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「がんになって良かった」と言いたい の商品レビュー

4.6

28件のお客様レビュー

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2024/06/09

1日1日をしっかり生きようと思う、しんどくなった時にこの本を読んだ後の気持ちを思い出して奮い立たせていきたい

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2023/04/03

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC01557547

Posted byブクログ

2022/12/21

京大生だった山口さんの闘病記です。 闘病記と聞くと辛いイメージがあり、なかなか読み始めることができませんでしたが、読み始めると気づきや学びがとても多かったです。 まるで小説のような文章で、文章力にも心を打たれました。 家族と笑い合うこと、健康で過ごせること、朝日を浴びること。 ...

京大生だった山口さんの闘病記です。 闘病記と聞くと辛いイメージがあり、なかなか読み始めることができませんでしたが、読み始めると気づきや学びがとても多かったです。 まるで小説のような文章で、文章力にも心を打たれました。 家族と笑い合うこと、健康で過ごせること、朝日を浴びること。 そんな些細な日常が、なんて素晴らしいことなのかと感じます。 「人の生きる意味なんてない、とにかく自分に与えられた時間、境遇を一生懸命生きるのみ」。 山口さんがある主治医のブログから見つけた言葉です。 私たちはただ生きているだけ。なぜ生きているのかと考えることもありますが、意味はそれぞれの個人が後から付けているもの。 そうならば、よりよくなるように生きていきたいと思いました。 手帳には自分のなりたい姿や目標を書きますが、そうした未来を描けなかった人もいる。 生きたいと願っていたのに、それが叶わない方がいることを改めて知り、そうした方々の分も楽しく生きたいし、辛いと思える出来事があっても頑張りたいと思うようになりました。 もしちょっと人生が大変だなと思うことがあったら、手に取ってみてほしい本です。 紹介者:チョコベリー 企画開催日:2022/12/04 企画名:「2022年に読んでよかった私の1冊」

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2022/10/29

かなり辛い状態で、気丈に自分の気持ちを綴られていて、自分では無理だろうなと思った。ドナー、献血の大切さを思い知らされた。すぐにでも登録しようと思う。

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2022/08/15

いつ、誰がなってもおかしくない病気。病気にしっかりと向き合った主人公の強さに心打たれました。色んな葛藤を,しながら最期まで生き抜いた強さがすごいです。

Posted byブクログ

2022/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読了後、暫くの間は何を感想として記せば良いのかわからなくなってしまった。 突然の診断、若過ぎる発病、現実を受け止めきれない状況にも関わらず受け止め「生きたい」と振り絞る姿、そしてこんなにも「生きたい」と思っている青年ですら幾度の再発で一時はその気力が削がれてしまう姿に哀しみと衝撃を強く受けました。 本書は治癒した所で終わっているものの、その後の再発や騒動、亡くなってしまった事。 社会に発信する事で、同じように戦う事になってしまうかも知れない人や、その周りの人達に、辛い気持ちを共感したり、自分に何ができるかを考えさせたりする一石を投じた内容でした。

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2022/01/28

壮絶な闘病記。本書は治るところで終わっているが、その後更なる再発の上亡くなっている。これだけ生きる事を望む人がいる一方で自死を選ぶ人がいるのは本当にやるせない。

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2022/01/22

この本を見つけて良かったと思いました。 死に直面した人にしか分からない世界。 癌は怖い、痛い、大変、死ぬ。分かっていても実際になってみないと実感することは難しい。 だからこそこういうサバイバーさんの貴重な日誌を読むことで、今に感謝することの大切さ、今があることの尊さを1%でも感じ...

この本を見つけて良かったと思いました。 死に直面した人にしか分からない世界。 癌は怖い、痛い、大変、死ぬ。分かっていても実際になってみないと実感することは難しい。 だからこそこういうサバイバーさんの貴重な日誌を読むことで、今に感謝することの大切さ、今があることの尊さを1%でも感じ取り、今から明日へどう繋げていこうかというモチベーションにしながら充実した毎日を送りたいと思えました。

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2022/01/22

友人のお兄さんということで手に取った。 私の言葉で感想を書いてしまったら軽くなってしまう気がするので躊躇われるけれど、読んでよかった。ここまで心に刺さった本はない。 自分の状況に嘆くだけで終わるのでは無く、その状況からも価値を見出して、前向きに強く生きようとする姿がかっこよすぎた...

友人のお兄さんということで手に取った。 私の言葉で感想を書いてしまったら軽くなってしまう気がするので躊躇われるけれど、読んでよかった。ここまで心に刺さった本はない。 自分の状況に嘆くだけで終わるのでは無く、その状況からも価値を見出して、前向きに強く生きようとする姿がかっこよすぎた。 タイトルは「…といいたい」 の部分が大切なんだな。最後に生存者バイアスの話をされているけれど、山口さんは息を引き取る直前も同じように「がんになって良かったといいたい」 って思えていたのかな。 同じ大学生とは思えない語彙力と構成力、表現力にも圧倒された。言葉選びも凄い。夢のひとつだった作家は諦めたといっているけど、作家「山口雄也」 としてこの本がもっと色んな人に読まれますように。

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2021/12/04

19歳でがんに、その後白血病患者として過ごし、生きる筆者の闘病生活とその戦友たちとの記録を綴った一冊。 読み終えて 「評価がつけられない」と感じた。 素晴らしかった、星5 なんて、そんな陳腐な言葉で評価なんて出来ない。 壮絶な闘病生活。 それは治療による身体的な苦しみに、死...

19歳でがんに、その後白血病患者として過ごし、生きる筆者の闘病生活とその戦友たちとの記録を綴った一冊。 読み終えて 「評価がつけられない」と感じた。 素晴らしかった、星5 なんて、そんな陳腐な言葉で評価なんて出来ない。 壮絶な闘病生活。 それは治療による身体的な苦しみに、死と向き合う恐怖、苦痛、苦悩。 読んでわかった気になんてなれない。 きっとわからない方がいい。 いいんだけれど、なった人にしかわからない世界がそこにはあって 乗り越えた人にしか見えない世界がある。 評価できない名著。

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