お父さんはユーチューバー の商品レビュー
なんのために勇吾がテレビ出演にこだわったのが、冴子さんの登場で全てが繋がった。泣けるとか宮崎本大賞を受賞したから借りたけど、そこまでというのが正直な感想。感情移入しきれないのが原因?表現が浅い?ただ富山県という地名が出てきたことには、ご縁を感じた。そこも偶然か。
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奄美大島のゲストハウス「ゆいまーる」そこで暮らす、海香と父の勇吾。海香は絵を描くことが好きで、将来は東京の美術大学に進学したいと考えていた。しかし、ゆいまーるの収入だけでは学費が払えないのでは…と将来を憂いていた。 一方父の勇吾は「ゆいまーる」をもっと盛り上げ、集客を増やそう...
奄美大島のゲストハウス「ゆいまーる」そこで暮らす、海香と父の勇吾。海香は絵を描くことが好きで、将来は東京の美術大学に進学したいと考えていた。しかし、ゆいまーるの収入だけでは学費が払えないのでは…と将来を憂いていた。 一方父の勇吾は「ゆいまーる」をもっと盛り上げ、集客を増やそうと意欲的ではあるものの、いつも的外れなことを考えてはすぐに頓挫するのであった。娘の気持ちにも気づかないままであった。 ところがある時、海香は「ユーチューバー」というものが巷では流行っており、成功すれば稼げることを知る。そしてそのことを父に伝えると勇吾もそれに乗り気になる。「ゆいまーる」で働く「元気」や「一休」そして勇吾の幼馴染「虎太郎」など周りの力を借りて、ユーチューバーとして稼いでいこうと考える。 「またすぐに飽きる」という海香の予想に反して、どんどん軌道に乗っていく勇吾はユーチューバーとして成功していく。しかし、「もっと有名になる」とどんどん過激になっていく勇吾。周りの忠告も聞かず突っ走り、とある事件をきっかけに海香とも喧嘩になってしまう。その異常な「有名になりたい欲」にはとある理由があった。それは海香の出生にも関係がある重大な秘密であった。 その秘密が明かされるとき、親子の絆が試される・海香と勇吾の隠された絆とはそして、最後に海香の下した決断とは。 ユーチューバーという今や身近になった存在を題材にしながら、親子の絆にフォーカスした内容になっている。ストーリーの展開としては随所に勇吾の過去編が挟まることで徐々に秘密が明かされ、読者を飽きさせない構成になっている。 すれ違う親子の気持ちにドギマギしながら、最後に明かされる秘密。そして、親子としての在り方や海香の選択や行動が、読者に感動を与えてくれる。 親子の絆を通した感動のストーリーが読みたい人にオススメの1冊です!
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そんなに上手くいくかな?と思うところもあったので⭐️は2つにしましたが、善意の人のみ登場する温かいお話しでした。
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YouTubeを見る人と本を読む人が いい塩梅に重ならないだろうから これくらいのボリュームがちょうどいいと思いました。 内容も知識もストーリーもちょうどいい
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お父さんがユーチューバーになって 金使いまくって、どんどんイヤな奴になる話 …と思ったら、全然違うくて 最後は映画のように綺麗に終わった 早い段階で展開が読めてしまってたから 驚きはなかったけど みーんないい人で、真っ当で 清々しい終わり方だった 映画化するなら海香役は こ...
お父さんがユーチューバーになって 金使いまくって、どんどんイヤな奴になる話 …と思ったら、全然違うくて 最後は映画のように綺麗に終わった 早い段階で展開が読めてしまってたから 驚きはなかったけど みーんないい人で、真っ当で 清々しい終わり方だった 映画化するなら海香役は この間までしてたドラマ「ばらかもん」で なる役してた宮崎 莉里沙でお願いします 「ばらかもん」見てる時期と この本読んだ時期が同じだったから 私の頭の中では、ずっと 海香は彼女だったよ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ーーあらすじーー 舞台は宮古島。 小学五年生の主人公・海香は、絵が好きで東京の美大に進学するのが夢。父・勇吾が経営するゲストハウス・ゆいまーるの前のビーチで、毎日筆を走らせている。 勇吾はお調子者で仲間からの信頼も厚いが、事業はいつも失敗ばかり。それでもゲストハウスのスタッフや地元の仲間、その都度やってくる宿泊客と楽しく過ごしている。 そんなある日、学校でYouTuberという職業や、ヒカリンのことを聞いた海香。父に話すと、自分もYouTuberになる宣言。 というのも、勇吾は12年前、東京でピン芸人として夢を追いかけていた過去があった。自分でテレビ局が持てたらオーディションなんて全部受かるのに!と考えたことも……。 さっそくカメラと三脚を書い、宮古島の美しい海をバックに自己紹介動画を撮影。ゲストハウスのスタッフに撮影を頼み、海香は気が乗らないが自分でデザインしたチラシを配る。 しかし結果は、5回……。 果たして、勇吾は立派なYouTuberとなれるのか!? そして、YouTuberとして有名になりたいのは、諦めた夢を叶えること以外にも、隠された理由が……。 ーーー感想ーーー 面白いヒューマンドラマ。YouTuberになる夢を追いかけるだけじゃなく、登場人物それぞれの物語があった。 後半の展開はメイン部分は予想出来た、が、それを見越してさらに仕掛けがあった。勇吾が空港までバイク飛ばすシーンは最高だった。 宮古島の描写も美しく、行ったことあるからか、光景が浮び上がる。伊良部大橋からの眺めはまじで、日本が誇る絶景のひとつなんだよなぁ。 また筆者の浜口さんは放送作家もしている事もあって、芸人世界の描写はさすがだった。
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誰でもYoutubeに動画をあげることはできるがユーチューバーになるのは簡単なことではない。その裏にある工夫や苦労を南の島を舞台にして描いた小説か。まあなんと陳腐な設定だがストーリーも描写もあまりに安っぽい感じで、作者が考えるべきは動画作りの苦労話の前に小説の書き方だろうと思った...
誰でもYoutubeに動画をあげることはできるがユーチューバーになるのは簡単なことではない。その裏にある工夫や苦労を南の島を舞台にして描いた小説か。まあなんと陳腐な設定だがストーリーも描写もあまりに安っぽい感じで、作者が考えるべきは動画作りの苦労話の前に小説の書き方だろうと思った。すっ飛ばして斜め読みでも時間が勿体無い。
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流行りのYouTuberに乗っかっただけの話かと思ってたらなんだ、いい話かよ。 出来過ぎなところも多々あるけれどもまあ単純に暖かい気持ちになり、涙も出る。 ズルいわな。
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海香と勇吾の感動的なラストシーンに注目の一冊!『誰であってもどんな子であっても自分と一緒に生活した人、心を通わせた人こそが家族!そんな絆を感じる物語でした』 勇吾はお笑い芸にをを目指すため上京する。芸人を目指す傍、バイトに勤しむのである。 そこで、正樹と出会うが、正樹が事故...
海香と勇吾の感動的なラストシーンに注目の一冊!『誰であってもどんな子であっても自分と一緒に生活した人、心を通わせた人こそが家族!そんな絆を感じる物語でした』 勇吾はお笑い芸にをを目指すため上京する。芸人を目指す傍、バイトに勤しむのである。 そこで、正樹と出会うが、正樹が事故に遭い逝去。残された子どもを引き取ると決意を決めた勇吾は虎太朗とともに故郷の宮古島で子育てをする。 娘が小5になると、有名になりたいと勇吾はユーチューバーを目指す。はじめは苦労の連続で周囲からは、無駄という言葉で片付けらる。 しかし、一緒に住んでいる元気は「実際にやってみるのが大事なんだよ。失敗しても、失敗することに意味があるのさ。自分の体で得た失敗ほど役に立つものはないよ」と声をかける。 そして、自分の強みや良さを見出し成功の道へと軌道を乗せる。 うなぎ上りのなか、有名になることに執着して視野が狭くなっていた勇吾、そして勇吾の民宿(ゆいまーる)に悲劇が起こる。この出来事こそが、転機となる。
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さらさら読みやすかった 宮古島に行きたくなったし こんな綺麗な場所で子供時代送ってみたかった 嫌な人がひとりもでてこない
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