロビンソンクルーソーのモデルとなった実在の人物が,実際に孤島生活で居住していた住居跡を発見するなどの冒険家であり,今回のお題も丁寧な調査と踏査を重ねて答えに迫ってゆく. 願わくば,巻頭に関係する領域一帯の地図を掲載して欲しかった.

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2022/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトル、そして著者の名前(高橋大輔)から、なんかイロモノっぽく思ってしまうけど(俺もそうでした。さーせん)、エエ意味でがっつり裏切られる傑作ノンフィクション。 映画化もされた新田次郎の名作山岳小説「剱岳 点の記」で、主人公らが剱岳に登頂、四島三角点を設置した際、彼らは奉納されたと思われる剣と錫杖を発見している。これは実話であり、では明治の測量技師たちより先に、つまり剱岳のファーストクライマーとは誰だったのか? を探るのが、この本の主題である。 さらに著者は、誰が?だけでなく、ファーストクライムの5W1Hを全て解明すべく、資料を漁り仮説を立てて、現場検証し、仮説が崩れたり疑問が出たら、さらに資料を漁り、他人に話を伺い、仮説を立てて現場検証…PDCAを念入りに繰り返していく。 謎解きの道中で、歴史ロマンに思いを馳せ、その土地の風土を細かく観察し、実際に山を登れば登山ルートだけでなく廃道を探り、藪漕ぎをし、ヌタ場をクライミングまでしてしまう。その描写が実に面白い。歴史、土着風土、登山等々あらゆる好奇心を刺激してやまないのだ。 彼がたどりつく5W1Hの答えは、ある程度の物的証拠と状況証拠があるとはいえ、仮説に過ぎないが、相当説得力のある説だと思う。 山登りをするにあたって、単に体を動かすのが気持ちよくて楽しいハイキングに留めるのではなく、予習でも道中でも下山後でもいいので、こういった歴史的背景に思いを馳せててみるというのは、趣味の幅と厚みを大いに肥やしてくれるだろう。

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2021/10/13

山岳歴史ドキュメンタリー 有名な新田次郎の小説に出て来る剣岳で発見された古い剣と錫杖飾りをネタに、立山と剣岳を「開山」した最初の登頂者は誰か、をさくっていくドキュメンタリー。作者は「冒険家」ライターらしい。 何回も立山、剣岳に登り調査したり、あちこちの人にあったり資料を読み解...

山岳歴史ドキュメンタリー 有名な新田次郎の小説に出て来る剣岳で発見された古い剣と錫杖飾りをネタに、立山と剣岳を「開山」した最初の登頂者は誰か、をさくっていくドキュメンタリー。作者は「冒険家」ライターらしい。 何回も立山、剣岳に登り調査したり、あちこちの人にあったり資料を読み解いたりして推理していく。 学者じゃないので、ある程度は本人の思い込みもあると思うけど、そこに至る過程で、仏教、山伏、山岳信仰とかへの理解が深まる。 日本の山はどこにいっても必ず神様が祭られてるので、低山ハイキングしかしない私でも楽しめます。

Posted byブクログ