オールドタイムズ の商品レビュー

本城雅人(著者)

2023/10/09

2023.10 フェイクニュースが本当に簡単に気軽に発信される現代の社会、本当に悩ましい社会ですな。

2023/04/20

ウェブニュース会社の設立メンバーとなった元夕刊紙記者・不動優作。だが発足早々サイト運営は行き詰まり、出資者兼若手ＩＴ社長から、バズり続けるスクープを取れと命じられてしまう。

2022/03/12

20年以上前に近いうちに紙が無くなると聞かされたが、スピード感はゆっくり。
とはいえ、いずれはネットに移行するのでしょうがーー。
真偽を見極める力が弱ってしまうと大変なことが起きてしまいそうですね。

2021/01/17

登場人物それぞれのキャラがはっきりしていて
読みやすい。
それぞれに魅力を感じます。
短編のようになっているが
どの話も面白く読めました。

2020/12/09

114久々の快作。野球と出版物が多い作風だが、今回は傍流のネット関係。仲間もユニークで最後のオチもスカッと！作者一番の出来のような。

2020/10/12

ウェブニュース会社の社会派物語。

記者ものを書かせると断然面白い作者ですが、ウェブニュースでもイケてます。
会社のメンバーは若手からベテランまでの世代や役割を持った7人で、各章で個々にスポットライトを当てているのも読みやすかったと思います。
自分も氾濫する情報に対し「耳当たりのいい言葉にこそ眉に唾をつけて考えよう」という目で見ていきたいと思いました。
シリーズ化希望です。

2020/09/27

面白かったですね。
善悪がハッキリしていますね。
新聞社が紙かネットか。
ネットと新聞紙、自分は両方です。
共存すれば良いと思います。

2020/09/17

「世にはびこるフェイクニュースを暴こう」リストラ同然で新聞社を辞めた不動は、仲間とウェブニュース社を設立する。以前に著者の本を読んだ時には良くも悪くも男っぽいイメージを持っていたが、本書はイマドキの時事ネタがてんこ盛りでかなり取っつきやすくなっていた。なかなか面白かったけど、ちょっと取り扱うネタが小粒感があるものもあり少し退屈な部分も。主人公の不動さんは好き。ウェブニュース社にいながら、あくまでメモ帳と蛍光ペン持参のアナログさ、仕事に実直な姿勢が好感度大。そして今更だがネット社会の恐ろしさを再確認。

2020/09/03

タイムリーなフェイクニュースがテーマだが、最後はコメディ？本城さんハズレはないが、飛躍や粗い部分、誤植多々あり。それでも楽しく読了。

2020/08/05

新聞社を早期退職して“オールドタイムズ”というネットニュース社を立ち上げた3人。さらに様々な業界から迎えた若手3人と、スポンサーで会長の1人を加えた7人が、世間にはびこるフェイクニュースを暴いていく痛快作。彼らの一人一人を主人公にした連作形式のため雑誌連載だと思っていたが書き下ろしだった。（苦言：誤植が多すぎる。数えたわけではないが2桁に迫りそうな数があった。内容がよいだけに、単純な見落としならもったいないと思う。）