もう終わりにしよう。 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「もう終わりにしよう」という思いを胸にしながら恋人ジェイクの両親の家へ一緒に挨拶に向かう私。 少し前から起きている謎のいたずら電話と道すがら次第に違和感、緊迫感が高まっていく2人の会話。 この話、どこに向かうのだろう、何か起きようとしている、でも具体的な手掛かりはない。 胸のざわつく心理サスペンス。 解説によると著者の独特なテーマを有した作品は哲学サスペンスというジャンルを築きつつあるらしい。 Netflixで映像化されているというが、まさに映像向きの作品。 特に後半のジェイクはもしかして…を感じ始める辺りからはむしろ文字づらだけでは良くわからず、イメージで読む感じで、自分の中で勝手にカットインが繰り返されていた。 表紙のイラストがちょっとライト過ぎて作品の雰囲気とはミスマッチかなと思った。
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【腹減り度】 なし 【1番美味しそうだったもの】 むしろ不味そうだったものしかない‥ *感想* ぼんやりと、こんなオチかなぁと思っていた通りではあったけどもちょっと理解不能だった‥。 思わずネットの解説とか漁っちゃったよね。 ミステリなのかと思って読んだけど、途中途中どうなるん...
【腹減り度】 なし 【1番美味しそうだったもの】 むしろ不味そうだったものしかない‥ *感想* ぼんやりと、こんなオチかなぁと思っていた通りではあったけどもちょっと理解不能だった‥。 思わずネットの解説とか漁っちゃったよね。 ミステリなのかと思って読んだけど、途中途中どうなるんだろう?というドキドキがありサスペンスというかむしろホラー?って感じ。怖い怖い。 タイトルの付け方は、凄くいいと思う。 微妙な評価つけたけど、冒頭から読み直したらまた違うのかも。ラストそんな感じの推奨文でしたし。 いや、読まないけど。
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映画版が読書会の課題映画だった。映画が原作を乱暴に改変しているとの批判を見て気になって手に取った。凝った構成になっているので、色々な解釈が出来るところもある。なので、映画版は一解釈としてありだと思った。ネタがわかってしまうと拍子抜けするところもあるが、まあまあ楽しめたと思う。
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二度読み必至のスリラーとあるように、最後まで読んでみて、振り返るとこの物語の意味が何となくわかるような仕掛けになっているサイコものスリラー。巻末解説も含め、あまり説明を読まずにとにかくこのあまり厚みのない本に取り組んでみるとよいのだろう。 一言でいえば奇をてらっている。読書...
二度読み必至のスリラーとあるように、最後まで読んでみて、振り返るとこの物語の意味が何となくわかるような仕掛けになっているサイコものスリラー。巻末解説も含め、あまり説明を読まずにとにかくこのあまり厚みのない本に取り組んでみるとよいのだろう。 一言でいえば奇をてらっている。読書中にあまりいい印象を持てずに終始した作品なので、最後に仕掛けがわかっても、読書自体はあまり楽しめなかったかな、との印象が強く残る。 なあんだ、そういうことか、とわかった時にも何故かすっきしりない。作中に、誰かわからない人物の会話がフォントを変えて挿入され、その中でとても気持ちの悪い残忍な異常事件を彼らは振り返っている。その意味も章もすごく短いために忘れてしまいそうな言葉たち。後でその部分だけでも読み返すと、なるほどな、となる。ことによると振り返っても未だわからなかったりするかもしれない。 一人称の独白文体の持つ罠を使ったミステリーというのはままあると思うけれど、ここまで仕掛けを主体にした作品は珍しいかもしれない。Netflixでチャーリー・カウフマンによる映画化が決定とされているらしいが、この作品をどのように映像化するのか、少しも思いつかない。きわめて麻薬的な映像を繰り広げるのだろうか、程度の推測しか思い浮かばない。 いずれにせよ、この奇妙な物語を読んでみてはいかがだろう。個人的には、自分の安全性を守るため、この作品がおすすめですとは言えない。自分が相当に変わった趣向の持ち主だと思われないために、この読書後の感想は、作品同様、謎のままにとどめておこうと思う。 10/3本作の翻訳ミステリー札幌支部読書会(リモート)が予定されているので、その後にこの感想をアップロードしたいと思う。
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ミステリーというかホラーというか。 ずっと違和感を持ちながら読み進めた。 最後は切ない。哀しい。 好みがすごく別れそう。
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うーむ、不穏な雰囲気に満ちた展開はよく書けてると思うのだが、正直最後の展開がよくわからない。 落とし所を失って、ただ終わりにしたような終わり方。不穏さが良かっただけに残念。
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何も変なことはなさそうなのに徐々に奇妙になっていき、最後まで一気に読んでしまったがスッキリはしなかった。ドキドキと奇妙な怖さが丁度耐えられるぐらいで助かった。何か刺激を求めてるのかも。 ネットフリックスに映画があるようなので見たいがホラーが苦手なので本だけにしとこうか。
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これはいわゆる「イヤミス」ってやつじゃないでしょうか。 ぜんぜん知らない作家だったが、表紙がかわいくて読んだ。(と書いて気づいた。そーいや「弁護士ダニエル・ローリング」もこのパターンで、私はどうもこういう画風の表紙が好きなんだと思う) しかし、これはイヤー。 登場人物も語り口...
これはいわゆる「イヤミス」ってやつじゃないでしょうか。 ぜんぜん知らない作家だったが、表紙がかわいくて読んだ。(と書いて気づいた。そーいや「弁護士ダニエル・ローリング」もこのパターンで、私はどうもこういう画風の表紙が好きなんだと思う) しかし、これはイヤー。 登場人物も語り口も嫌。 しつこくてとっても嫌。 なのに、気になって読むのが止まらない!(涙目で読み続ける!) 途中でウッスラと結末の予測はつくんだけど、それでも読むのが止まらない。 その牽引力はぜひ評価したい。 しかし、記憶からは葬り去りたいタイプの本。 両親と、その農場の奇妙な感じの描写が絶妙だった。 絶妙すぎて嫌だった。 親指にバンソウコ二重巻。やだ怖い、と思った。
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何度か本屋でこの本を見かけ、購入。 本のカバーからすでに物語?が始まっていて、これはちょっとずるいなと思う。 大変に訳が難しかったのではないかと推測します。 個人的にはこの作風あまり好きではなかったー! 本棚に置いておきたくない本です。笑
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夜中にクライマックス読むんじゃなかった…哀しい物語。2度読みは必須じゃないけど私はもう一度読もうと思う。今度は昼間に。映像化どうなるんだろう。楽しみ。
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