アキラとあきら(下) の商品レビュー
Amazonの紹介より ともに入行した産業中央銀行で雌雄を決することになったふたりのアキラ。そんな中、彬の実家に異変が起きる。家業を立て直すため、父から会社を継ぐことを決意する彬。バンカーとしての矜持を持ち続ける瑛と、若くして日本の海運業の一翼を担う企業を率いることになった彬の...
Amazonの紹介より ともに入行した産業中央銀行で雌雄を決することになったふたりのアキラ。そんな中、彬の実家に異変が起きる。家業を立て直すため、父から会社を継ぐことを決意する彬。バンカーとしての矜持を持ち続ける瑛と、若くして日本の海運業の一翼を担う企業を率いることになった彬の人生が交差するとき、ふたりの前に新たな難題が。若きバンカーたちの半生を瑞々しく描く青春ストーリー! とにかく面白かったの一言でした。 後半では、階堂彬の家族と会社を中心に展開していきます。 会社をどのようにして存続していくのか?何が大事なのか?人間ドラマだけでなく、会社がどのように動くのか変化としてもスリルがあって楽しめました。 経営としての面白さもありましたし、優秀な人材の大切さも物語を通じて学びました。 階堂家の2人といったら、まぁイラッとしたこと。自分で蒔いた種なのに、自分勝手といいましょうか、読んでいてムカっとしました。しかし、どのように再生していくのか、とても興味があり、いつの間にか物語の世界に入り込んでいました。 もう一人の瑛の方は、もう登場しないのかなと思いましたが、この場面で登場するのかと、お互いタッグを組んで再生していく姿に青春を感じさせてくれました。さらにあの人と再会するとは、グッと物語を面白くさせてくれるので、全然飽きませんでした。 特に数字だけで、過去や変化を紐解いていく銀行員の姿が輝いてみえました。個人的には、あまり詳しくないのですが、数字を見ただけで、会社の全てを物語るとは驚きでした。 また聞いたことのある固有名詞も登場して面白かったです。 「産業中央銀行」「伊勢島ホテル」といった別作品で登場したワードが出てくるので、ちょっとした遊び心も良かったです。 上下合わせると。約700ページというボリュームのある量でしたが、飽きさせない展開でしたので、あっという間に読んでいました。
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映画を観たので流れは大体分かっていたが、原作ではアキラとあきらの背景がより鮮明に描かれていて面白かった。それぞれが問題に立ち向かう姿に元気をもらった。映画と内容は少し違ったが、どちらも存分に楽しめた。
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映画化がきっかけで読んでみた作品。 池井戸潤の作品は意外と知ってるものが多く、花咲舞がだまってない、半沢直樹などなど。 大企業社長の息子である彬と、小さな工場社長の息子である彰が
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推しの映画出演原作だったので映画公開前に読了 池井戸作品これまで読んだことなかったけど割とすいすい読める感じ 特に就職活動以降、銀行に入行してからのお話が面白かった〜
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んん?上巻からの期待があったというのもあると思うが拍子抜け。途中からは叔父の崇に不快感を抱かされっぱなし。最後の膨らみも弱く、思っていたのとは違ったし、駆け足で終わっていった。全体的に同じような内容を繰り返している感じ。個人的には読んでいてワクワクするものではなかった。
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バンカーの熱い思いがあり胸が熱くなりました! 苦労をするとその分人に優しくなれると思わせる素敵な内容でした!
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ドラマでは分からなかった細かい描写やラストがあって、さらに良かったです。 一気に読み終わりました。とても良い作品であるこの本に感謝、そしてこれを考えて世に発表してくれた池井戸潤さん!ありがとう!! 金は人のために貸せ。この一言に尽きますね〜〜 バンカーってかっこいい!彬も瑛もそれ...
ドラマでは分からなかった細かい描写やラストがあって、さらに良かったです。 一気に読み終わりました。とても良い作品であるこの本に感謝、そしてこれを考えて世に発表してくれた池井戸潤さん!ありがとう!! 金は人のために貸せ。この一言に尽きますね〜〜 バンカーってかっこいい!彬も瑛もそれぞれの運命に向き合って必死に生きていく姿が素敵でした。
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2人のあきらがカッコいい。経営のことがよくわからない私でさえも夢中で読めた。 自分自身救うために、今この仕事に向かいあっている瑛、私もはっとした。私が精神科で相談員やっているのも、どこか過去の自分を救うためにやっているところがある。患者さん救うことがどこか自分を救っている感覚があ...
2人のあきらがカッコいい。経営のことがよくわからない私でさえも夢中で読めた。 自分自身救うために、今この仕事に向かいあっている瑛、私もはっとした。私が精神科で相談員やっているのも、どこか過去の自分を救うためにやっているところがある。患者さん救うことがどこか自分を救っている感覚がある。 伏線回収も見事でした。
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上下巻と長編だが、スピード感があって 読みやすい。なんとなく食わず嫌いで池井戸潤さんの作品は読んでなかったが、長く愛されている理由がわかりました。
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映画予告がおもしろそうだっため先に小説で読了。テンポ良く展開が進み、読み始めたら止まらない作品であった。2人のあきらの物語。育ってきた環境は全く違うが2人とも聡明でタッグを組んだ時はテンションが上がった。映画も見てみたい。
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