天岩戸神話を歩く の商品レビュー
戸隠に行く前に図書館のキーワード検索で出てきたため借りたものだが、戸隠の話は最初と最後にほんの少し、ほとんどが高千穂郷のトレッキング日記。神話の里を訪ねてといったコンセプトだが、前半にまとめがあるので詳しくなくても読める。逆に、神話について考古学的学術的考察を求めようとすると、あ...
戸隠に行く前に図書館のキーワード検索で出てきたため借りたものだが、戸隠の話は最初と最後にほんの少し、ほとんどが高千穂郷のトレッキング日記。神話の里を訪ねてといったコンセプトだが、前半にまとめがあるので詳しくなくても読める。逆に、神話について考古学的学術的考察を求めようとすると、あまり適当ではないかもしれない。 図書館の本で一旦返却するが、高千穂を歩く際には是非購入して、本を片手に歩こうと思った。 途中、二上山と高千穂鉄道のところで、内田康夫氏の『高千穂伝説殺人事件』と地元の作家、高山文彦氏の活動について言及があった。戸隠行きに際して内田氏の『戸隠伝説殺人事件』を再読した古いファンの自分としては嬉しくなった。
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筆者自らの足で巡り、目で見た高千穂のことが主観を織り交ぜつつ綴られている。私自身は地元と戸隠のことを知りたくて読みましたが、日本神話について興味を持つきっかけにはちょうどよさそう。
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