ご飯は私を裏切らない の商品レビュー
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中卒で短期バイトを転々とする主人公が、ご飯の時だけはイキイキ出来るお話。 字面が多いので苦手な人は避けても良いと思います。 別に自分が凄く恵まれているわけではないけど、個人的にはどうでもいいし、どうにもならない事を考えすぎてて面白いです。
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2025年4月現在、紙の本は重版されず中古価格が高騰しています。電子書籍なら安く買えます。 それから、この本には掲載されていない話が2話あります。 ・ヤングエースUP コミック発売記念特別編 「ご飯は私を裏切らない」の前日譚です。ヤングエースUPの公式ホームページで無料で...
2025年4月現在、紙の本は重版されず中古価格が高騰しています。電子書籍なら安く買えます。 それから、この本には掲載されていない話が2話あります。 ・ヤングエースUP コミック発売記念特別編 「ご飯は私を裏切らない」の前日譚です。ヤングエースUPの公式ホームページで無料で読むことができます。 ・ヤングエース 2020年9月号 出張版 4ページの短い漫画です。 国立国会図書館で複写を依頼すれば読むことができます(有料)。
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生き延びるグルメ 生きるか死ぬかの瀬戸際にあるといっても過言ではないのではないか? 《生き物の実態は死に物じゃないか》って、そんなことなかなかいへないよ。 中卒で、さまざまな派遣バイトをこなしながら生きる29歳女性のメシは、過剰なる自意識によって、一種哲学的な生きる考察まで...
生き延びるグルメ 生きるか死ぬかの瀬戸際にあるといっても過言ではないのではないか? 《生き物の実態は死に物じゃないか》って、そんなことなかなかいへないよ。 中卒で、さまざまな派遣バイトをこなしながら生きる29歳女性のメシは、過剰なる自意識によって、一種哲学的な生きる考察まで踏みこむ。われわれはそれをあっけにとられて、しかしズバリ的を射たモノローグを観察するだけだ。 この作家は他のマンガでも定時制高校を舞台にしたり。底は底でも、底なりのハッピーやグレイにスポットライトを当てるので、残酷さみたいなものはまったくない。そこには肯定も否定もない。イデオロギーがないのがいい。
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人の内心の独白と妄想を聞くのが大好きなのでめっちゃ良かった 詳しいから虫系の仕事とか向いてそうだ 規模がデカく考えられるのは普通にすごい そして疲れて帰ってきたあとに結構調理工程多い料理作れるのもすごい 雰囲気といい、そのリアルな日常感が好きだ
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だいぶ昔に最初の方をウェブで読み、最近なんとなく思い出したので読み返しがてら購入。「日雇い ご飯 漫画」で出てくるグーグルは優秀。 ずっと鬱々としているが、別に気が滅入るほどではなく、何となく共感できる部分もあるので好き。アイデンティティクライシスの部分の「私は自分のことを疑ったほうが良いって覚えておこう」というのは本当にそう。算数ドリルは解けるようになったが、ヨトウムシは別に羽化するわけでもなく完結するのがこの漫画っぽいなと思った。
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29歳、中卒、恋人いない歴イコール年齢と、主人公のプロフィールだけ見て陰鬱な内容なのかと思ってましたが、主人公が基本前向きなので気が滅入ることもなく読めました。性別を反転したらそんなことはなくなってしまいそうですが。この手の作品にしては珍しいほどの前向きさ(死にたいとか言わない)なので応援したくなるのもよかったです。 グルメ漫画かといわれると相当あやしく、おいしそうなものや食べてみたいと思えるものが出来合い品以外見当たらないのはどうなんだろう。冷おにぎりのおいしさは理解できましたが、わざわざ冷やして作るのか……。でも、ご飯を食べているときは幸せそうなので、まあ。 何回読み直してもそのたびに新しい発見だったりが見つかるような気がして、ずっと飽きることがなさそうです。調べたら完結しているみたいなので続きは期待できなさそうで残念ですが、いつか続きが読めたら嬉しいです。
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「自分より仕事ができない人を見たことがない」と言う主人公の置かれている状況は決して楽観できるものではないけれど、【底】の状態からは脱していて、自分の特性と社会をなんとか擦り合わせつつサバイブしている、といったところなので、鬱々とし過ぎません。 彼女の「ご飯」は、けして論理的に積み...
「自分より仕事ができない人を見たことがない」と言う主人公の置かれている状況は決して楽観できるものではないけれど、【底】の状態からは脱していて、自分の特性と社会をなんとか擦り合わせつつサバイブしている、といったところなので、鬱々とし過ぎません。 彼女の「ご飯」は、けして論理的に積み上げられた「美食」ではないけれど、状況描写と食から喚起される彼女の感情と思考の洪水によって、「なんか、食べたいかも」と食欲が刺激されます。 食べる気も起きないくらい疲れて帰ってきたとき読むのがオススメです。
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この視点のご飯漫画が見たかった。 ご飯漫画はいつの間にか世に溢れ、その内容も殆どがテンプレート化されてしまったが、鬱方面のご飯漫画はまだまだ少ない。 生に対する喜びを謳歌した末の飯ーー喜びの上乗せや悲しみの上書きや挽回を題材にした漫画は多いが、 この漫画は、生に対する苦しみを散々味わった末の、飯。 ご飯が生きるための一縷の望みのような漫画。 重視されるのは味や見た目、音や匂いではなく、食材の出所。いくらと言う命の小宇宙を体に取り込む喜び…。 主人公はいわゆる"無能"にカテゴライズされる人間で、仕事のミスによるクビを視野に入れ、日雇い・派遣・アルバイトを詰め込みながら転々としている。 物語は、主人公がいかに自分が無能であり、それを補いながら生きていくための自己分析を、決して悲観的ではなく淡々と繰り返しながら、主人公なりに食を楽しんでいく。 これだけ”無能”でありながら、物語中には死に対する積極性はまるでない。そんじゃそこらのくそ安っぽい漫画であれば、2ページめには「死にたい」と言うワードが出てくる。間違いない。 主人公は生を全うするつもりで生きている。そしてその糧を得るための仕事に対して追い立てられるようにでも前向きである。そこに魅力を感じる。 そしてレシピが飯漫画の中でもなかなか異質でいい。 いくらトースト ひやご飯のおにぎり コンミートのマリネ 食べ物は特段美味しそうに描けていると思わないのだが、それを口に入れる主人公の顔が、とても安らかで癒される。 続編強く希望したい…。
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端的に言うと、重くて、仄暗くて、ザラついているストーリー 好きか嫌いか、で言ったら、嫌いではない、と言えるにしろ、他の食系漫画にある、読み手を幸せにする力があるか、は微妙 言い方は悪いかもしれないが、作者の精神状態が心配になる ストーリーもそうだが、絵柄にも酷い刃毀れによって、逆...
端的に言うと、重くて、仄暗くて、ザラついているストーリー 好きか嫌いか、で言ったら、嫌いではない、と言えるにしろ、他の食系漫画にある、読み手を幸せにする力があるか、は微妙 言い方は悪いかもしれないが、作者の精神状態が心配になる ストーリーもそうだが、絵柄にも酷い刃毀れによって、逆に、刺した相手に激痛を与える包丁のような印象を受けた ただ、こうやって、一冊の漫画として世に出る以上は、十分な支持を集めているってことだ きっと、この内容と主人公のキャラクター性で、明日も頑張ろう、と一線を越えるのを堪えた人がいるのだろう それならば、この『ご飯は私を裏切らない』は、漫画読みを裏切っていない いるのか、どうかは判らないが、あえて、漫画を読んで欝な気分に浸りたい人がいるのならば、この単行本を開いてみるべき。多分、望んでいたモノが得られる。その後は、自己責任なので、私は関与しない 何様目線だ、と言われそうだが、一つ、高く評価できる点は、安易なハッピーエンドに着地していないトコだ。最初から最後まで、この主人公は、幸せになれず、かと言って、最悪の結末も迎えず、程よい不遇な日常のままで終えている 悪人でないのは断言できるけど、少なくとも、私は関わりたくないタイプだ。まぁ、あっちも私みたいな人間には接近しないだろう、ヤバい、と感じて この台詞を引用に選んだのは、つい、苦笑しちゃうほど、世の真実を突いているな、と感じ取れたので 身も蓋もないのは確かだが、絶対にそうではない、と否定できないだけの説得力も有している 愛じゃ、心は一時、満たされるだろうが、腹は膨れず、体は動かなくなってしまう 人間、「食べたい」って欲を失わず、美味しいモノを食べた時に、ちょっとの幸せを感じられるなら、まだ大丈夫だ この女性だって、何だかんだで、生きているんだから 「人間は、生きるために必要なものが多くて、もっと少ないと助かりますな。生物が生存するための必要最低限の要素は『二酸化炭素』と『水素』。とはいえ、これで生きていけるのは、バクテリアとかだろう。人間は、死んでしまう!人間にとって、本当に必要なもの、それは・・・・・・愛!・・・いや、ご飯だと思う」(by主人公)
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中卒(通っていたのは1年の春先だけ)、アラサー、彼氏・友達なし、バイト以外の職歴なし(そのバイトもすぐ馘首になる)の主人公の日々と食を描いた連作。底辺に生きる主人公だけど、自身の不安を思考し分析するだけの知性と、主に生物に対する雑学的な知識を持ち合わせているのはファンタジーなんだ...
中卒(通っていたのは1年の春先だけ)、アラサー、彼氏・友達なし、バイト以外の職歴なし(そのバイトもすぐ馘首になる)の主人公の日々と食を描いた連作。底辺に生きる主人公だけど、自身の不安を思考し分析するだけの知性と、主に生物に対する雑学的な知識を持ち合わせているのはファンタジーなんだろうか。不登校になった原因や家族などが語られることはなく、救いのない日常を食の喜びとふわふわした雰囲気がオブラートのように包み込んで微笑ましくさえある。ゆっくり窒息死するしかないような生ぬるい閉塞感。古谷実の作品とちょっと似てる?
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