あなたのまわりの怒っている人図鑑 の商品レビュー
世の中怒っている人は沢山いるが、どの様な事で怒っているのかを大きな括りで分類してまとめた本。具体的事例もあり、このパターンあるある案件も多くなかなか面白い。 この事例を認識して、自分がこのような人にならない様に心掛けて行きたい。
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さくっと読める割に、後半の解説がしっかり書いてあるから、 アンガーマネジメントについて学びたい人のとっかかりとして、 暇つぶしにこんな人いる〜とあるあるを楽しみたい人にもおすすめできる。 人の怒りのメカニズムを知ると、 自身のコントロールはもちろん、巻き込まれなくて良いトラブル...
さくっと読める割に、後半の解説がしっかり書いてあるから、 アンガーマネジメントについて学びたい人のとっかかりとして、 暇つぶしにこんな人いる〜とあるあるを楽しみたい人にもおすすめできる。 人の怒りのメカニズムを知ると、 自身のコントロールはもちろん、巻き込まれなくて良いトラブルを避けることができるため、有用。 このコロナ禍で一層、勝手に起こっている人が目につくようになったことを逆手にとって、実例を交えて、どういう気持ちが作用しているのかが図解化されているのが、とても分かりやすかった。
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世の中は、ダイバーシティ(多様性)流行。マイノリティ重視、異質な文化や世界を受け入れろなど気づけばフツーの人にとっては住みづらい逆差別!? ものごとの価値観が多様化し、比較的均一性の高かった日本も世界の潮流からは他人事ではなくなった。 しかし、日本には日本古来の考え方や風習や習慣...
世の中は、ダイバーシティ(多様性)流行。マイノリティ重視、異質な文化や世界を受け入れろなど気づけばフツーの人にとっては住みづらい逆差別!? ものごとの価値観が多様化し、比較的均一性の高かった日本も世界の潮流からは他人事ではなくなった。 しかし、日本には日本古来の考え方や風習や習慣があり、それを他国の価値観で否定される事象を見るとやはり一抹の不安を覚えざるを得ない。(例えば、自分たちの宗教を否定されると怒り狂う人が、他国の文化や習慣を簡単に否定するダブルスタンダード) 本書は、怒りの正体を知ることで、冷静に客観視相対化することでやり過ごそうとするノウハウ本です。そこにあるのは、怒りを単純悪とし、いかに表出させず収えこむかです。 考えてみれば、歴史の節目には、民衆の怒りが必ず存在していました。その怒りは、人間が生存するための根源的な欲求の発露であり、多くの独裁国家はそうした民衆の怒りから崩壊しました。こうした怒りは新しい時代を変革していく源泉となっています。 怒りはある意味必要悪だと感じます。もちろん、一方的に相手を攻撃するだけの怒りやネットでの無責任な誹謗中傷には、スルーではなく、社会全体で厳しく対処(パワハラやいじめなどは特に)すべき問題です。その一方で、取るに足りない些末なことに目くじらを立てて争いに巻き込まれるのも避けたいのは当然で、本書が扱う怒りの領域はほとんどここに集中しています。さらに、もう1つ、「冷めた怒り」という決して激昂することなく冷静に物事を考えた末の怒りや不満は世の中に積極的に表出すべきです。 つまり、怒りには大きく分けて3種類あり、 1.冷めた怒り:社会的不正義に対する怒りで消せない 2.生存権に関わる怒り:社会全体で対処 3.個人的な怒り:自己消化 本書は、あくまでも3のみを扱ったアンガーマネジメントだという点は強調しておきます。 著者:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事、アンガーマネジメントコンサルタント。2003年に渡米してアンガーマネジメントを学び、日本に導入。雑誌やテレビなどのメディアにも多数出演。
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最近、怒りっぽくなったなと思う人におすすめ。 【概要】 ●アンガーマネジメントについて、多くの事例 ●怒りの扱いの難しさを少しでも軽減させ、実際に役立てるように工夫を凝らしたつくり ●怒りを小さくする方法、反射的に怒ってしまわない方法等 ●パート別に、次の内容 ・怒りを発生さ...
最近、怒りっぽくなったなと思う人におすすめ。 【概要】 ●アンガーマネジメントについて、多くの事例 ●怒りの扱いの難しさを少しでも軽減させ、実際に役立てるように工夫を凝らしたつくり ●怒りを小さくする方法、反射的に怒ってしまわない方法等 ●パート別に、次の内容 ・怒りを発生させる原因 ・怒りの事例 ・怒りの感情との付き合い方 【感想】 ●図解であり理解しやすい。 ●短時間で読み終えられる。 ●事例が「あるある」で面白い。 ●怒りを抑える手法は6秒ルールやアンガーログといった既に有名な事項の記載が多いが、事例の多さとその内容がこのご時世に合っており共感できる部分が多い。
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怒りの気持ちが湧いてきたら、一呼吸おく。 簡単そうだけど、なかなか難しい。 それを意識して少しずつできるようになれるようになりたいものです。 また、自分の怒りを生む根拠も、少しずつ変えていきたいと思いました。 余裕がない今だからこそ、寛大な心を持ちたいものです。
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新入社員から20代までの社会人は読んでも良い。 SNSの良し悪しに絡めたアンガー事例や時代の変遷による、若年者との接し方についても言及あり。 結局のところ、自分が気を付けてコアビリーフを制御することが重要。 コア:核、ビリーフ:信じているもの 自分が変われば、周りも変わる。 ...
新入社員から20代までの社会人は読んでも良い。 SNSの良し悪しに絡めたアンガー事例や時代の変遷による、若年者との接し方についても言及あり。 結局のところ、自分が気を付けてコアビリーフを制御することが重要。 コア:核、ビリーフ:信じているもの 自分が変われば、周りも変わる。 当たり前の様なことが当たり前でないことへの気づきが大切なのは、言うまでもない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世の中が大きく変化するとき、怒りが蔓延しやすくなる。 コロナ禍で、今までの日常が変わってしまった今、一人一人が怒りをコントロールしないといけない。 100年前のスペイン風邪を経て、世界恐慌があり、第二次世界大戦へと突入していった。 怒りをコントロールしないと、コロナ後に戦争が起こることもあり得る。 怒っている人の例に、自分が当てはまることが多く、アンガーマネジメントの必要性を感じた。
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電車の中で大股開いて座席2人分占領する人、むかつく。詰めればもう一人座れんだろうに。混雑した電車で足を投げ出している人、気は確かか?と詰め寄って、その足先を蹴とばしたい。濡れた傘の先をこっちに向けるな! ときたま空いた電車で寝ていると、すげー大声でおばさんたちが喋りまくる。姦しい...
電車の中で大股開いて座席2人分占領する人、むかつく。詰めればもう一人座れんだろうに。混雑した電車で足を投げ出している人、気は確かか?と詰め寄って、その足先を蹴とばしたい。濡れた傘の先をこっちに向けるな! ときたま空いた電車で寝ていると、すげー大声でおばさんたちが喋りまくる。姦しいとはよく言ったものだ。漢字そのまんま。 アンガーマネジメントという言葉を最近よく聞く。加齢により怒りの抑制がきかなくなった老人も増えているらしい。気づけば最近テレビをみながらコメンテーターに、つっこみばかり入れている自分に暴走老人予備軍の危険性を感じ、ここらでちゃんと対処しておこうと手に取った。 イラストでわかりやすく説明してあるので、とてもわかりやすい。 怒りは6タイプに分かれるらしい。 1 道徳を押し付ける「正義の味方」タイプ 2 すべてに白黒をつける「完璧主義者」タイプ 3 上から目線の「意識高い系」タイプ 4 マイルールを貫く「頑固な心配性」タイプ 5 いつでも大袈裟「悲劇の主人公」タイプ 6 空気を読まない「自由人」タイプ 自分はどうやら1の「正義の味方」タイプのようだ。寸評には曲がったことは大嫌いとある。確かに。周囲の人からは面倒くさい人と思われる傾向にあるらしい。へえ~。言われたことはないけど。面倒くさい人だから言われないのか。 1のタイプはあなたの正義が他人の正義とは限らない、ということを自覚しましょうということが対処法らしい。コロナ禍で話題になった自粛警察はこのタイプ。 う~ん、自分は自粛警察タイプと思ったことはなかった。自粛警察に賛同もしていないし。電車内の迷惑行為に腹を立てている自分に腹を立てているのであって、迷惑行為は迷惑行為だと思うんだけど・・・ この考え方がいけないのか? 一例として、朝の満員電車に登山用の大きなリュックを持って乗り込んできた人に対して、「こんな時間にそんなでっけえリュックで乗り込んでくんじゃんねえ!」と怒るか(自分はこっちだな) 平日に山に行けるなんて羨ましいなあと思うか(そんな人いるの?)で怒るか怒らないかが分かれる。 リュックの例が悪いんであって、例えばベビーカーに置き換えて考えたらいいかと思う。 まあ、なんかしらの事情があんでしょうねえ、と思うようにしよう。どっちみちその人に対して、実際に怒りの言葉を浴びせるほど子供でもないから。あくまで自分の心がざわつくのを抑えるためのフィクションを考えるようにしよう。 アンガーマネジメントで重要なのは、自分が何に対して怒りやすいのかを自覚することらしい。著者はそのためにアンガーログをつけることを推奨している。どこで、何に対して、何時ごろ、どの程度の怒りを感じたか。1週間もつけていると傾向が自覚できるようになるらしい。 自分はもっぱら混雑した駅や電車内でストレスを感じ、怒りの導火線に着火しやすいので、ここさえ対処できれば、穏やかな日常が過ごせそうだ。 2~6のタイプには自分は当てはまらないのだけれども、こういうことに怒りを感じる人もいる、ってことを知っておくだけでも、余計なトラブルに巻き込まれずに済むので、とても参考になる。良い本だ。
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