剱岳―線の記 の商品レビュー
山って無機質なものではなく、山岳信仰といった崇高なもの。 「山」に宗教の「宗」で、「崇」となるのもつながりがあるのかも。 剱岳に登ってみたくなったけど、カニのたてばい、よこばいが怖いので登頂できなさそう。
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映画『剱岳』を見て、地図の空白地帯を埋めるべく決死の覚悟で登った隊が遠い昔に山伏が奉納したらしきものを見つけた、という逸話を知った。その山伏はどうやって登ったのだろうというのは当然抱くであろう疑問だが、映画にも原作にも答えはない。 その答えを追求したという本を本屋さんで見かけて、...
映画『剱岳』を見て、地図の空白地帯を埋めるべく決死の覚悟で登った隊が遠い昔に山伏が奉納したらしきものを見つけた、という逸話を知った。その山伏はどうやって登ったのだろうというのは当然抱くであろう疑問だが、映画にも原作にも答えはない。 その答えを追求したという本を本屋さんで見かけて、もうそのまま買って読み始めた。 …面白かったことは面白かったが、途中からどうもはぐらかされているようなピンとこないかんじがあったことは否めない。ちょうど読み終わってしばらくしてから書評が出始めて見てみるとほぼ絶賛に近く、僕が読み取れなかったようなことが書いてあって感心した…がやっぱりピンとはこないままだ。まぁまた縁があったら再読して印象が変わるだろう。それはまた楽しみなことかも。
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ロビンソンクルーソー、間宮林蔵、鳥島等、 独特の視点で探検を続ける作者。 過酷な環境下での冒険、探検をする訳では無いが(失礼しました。そのような環境も勿論あると思いますが。)、何かを発見・発掘する視点が独特です。 今回も新田次郎氏で綴られた、剱岳の誰が何のためにどこから、いつ、な...
ロビンソンクルーソー、間宮林蔵、鳥島等、 独特の視点で探検を続ける作者。 過酷な環境下での冒険、探検をする訳では無いが(失礼しました。そのような環境も勿論あると思いますが。)、何かを発見・発掘する視点が独特です。 今回も新田次郎氏で綴られた、剱岳の誰が何のためにどこから、いつ、など5W1Hに沿って調べて行きます。 地道に地道に調べていく姿は私は好きです。 もっと評価されるべき。
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