コロナ時代の経済危機 の商品レビュー
コロナ時代の政治危機の乗り越え方について、池上彰と増田ユリアが語った一冊。 2020年7月出版と今となっては若干古いものの、「歴史に学ぼう」という基本的な姿勢は正しいと感じた。
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政治と経済のあり方について、大恐慌時代のアメリカの話は政治が市場介入することについての是非の勉強になる。 ブロック経済は、自分はプラスの意味で習い、ブロック経済のおかげでアメリカが復興したみたいに習った気がしたが記憶違いだったかな。 コロナで、支持率を上げた国のトップと、支持率の...
政治と経済のあり方について、大恐慌時代のアメリカの話は政治が市場介入することについての是非の勉強になる。 ブロック経済は、自分はプラスの意味で習い、ブロック経済のおかげでアメリカが復興したみたいに習った気がしたが記憶違いだったかな。 コロナで、支持率を上げた国のトップと、支持率の下がった国のトップの話は笑えた。日本という国について、第三国の視点で見たら、トランプ大統領とそんな変わらないのかなw 巻末にはドイツのメルケル首相の演説が載っているが、 国家の危機に瀕した際に「心」で伝える事大事だよね。
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雑誌で紹介されていたので、読んでみた。 テレビにもよく出ている、池上彰と増田ユリヤの対談形式で世界恐慌など過去のいろいろな危機をひもとき、コロナ危機の現状について解説している。 出版から1年経っているので、既に状況が変わっているが、びっくりするぐらい変わっていない状況もある。...
雑誌で紹介されていたので、読んでみた。 テレビにもよく出ている、池上彰と増田ユリヤの対談形式で世界恐慌など過去のいろいろな危機をひもとき、コロナ危機の現状について解説している。 出版から1年経っているので、既に状況が変わっているが、びっくりするぐらい変わっていない状況もある。 オリンピックが、緊急事態宣言の中行われるとは誰も想定していなかっただろうし、いまだに旅行にも行けない。 アメリカなどがあれほど死者を出しながらもワクチン接種のスピードが速く、既にほぼコロナ前に戻っているというのを見るとやはり日本もワクチン接種をもっと早く進められればこんな状況にはならなかっただろう。やはり危機的事態に直面したときには、政治家の力が問われるということなのだろう。 個人的にはできることを淡々とやりながら、この時期を乗り切るしかない。
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いつもの事だけど非常に分かり易くて読みやすかった。 『弱者に寄り添うのが民主主義』と言うフレーズが印象的。 根本的に原点を見つめ直すという点では、コロナ禍も悪く無いのかも。
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高3世界史選択です。 会話調で構成されているため分かりやすく、経済用語を知らなかったとしても説明をしてくれているためとても読みやすかった。
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コロナとは関係ない話ばかり。 ボーナスアーミー=第一次世界大戦の復員兵がボーナスの繰り上げ支給を求めてデモ行進した事件。マッカーサーは兵士を攻撃した。ルーズベルトは、エレノアを派遣して、食事を提供し、市民保全部隊の仕事を与えた。 ルーズベルトの時代に、グラススティーガル法を制定...
コロナとは関係ない話ばかり。 ボーナスアーミー=第一次世界大戦の復員兵がボーナスの繰り上げ支給を求めてデモ行進した事件。マッカーサーは兵士を攻撃した。ルーズベルトは、エレノアを派遣して、食事を提供し、市民保全部隊の仕事を与えた。 ルーズベルトの時代に、グラススティーガル法を制定した。 これはクリントン政権で廃止になった。 ルーズベルトは4選を果たした。 第一次世界大戦後のメイドインジャパンは粗悪品を輸出して評判を落とした。 浜口内閣で、金輸出解禁で金が流出した。
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コロナによる経済危機に対して、国がどのような対応を取るのかについて理解をしたくて読んだ本。 世界恐慌、昭和恐慌、オイルショックと、過去の経済危機へアメリカと日本がどのように対応したかを踏まえて、コロナショックをそれらの延長線上の問題として捉えられるようになった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
過去の経済危機の対策が(うまくいったにしろ、うまくいかなかったにしろ)今の状況を考える上で参考になるということがよく分かる。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ってやつでしょうか。池上さんは現在の政府の対応に関して問題点を提起するというスタンスに見えるけれど、益田さんは明確に批判するというスタンスなのが目につく。元がテレビの企画のようだから立場をはっきりさせる必要があるのかもしれない。「はじめに」後の本文から池上さんの口調が砕けた感じになっているのがずっと気になりっぱなしだった。書籍にするなら文体を丁寧語に変換してもよかったのでは? 巻末のメルケル首相の演説内容はしびれる。
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筆者は、世界恐慌、リーマンショック、昭和初期の金融恐慌の歴史に学び、危機を乗り越えるべきだと主張する。印象に残ったのは、世界恐慌の時、フーバー大統領が議会のスムートホーリー法を承認し、関税が引き上げられることになったが、ヨーロッパはブロック経済で対抗したというくだりである。現在の...
筆者は、世界恐慌、リーマンショック、昭和初期の金融恐慌の歴史に学び、危機を乗り越えるべきだと主張する。印象に残ったのは、世界恐慌の時、フーバー大統領が議会のスムートホーリー法を承認し、関税が引き上げられることになったが、ヨーロッパはブロック経済で対抗したというくだりである。現在の米中経済対立を彷彿とさせる。同じ過ちを犯していると感じた。現在のコロナ禍においても、もうそろそろ、感染対策だけでなく、経済をどう回していくかに知恵を絞るべき時期にきているのだと再認識した。過去の経済危機について学びたい人におすすめです。
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今までの不況や災害の歴史を振り返ってみています。そして現在のコロナの状況と比較しています。 ドイツのメルケル首相の演説がとても国民に響いて良かったと言うことです。 私も確かに良くて、全文が読めたのも良かったです。
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